バッカス日記

酒をこよなく愛し。屁理屈をこよなく愛し。そこで、ペンネームも「リクツ(理屈)バッカス」のオジサンです。

(呪縛)を考える

2015-07-16 09:13:17 | Weblog
台風接近お見舞い申し上げます。

関東は、雨が強いぐらいですが、進路に当る地域の方々は大変ですね。

さて、こんな天気なので、「忙中の閑」を利用して現況報告。



暑さが少しだけ収まった定休日。向かった、みかも山はゆりの花がお出迎え。



足を痛めたカァちゃんは、未だ少ししか歩けない。最短コースをゆっくり歩いて下山。
それでも、「ちった~気持ちが晴れた。」そうだ。



麓の池ではカモ達が水浴びしている。


点滴の友。

 

戦後70年。流行に乗り、日本人の呪縛・あの戦争がマイブーム。

「続・竹林遥か遠く」(ヨーコ・カワシマ・ワトキンス著)朝鮮半島北部から家族と引き上げてきた少女の壮絶な物語(アメリカの教科書にも登場。)の続編。日本まで辿り着き兄と再会した後のお話。
あの時代、生きることの大変さが身に沁みる。そして、兄妹達のたくましさに感動。
戦争の非情を勉強させられる。

「あの戦争と日本人」(半藤利一著)日本人は何故「あの戦争」に突進してしまったのか?
時代の指導者と新聞の責任。情報を知らされない大衆の恐ろしさ。大日本主義の弊害。
反省が不得意な国民性。今の社会にも通ずる日本人の特性が映し出され、(計画し直した方が良いのに誰も責任取らない新国立競技場や、絶対に安全だ!と、思考停止して大事故に到った原発の様に・・・)深く反省させられる。

浅弱な反戦論も頭に来るが・・・真剣に省察を続けることが大事だと思う。