MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

レッドライン 奪還

2022-11-01 23:08:04 | 洋画未公開
11月になり、早いもので今年も後二ヶ月しかありません
私自身も三途の川はまだ見えないものの水の流れが聞こえてくるような場所に来てるんだなぁって思う昨今ですが、いつ韓国みたいな事件事故日活見舞われるかも
そんなことを気にせずにせっせと毎日DVD三昧
さて今月は2日がリリース初日ってことで今日はフライングの日、いちおう家にはまだ見るものあるんですがねぇ
 
やっぱウキウキと新作レンタルしてきて、最初に選んだのがこの作品
いや、はっきり言って画質とかが荒っぽい
いや内容も荒っぽい、沢山死人が出る映画、こんだけ撃ち合えば死人は出るわなぁ何せNYの街中ではウージーぶっ放す訳だし、流れ弾に当たっている人もいるんだけど・・・
 
ってことで天才地下ハッカーの奥さんが誘拐され身代金の支払がまずはビットコインってのが映画では新しい、現実では起きてるようですねこ言ったネット誘拐が
さらに天才ハッカーって言うたらこういう作品では腕力まるっきしダメ人間ですが
この作品では銃の腕も腕力も人並み以上の持ち主
誘拐されて身代金持ち逃げされて怒り心頭
一人で妻を探し回って犯人への足掛かりの麻薬売人のもとを襲撃すると
そこではNYPDの刑事が潜入捜査中での麻薬取引中
まぁ現場は血の海になるわなぁ
 
そこで潜入捜査官のブレスナン刑事がこのハッカーを追いかけるものの逃げられて
ハッカーは追っかけてきた捜査官をしらべるとなんと彼は昔奥さんを殺されていて
ってことでアメージングDCのページにはこのハッカーと刑事が手を組んでって梗概にはなってるんですが
全く手は組みません
 
あくまで捜査官としてハッカーを追い詰めていく
ハッカーはこれまた妻を探して・・・ってことで彼の父親が牛耳ってる町に二人が向かうものの二人はあくまで最後まで平行線ですからねぇ
そんな街では保安官が組織に追随しているような町で
2組の組織が勢力争いをしており、ってことでハッカーはやってくる
NYPDもはややってきて、まずはNYPDがブレスナン除いて全滅させられてしまうし
彼につけられたのは新人保安官でしかなく
 
この街の一人のボスでハッカーの父親にジョン・キューザックが出ていたんですね
とにかく最初は人員整理するのが難しかったけど
人物相関画わかるとかなり面白く見られる作品
血の繋がりも仕事で生まれる親近感も何もかも個人的な問題でふっ飛んでしまうという希薄な人間関係の希薄さが素晴らしい
そんな中で自分の仕事っていうか仲間を失ったNYPD刑事の刑事魂というか復讐心
最終的に妻が殺されていてその仇を討つハッカー
という二人の人間としての矜恃を守り抜いた男二人の生き様を見る作品
 
2021年製作、アメリカ映画
ブライアン・スキーバ脚本・監督作品
出演:エミール・ハーシュ、ジェイク・マンリー、エリザベス・ラドロー、グラハム・パトリック・マーティン、ウィリアム・カット、ジョン・キューザック
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女の警察 乱れ蝶

2022-11-01 17:40:35 | 邦画
「女の警察」4作目で最終作。全作と同じ1970年公開の作品ではあるものの、なんとダイニチ映配の配給作品ということで、日活末期の作品となるし
にダイニチ映配そして日活の各ロゴ映像の後にアロー・エンタープライズ製作のロゴが入る
ということで日活は配給で作った会社というか製作資金は小林旭さんの会社による資金で作られた作品だったんですね

 
小林旭の会社での作品ということで、もちろんキャストは日活専属俳優や繋がりとして青江三奈さんとか牧紀子さん、そして今篝のおとうと分として郷鍈治、ライバルとして内田良平さんとか日活の役者さんが大量に出演されてるのは当然なんですが
鍵を握る女としては水野久美さん、内田良平の妹として松本めぐみさんとか、悪役の一人に大映の北城寿太郎さんとか北原義郎さんとかが出してると
 
私にはとっても、もはや日活の映画ではないと思える。さらにこの日活末期に監督を小沢啓一が務めているからか
一作目二作目の原作者梶山季之さんの経済社会的な裏打ちの作品から、三作目の歌謡映画から、ニューアクションといった雰囲気の作品になっていたようですね。
ニューアクションっぽい雰囲気の作品で個人的には好きな作品の一本と言っていいけど
小林旭はこの後この作品んと同音異曲的な「ネオン警察」を日本撮って日活を去っていくんですね
 
今作では篝をターゲットにして彼を銀座から追い出そうとすると総会屋と篝の昔の女水野久美は今は男女の関係
行方不明になった女を求めて三宮から大阪の奥座敷別府に向かう瀬戸内を航行するヘリーで流れる青江三奈さんの『夜の瀬戸内』がオープニングとエンディングにかぶる
小澤啓一さんでもこう言った作りをするんですね
 
ヒロインのは多分に水野久美さんだと思うけど準ヒロインとしては夏純子さんでしょうかねぇ
イキイキとした演技が光る彼女、次世代のは日活を支えるものとして思うものの現実日活はポルノに舵を切って彼女のとってはある意味時期的に不幸だったかなぁ
 
1970年製作、日本映画、アロー・エンタープライズ作品、日活配給ダイニチ映配配給作品
小澤啓一監督作品
出演:小林旭、青江三奈、水野久美、内田良平、郷鍈治、三田村元、北原義郎、内田朝雄、牧紀子、松本めぐみ、夏純子、佳川ヨコ、喜多野純、太田とも子、麻生れい子、江角英明、柳瀬志郎、マイク・ダニー、北城寿太郎、木島一郎、玉村駿太郎 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする