Nonsection Radical

撮影と本の空間

カジノで金儲け

2014年05月13日 | Weblog
国内にカジノを開設して大儲けを企む自治体が現われているけど、「ギャンブル依存」を心配する反対派の声も同時に大きくなっている。
もっとも「ギャンブル依存」を心配するのは、カジノにハマって生活を破綻させる人への心配であって、自治体がカジノ経営で甘い汁を夢見た結果、地道な自治体運営を忘れて安易な金儲けを夢見る方の「ギャンブル依存」ではないことがなんだかなぁと思うのですがね。
普通に考えれば、カジノを開設する目的は金を集めて自治体の予算を獲得する事なのだから、”他所”からお金を集めないとあまり意味がないと言える。
狭い範囲では自治体内、広くは日本国内でお金を回していても意味がない。
自治体外、もっといえば日本国外からお金を得るから儲けた事になるのではないのか?
そう考えればカジノを設営するにしてもおのずと儲け方が決まってこよう。
つまり外国からの観光客にしかカジノで遊ぶ事を認めないのだ。
カジノを閉鎖された空間(きらびやかな別世界)で運営し、そこでは日本人は遊べない。
日本人はそこで働くの。
そこに雇用が生まれるでしょ。
そして、カジノのゲートではパスポートチェックをして、外国からの観光客だけが入場できてたくさんお金を落として行く。
日本人はそこで働いてお金を儲ける。
この方法だけが、日本で暮らす人がギャンブル依存にならず、雇用も生まれ、お金も儲かるという方法だ。
スケベ心をだす日本人はシャットアウト。
カジノで遊びたい日本人は海外へ行けばイイ。
そうする事で、他の国のカジノとも共栄共存出来るのではないのか。
そういう”基本”で今後策定されるであろうカジノ関連の決め事に注視していくと、誰がスケベ心を持っているのか浮かび上がってくるというものだ。
純粋に自治体の予算獲得という”大義”だけではなく、一山当ててやろうと目論む輩は、そのために日本人がカジノ依存になっても、裏社会の資金源になっても、治安が乱れても平気と思っていると認定してイイ。
それが誰なのか、どのようにカジノをしたいと言うかでわかってくるはずだ。

個人的には、沖縄の米軍基地を返してもらって、敷地内に滑走路はあるし、ゲートで閉ざされた基地をそのまま利用してカジノを開設すれば閉鎖空間が得られるし、沖縄の雇用にも貢献するしと諸問題が改善されると思うんだけどね。




オランダ坂 1
長崎県長崎市大浦町,常盤町,東山手町
撮影 2014年3月23日 日曜日 14時05分
コメント
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