バッカス日記

酒をこよなく愛し。屁理屈をこよなく愛し。そこで、ペンネームも「リクツ(理屈)バッカス」のオジサンです。

課題図書についての続編

2008-02-24 09:51:39 | 趣味
先日読了した村上龍の『昭和歌謡大全集』です。



これは、次男坊からの「課題図書」


お話は、バブル崩壊後の(つまり現代の)日本。場所は調布市。
現代風の訳の判らない若者達とおばさん達のお話。

村上龍のグロでバイオレンス溢れる作風は慣れるのにチョッと時間を要しますが、
そのフィルターを超えたところに作者のコミカルな現代風刺があちこち見えて、私は「そこが好き」
(『チャンチキおけさ』も良かった・・)


勿論テーマはそのままダイレクトに迫ってきて、所謂、亜流の唯のグロとはレベルが違うのです。
そこの違いを次男に勘違いして欲しくない父親なのです。(向こうの方がよく判ってるか・・)

良質な小説を読み続けると、とても濃密な時間をすごしている幸福感には浸れるのですが、自分がこんなものを書けるはずが無いと、鼻から思ってしまう私なのデス。

と言うことが・・・



最近買った村上春樹『意味が無ければスイングはない』の後書きで
村上春樹自身が書き始める前思っていたと述べていました。(この本はまだ後書きしか読んでない。)

小説を書くと言うのは、私のようなお喋りには向いていないと思います。

むしろ、子供たちが面白いのを 怖いもん知らずで書いています。

長男が中学生のとき書いた、第一次世界大戦中の西部戦線に従軍した、ドイツの木こりの青年ハンスの話なんて、存在感と哀愁があって続編が読みたいくらいです。

でも、なんだかんだ言っても、「書いている人」たちの話は聞きたいですネ。
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課題図書について

2008-02-15 13:13:41 | 読書
先日読んだ村上龍の「5分後の世界」です。



村上龍自ら自分の最高傑作だと言うだけ合あって、読み応えもあり、「よくぞ日本人に生まれけり・・」と感動しつつアッという間に読了してしまいました。

思わず、長男に「お前も早く読了しろ!」とハッパをかけ、長男も興奮して読んでいます。

この本は、次男からの「課題図書」です。

「課題図書」とは、家族内で是非読んでもらいたい本を回すことです。



この塩野七生の「コンスタンチノープルの陥落」「ロードス島戦記」「レパント海戦」の『レパント三部作』は長男からの「課題図書」・・・

漱石の「吾輩は猫である」に出てくる「このオッタンチン・パレオロガスが!」とクシャミ先生が奥さんを詰る台詞に使われた コンスタンチン・パレオロガスはこのコンスタンチノープルの最後の皇帝でした。



辻邦生の「背教者ユリアヌス」上下です。やはり長男からの「課題図書」でしたが
私の好きなローマ皇帝ユリアヌス帝が末期のローマ帝国を立て直そうと苦心する姿が、作者の叙情的美文で書き連ねられ、何回も涙が込上げてきて困りました。
(おじさんは涙腺が弱くなってきているのです。)

判官びいきの方にはお勧めの本です。

この「課題図書」は本当は私が、子供らに勧める本だったはずが、いつの間にか
こちらの宿題の方が多くなって、アップアップしております。

しかし、読了後、子供たちと感想を話し合うときは、同好の家族を持つことの
至福感に浸るのですよ、単純オヤジとしては・・・
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飲み友達です。

2008-02-14 11:30:48 | Weblog
12日に、いつもの小料理「くわえ」をのぞきました。
今回は一人で行きました。

酒の肴の写真を撮りたいと言うと・・「緊張するネ」と出してくれた肴が
したの写真・・・



ただの蛸ブツなのに青梗菜の湯通しなんか付けて、マスターちょっとお洒落・・・

暫らくすると、常連のお客がご登場



このチョット怖そうな人はマスター曰く「うちの右翼」のTさんです。
地元の公益会社の職員さんです。
ニックネームの通り世の中への考え方の守備位置は「ライト」・・・
空手で鍛えた体と、がらがら声で一寸見はとっつき悪そうですが、
(実際そうですが)まあ、楽しい人です。

歌は上手いし、世間のことは良く知っているし、特に地域についての情報は
すごくよく知っていて、教わることが多いです。

以前、ご当地で問題になった例の、つくる会の「新しい歴史」教科書採用問題で、
(いわゆる下都賀事件)いろいろ憤慨しておりました。

私は、「右翼にあらず、左翼にあらず、仲良くである・・・」
と公言しているので、こんな人とも楽しく飲めちゃうのです。
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最近の飲酒傾向

2008-02-05 16:49:47 | 趣味
お酒について、最近の傾向です。

自分のお酒の飲み方の理想像は気の合った友と自分の好きな「理屈」をしゃべりながらうまい酒を痛飲することでした。(今なら、例えば漱石論とか、バーバリズムの話したいな~)


しかし、傍に議論好きの友は無し、体調が悪くて、痛飲するとアッと言う間にへべれけになるしロクなことがありませんでした。

そこで、最近は酒は酒、「理屈」などという高尚な肴は端からあきらめて、呑気な世間話だけして短時間で気持ちよく飲んですぐに寝てしまう。というパターンに変わってきました。

いつも通っている居酒屋を紹介します。



小料理「くわえ」のお店とマスターです。マスターは関西出身で
以前は大阪の割烹で板前さんをしていて腕は確かですが、気が乗らないと
どんな料理も「売り切れ!」にしてしまう怠け者です。

「人生洒落じゃない」が人生観で、店の休みに近在から先生を呼んで句会を開いたり、奥さんと旅をするのが趣味です。


カウンターに並んでいるのは焼酎「くわえ」、

NHKの「ちゅらさん」が放送されてから、客の間ですっかり沖縄好きが流行して、沖縄の焼酎を「『ちゅらさん』下さい」と言うようになりました。

この店に、週に1~2回飲みに行くのですが、さっきの飲み方になってから門限が9時になり、生ビールを1~2杯飲んで、つまみを一品食べて、それでもう帰ってきてしまいます。(第1回終了。この話はシリーズ化しそうです。)


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