美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「川柳歳事記

2023-09-23 07:40:30 | 川柳マガジン
ジョーク
冗談と言ってるけれど目は本気
ジョークだと言ってくださいこの知らせ
元気出るジョークが欲しい日本国
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「誹風柳多留

2023-09-22 07:54:50 | 解説
下女の兄ぐらつくやうにかしこまり
下女の兄が田舎から出てきて、妹の主人の前で畏まっている様子である。普段正座したことなどないので、足が痺れてぐらついてくる。兄がなぜ田舎から出てきたのかはわからないが、畏まっているということは、妹に何か不始末があったからかもしれない。好きな男でも出来たか、田舎へ帰りたいと言い出して、兄が呼ばれたのかもしれない。余計なことかもしれないが気になる。
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「川柳歳事記

2023-09-22 07:51:37 | 川柳マガジン
ジョーク
冗談と言ってるけれど目は本気
ジョークだと言ってくださいこの知らせ
元気出るジョークが欲しい日本国
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「川柳歳事記

2023-09-21 07:40:20 | 川柳マガジン

避難所に希望のあかり呱呱の声
被害者の命加害者より軽い
朝の陽が今日の命に点火する
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「誹風柳多留

2023-09-20 07:28:08 | 解説
門すゝみ下女わりい事しなさんな
門涼み=夕涼みである。下女の浴衣姿が粋に見えたのか、男がちょっかいを出そうとしたらたしなめられたのだ。下女の言葉は本心とは限らないし、相手もそれで諦めるような手合いではない。相も変らぬ男と女の駆け引きは、思わぬ結果を生むこともある。だからおもしろいし、興味をそそられるのである。
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「川柳歳時記

2023-09-20 07:25:51 | 川柳マガジン
反応
心配はないと胎児が腹を蹴る
いつの間に手拍子打っているおけさ
この匂いこの水だよと鮭戻る

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「川柳歳事記

2023-09-19 07:37:06 | 川柳マガジン
小説
小説の先が気になり午前二時
サスペンス背筋が凍る夜を読む
小説に青雲を見た少年期
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「誹風柳多留

2023-09-18 07:29:15 | 解説
杖のたび下女おつついて子をあやし
「杖のたび」とは、駕籠かきが息抜きのために歩を止めて休むことである。乗っているのは幼児であろう。止まる度に乗っている子供をあやすということだが、子どもだからぐずって駕籠を止めさせたとも考えられる。乗っているのが子どもだけなら、そう頻繁に駕籠を止めることもないだろうからである。
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「川柳歳事記

2023-09-18 07:25:44 | 川柳マガジン

風よ止まれ今睡蓮が開きます
今ならまだ出来るパソコン向かい合い
目の奥に燃えてるものが今もある
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「川柳歳事記

2023-09-17 07:51:47 | 川柳マガジン
東日本巨大地震
慎太郎の記事もツナミに押しやられ
大震災一兵卒も手が出ない
原発の煙にどこか嘘がある
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