塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り おもちゃ絵 手遊うつしゑ&風流うつしゑ

2024-03-14 02:50:43 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「手遊うつしゑ」「風流うつしゑ」(天保年間・1830~44頃、
作者?、版元:江崎屋辰蔵)で、写し絵の見世物が大流行し、寄席などで
も行われた。黒の背景に丸枠に描かれたのは、幻灯機のレンズに由来
している。怪談話ネタが多いため、写し絵にもお化けがよく登場した。

 次は、「新板天満宮尽」(天保年間・1830~44頃、歌川貞房画、版元:
江崎屋辰蔵)で、中央は京の北野天満宮、右が大坂天満宮、左が亀戸天
満宮。その他、日本各地の天満宮が描かれている。

 そして、「天神掛物尽くし」(文政年間・1818~30頃、歌川安峰画、
版元:江崎屋辰蔵)で、天神さんの掛け物、絵師と版元の名は下段右から
2枚目の絵の左右に入っている。

 また、「天神掛物尽くし」(弘化年間・1844~48頃、作者不明、版元:
江崎屋辰蔵)で、大きめの天神さんの掛け物3点。江辰の出版物では後
期作品だ。
tabashio-museum(墨田区横川1-16-3)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする