最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

1月 IMI Colloquium

2014年12月21日 01時19分03秒 | Weblog
1月 IMI Colloquium

日時:2015年1月21日(水)
16:45-17:45
場所:九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所
大講義室1(数理・IMI図書館棟3F)
講師:稲田 禎一 氏(日立化成(株)新事業本部)

講演タイトル:弱条件組合せ線形計画法による配合設計
-数学者は行列のできるラーメン屋になれるか?-

講演要旨:
いくつかの素材を組み合わせて、短期間に狙い通りのものを作れるか?これがビジネスの成否を分けることは最先端の半導体用材料でもラーメンスープでも全く同じである。しかし、数限りない素材の中からなにを選ぶか?どれだけ加えるかを逐一検討するのは、気の遠くなるような作業である。我々は、この作業を効率化するために、弱条件組合せ線形計画法による配合設計システムを構築し開発現場でその効果を試した。本講演では最先端の半導体材料開発の現状と、そこでの数学の応用について述べると共に、数学的手法が、素材の組合せを利用した産業全般に応用可能であることを概説したい。
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