塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 刀装具 祝飾図小柄

2020-03-31 05:41:19 | ミュージアム巡り_2020
 次は、後藤光保作の「祝飾図小柄」(18〜19世紀作、Kozuka
with the motifs of Celebration Ornaments)。
 長柄銚子風文様の図が配色されているように見えるが、焼き物の
器に松や梅、蝶熨斗が盛られ、竹のような長柄を差しており、これ
こそ目出度い松竹梅の吉祥意匠を尽くした飾り物だ。いやー目出度
い、めでたい。
大阪歴史博物館・OMH (大阪市中央区4-1-31)

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ミュージアム巡り 刀装具 柄鏡に櫛図小柄

2020-03-30 05:43:49 | ミュージアム巡り_2020
 次は、後藤光方作の「柄鏡に櫛図小柄」(17〜18世紀作、Kozuka
with the motifs of Hand Mirror and Combs)。
 この絵柄を眺めていると、郭にどっぷりと浸って酒と女の酒池肉
林を感じさせるものがある。しかし、これも武士の粋な心得の肥や
しになったんではと思ってしまう。
大阪歴史博物館・OMH (大阪市中央区4-1-31)

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ミュージアム巡り 刀装具 鞍馬天狗図小柄

2020-03-29 05:24:42 | ミュージアム巡り_2020
 次は、後藤運乗作の「鞍馬天狗図小柄」(17世句作、Kozuka
with the motif based of the story of Kurama-Tengu)。
 鞍馬天狗は京の鞍馬山に祀られた尊天の一尊大天狗で、牛若丸
に剣術を教えた伝説が残り、鬼一法眼と同一視される。右側で薙
刀を構えているのが牛若丸。
 そんな鞍馬山魔王大僧正が配された小柄を身に付けていたら、
世間に怖い者なしと信じられていたのだろう。
大阪歴史博物館・OMH (大阪市中央区4-1-31)

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ミュージアム巡り 刀装具 鞍図小柄

2020-03-28 05:52:27 | ミュージアム巡り_2020
 次は、後藤休乗作の「鞍図小柄」(17世紀作、Kozuka with the
motif of Saddle)。
 乗馬の装具のひとつ鞍も小柄の題材になっている。クルマで言う
シート=鞍で、安定感のある鞍こそ武士の生活に結びつけている。
大阪歴史博物館・OMH (大阪市中央区4-1-31)

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ミュージアム巡り 刀装具 三十六歌仙図小柄

2020-03-27 05:41:59 | ミュージアム巡り_2020
 次は、細野惣左衛門政守作の「三十六歌仙図小柄」(17〜18世
紀作、Kozuka with the motifs of Thirty-Six Great Poets)。
 政守は細密な毛彫平象嵌び作風が特徴で、この作品は幅10cmに
満たない横長の小柄に36人もの人物を表し、その着衣の色や形、
文様まで表しており、とても繊細。
大阪歴史博物館・OMH (大阪市中央区4-1-31)

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