今まで gcc で Intel Core2 などの CPU 用に最適化するコンパイラオプションとして -march=nocona を用いてきた。nocona とは 2004 年に登場した Intel 初めての EM64T の CPU コアのことだったので、すでに4年近く前になる。その後 Core や Core2 などが登場してもずっと -march=nocona というオプションを使ってきた。gcc 4.3 からは -march=core2 という新オプションが誕生している。
よって、SDPA 7.1.0 を用いて -march=nocona と -march=core2 のどちらが速いのかを比べてみよう(CPU は Intel Core2 E8200)。
-march=nocona
mcp2000-01.dat-s 199.30s
BeH.2Sigma+.STO6G.pqgt1t2p.dat-s 154.85s
-march=core2
mcp2000-01.dat-s 198.92s
BeH.2Sigma+.STO6G.pqgt1t2p.dat-s 154.91s
というわけで予想通りだが、ほとんど変化はない。ただしバイナリサイズが異なるので、違うバイナリが生成されているようだ。
よって、SDPA 7.1.0 を用いて -march=nocona と -march=core2 のどちらが速いのかを比べてみよう(CPU は Intel Core2 E8200)。
-march=nocona
mcp2000-01.dat-s 199.30s
BeH.2Sigma+.STO6G.pqgt1t2p.dat-s 154.85s
-march=core2
mcp2000-01.dat-s 198.92s
BeH.2Sigma+.STO6G.pqgt1t2p.dat-s 154.91s
というわけで予想通りだが、ほとんど変化はない。ただしバイナリサイズが異なるので、違うバイナリが生成されているようだ。