西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

神戸新聞連載の「検証 西宮市政」は、これにて終了。「議会にも責任がある!」との指摘、肝に銘じます。

2017-05-23 15:23:03 | 主張・広報と活動のお知らせ

「淡水の水槽飼育では繁殖しない!」と聞いていた、我が家のヤマトヌマエビが卵を抱えだして、ビックリ仰天。
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慌てて調べてみたところ、どうやら「淡水では卵は孵化しない!」ということらしく、卵を産むまではあるんですね。
知らんかった。。。

と、そんな話はさておき、先日からのブログの続きですよ。
以下が神戸新聞連載の「検証 西宮市政」の最終回です。
それでは早速どうぞ。

★★★★★★★★★★★★★

「検証 西宮市政」 今村市長 就任3年(下)

見えない市長選


議会 候補者の一本化難航

 18日の会見で次期市長選の意向を問われた西宮市長の今村岳司氏(44)は「ここで言うつもりはない」と明言を避けた。3年前の当選直後は「最低2期、できれば3期やりたい」と述べていたが、自身の進退についてはその後、沈黙を保っている。現在までに立候補を名乗り出ている予定者は出ておらず、残り1年を切った市長選の行方は不透明なままだ。
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 これまで全会派が一致して、今村氏と激しい衝突を繰り返してきた市議会。過去12回の市議会定例会で、議案の修正や今村氏への批判決議がなかったのは、わずか3回。いずれも「市長が今村氏でなければ、問題にならなかったことばかり」(市議の一人)とし、今村氏個人の政治姿勢や資質などに強い不信感を示してきた。
 しかし、今年に入ってその様相は変わってきた。2年連続で修正されてきた当初予算案は、2017年度初めて原案通り可決した。
 主要会派2派が反対に回った条例案は賛成多数で可決。賛成に回った会派は「是々非々で対応していく」と語るものの、事実上の方針転換を図り、「反今村」体制で結束しつつあった議会に、ほころびが見え始めた。
 最大の原因は、議会側が明確な対立候補を立てられないことだ。何人かの名前が浮上することもあったが、「明確な勝算が見込めない」との理由から各会派が立候補予定者を一本化する動きは見られない。
 別の市議は「市議時代、連続トップ当選を果たしてきた今村氏に対して、選挙に強いというイメージが根強くある。今村氏が表向き『改革』を打ち出しているだけに、対抗できる争点も見つけにくい」と話す。
 今村氏が初当選した際、市長選の準備を始めたのは13年1月。同4月以降、月1回のペースで政策を書いたチラシを市内全戸(約20万戸)に配り、知名度の浸透を図った。
 今村氏に「NO」を突きつけるなら、代わりにどんな対立軸を描き、市民に示していくのか。攻勢を掛けていたはずの議会は今、大きく存在意義を問われている。市長選まで残り10ヵ月。選択の時は近づいている。   (前川茂之)
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市長のイメージ
「発言、配慮足りない」

 連載最終回は、今村岳司市長に対して市民が抱いているイメージについて、300人アンケートから紹介する。
 まずは今村市政への評価が最も高かった80代の女性層から。無職女性は「古い西宮の殻を破ってくれる人。もう2、3期やってもらわないと」と若さに期待する。今村氏のフェイスブックをチェックしているという30代の女性会社員は「自分の理想に向かって行動しているのが伝わってくる」と全面的に支持する。
 こうした好印象の声がある一方で、最も多かったのは今村氏の言動に対する苦言だった。40代無職女性は「自分の発言に対して他の人がどう捉えるかの配慮がたりない」と話し、70代無職女性は「品格がない。たばこ・窃盗発言も反省していないし、幅がない人だと思う」などと不快感を示した。
 かつて今村氏に投票した人たちからも、不満の声が聞かれた。「就任前に言っていたことと、市長になってからやっていることの差が激しい」(60代男性会社員)、「もっと変えてくれるかと思ったけれど何も変わらなかった。結局、誰がやっても一緒なんだと思った」(50代男性会社員)。
 今村氏への注文を聞くと、「もっと目に見える実績を市民に示してほしい」(50代男性会社員)、「1人で暴れ回っている印象。改革をしようと思えば仲間をつくった方がいいのでは」(70代無職男性)などの声が上がった。
 最後に、西宮市のイメージがどう変わったかも質問した。「変わらない」という答えが68%で大半だったが、「悪くなった」と答えた人は53人で18%。「良くなった」と答えた40人(13%)を上回った。

(まとめ・前川茂之)

★★★★★★★★★★★★★

あくまで個人的意見ではありますが。

「全会派が一致して、今村氏と激しい衝突を繰り返してきた」わけではないんですよね、この3年間。
私が所属する「会派・ぜんしん」の前身である「蒼士会」は少なくとも市長就任後、1年以上にわたって市長とは比較的、友好的な関係にあったわけですし。
また「議案の修正や今村氏への批判決議」が起きたのは、「市長が今村氏でなければ、問題にならなかったことばかり」というよりは「市長が今村氏でなければ、起きるはずがない問題ばかり...」という面が強いのかな、と思っています。
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【ご参考】
さよなら「蒼士会」。新会派も、もちろん是々非々の立場で頑張ります!@2015年11月のブログ

一方で、第三者から見たときに、こう見える面もあるということは肝に銘じておかなければなりませんね。
いろんなことについて、できるだけフラットな視線で見ていくこと、とても大切だと思いますし。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。