最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

大型アンテナの展開

2006年12月27日 02時06分06秒 | Weblog
少ない予算で頑張っている日本の宇宙開発だが、失敗しない限り大きく報道されることは少ない(数年前に中国の有人宇宙飛行で狂喜乱舞しているマスコミもいたが)。地上で様々な実験や計算機でシミュレーションしても宇宙空間の本番で成功するかはわからない。例え宇宙空間で実験できたとしても、毎回必ず成功できるわけでもない。何回も打ち上げ、時には失敗もして技術が洗練されていくはずだが、日本だとたった1回失敗しただけでも強く非難される。普通に考えれば積極的に投資すべき分野だと思われるが何故できないのだろうか。

技術試験衛星VIII型「きく8号」の大型展開アンテナの展開結果について

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「きく8号」に搭載されている大型展開アンテナ(LDR)のうち、延期しておりました送信アンテナの下部保持機構の解放及び鏡面展開を平成18年12月26日18時56分(日本時間、以下同様)から12月26日20時10分にかけて、沖縄局からのコマンドにより実施しました。
 その結果、衛星からのテレメトリデータ及び搭載カメラの画像により、同アンテナが正常に展開されたことを確認しました。同衛星から得られた大型展開アンテナの展開画像を別添に示します。これにより、「きく8号」のアンテナ展開を全て完了しました。なお、現在、衛星の状態は正常です。

小惑星探査:はやぶさ後継機 2010年に打ち上げへ

小惑星着陸に成功し、世界初の岩石の回収を目指している日本の探査機「はやぶさ」の後継機開発計画が4日、宇宙開発委員会部会で明らかにされた。4年後の2010年に打ち上げ、15年の帰還を目指す。小惑星探査は宇宙開発の中でも日本がリードする数少ない分野だが、米航空宇宙局(NASA)も10月末に同様の探査構想を公表しており、日米間での競争が加速しそうだ。
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