西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

本年4月1日時点の保育所待機児童数は、昨年から 65 人増えて121 人。この問題は、まだまだ本市における重要課題の一つであり続けると思われます...

2024-05-13 14:48:36 | すべての人にやさしいまちを実現するために

この土日のメインイベントは、土曜日に開催された伏原町自治会の創立50周年記念式典&総会。
ご縁を頂いて会員・役員・事務局長・顧問など様々な立場で、かれこれ20年以上関わりを持たせて頂いています。
50年の間には阪神淡路大震災やコロナもあったわけで、口で言うのは簡単だけど、ほんとにすごいこと。
この翌日には自治会による恒例の公園清掃にも参加してきたわけですが、改めて、多くの方々によって地域の力が成り立っていることを感じる、良い機会を頂きました!
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さて本題。
本日、令和6年4月1日時点での、本市の保育所待機児童数が公表されました。
国の定義に基づく待機児童数は、昨年から 65 人増加して121 人。
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待機児童に含まれない児童を含めた、保育所等へ入所できなかった方も 146 人増加して1,258 人となっています。
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なお「保育所等へ入所できなかった方」と「国の定義に基づく待機児童数」に差が生じるのは、以下のとおり「育児休業中の方」や「特定の保育所等のみを申込されている方」は「国の定義に基づく待機児童数」には含まれないから。
なので保育所への入所を希望する保護者の実感と、「国の定義に基づく待機児童数」の差には、かなり乖離があるように思います。
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●本市の保育需要率(≓保育所に子供を通わせたいと考える保護者の割合)は政令市・中核市平均に比べて低いことから、今後も需要率は増加すると考えている。
●そのため、引き続き、対策を講じなければ待機児童数は増加に転じると考えている
●全国的な保育所等の利用児童数のピークは令和7年とされているが、本市のピークは全国の状況から少し遅れて到来すると見込んでいる
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という考えが示されたのは、昨年の3月議会でのこと。
概ね、市の予測通りに事態は推移していると思われ、本市では、まだまだ保育所の待機児童問題は、市政における重要な課題の一つとしてあり続ける可能性が高いと考えています。
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【ご参照】
保育所の利用希望者数がピークを迎えるのは令和7年度以降。少なくとも、それまでは待機児童対策を進める必要がある!という考えが示されました。@2023年2月のブログ

なお年齢別の待機児童・利用留保児童数(とりわけ待機児童数)を見ると、1.2歳児への供給を強化するべきなのは明らか。
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なのに0~2歳児を対象とする地域型保育施設の募集を行おうとしないのは、どうにも解せない...
今となってはピークが見えてきたこともあり、応募する施設があるか自体が怪しいですし、手遅れの感は否めないんですけどね。
つくづく、いろんなことが後手に回っていると思います。。
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【ご参照】
保育所待機児童数は前年度に比べると減少。とはいえ、まだまだ出来ることはあるはずなわけで。@2021年5月のブログ

なお、そうした観点からは、同僚のたかの議員が提案している「認可保育所の年齢別定員の見直し」は、非常に重要な視点だと思っています。
この件、実現に向け、会派としてしっかり推していかなければなりませんね。
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一般質問のご報告、最終回。ガチ論戦の模様をどうぞ! | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

この状況を受けて、「今後も不足する1、2歳児の受入枠拡大に向けて、より重点的に取組みを進め、待機児童の早期解消に努めてまいります。」と言っているわけですから、それなりの内容を進めていくのは、市の責務。
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石井市長の重要公約の一つでもありますしね。
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みんなの声からつくった石井としろうの公約 | 石井としろう 西宮市長 (toshiro.jp)


この件、引き続き、強い関心を持って推移を見守ると共に、私が必要と考える指摘・提案等、行ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


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