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トルコはアメリカのシリア攻撃を歓迎する

2017年04月07日 | 国際
4月8日 トルコは、シリアの空軍基地へのアメリカのミサイル攻撃を肯定的に見ています。

 Hurriyet

国際社会はシリア政府の“野蛮さ”に反対する立場をとるべきだと、トルコのヌマン・クルトゥルムシュ副首相が、4月7日、言いました。「アメリカのシリア基地への空爆は重要な意味がある。アサドにこれ以上、自国民を殺傷させないために、国際社会はアサド体制の野蛮さに反対するスタンスをとるべきだ。われわれはアメリカの行動を支持する。アサド体制は国際的に罰せられなければならない」と、クルトゥルムシュ副首相は、フォックスTVのインタビューで語りました。
 
エルドアン大統領は、4月6日、「シリアで軍事行動を起こしたトランプ大統領の見解を歓迎する。わが国も支援する用意がある」と言いました。「私はトランプ大統領に感謝するが、この作戦を中途半端のままにすべきではない。この作戦を進めるなら、わが国は協力する用意がある」


アメリカはシリアを攻撃する前に、トルコに通告していた

アメリカは4月7日、シリアの基地をミサイル攻撃することを事前にトルコに通告していたと、メヴリュト・チャヴシュオール外相が、4月7日、アンタリヤで記者団に語りました。

 Hurriyet

「ジョン・バス駐アンカラ・アメリカ大使が、トルコのユミト・ヤルチン外務次官に連絡してきた」と外相は言いました。攻撃に関する情報は対イスラム国(IS)の同盟国を通じてひろがりました。チャヴシュオール外相は、電話でフランスとドイツの外相と話したと言いました。外相はまた、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相とアメリカのレックス・ティラーソン国務長官とも話したそうです。

「できるだけ早くアサド体制をシリアから追い出す必要がある」とチャヴシュオール外相は言いました。「アサドが出て行こうとしないなら、あるいは、移行すべき政府がないのなら、彼が非人道的な罪を犯しつづけるなら、アサドを追い出すための対策をとらなければならない」外相はまた、「いまこそシリア市民のための安全地帯が必要だ」とも言いました。


労働省が2018年を「児童労働との戦いの年」と名づけた

労働・社会安全保障省が、2018年を“児童労働との戦いの年”と名づけ、行動プランを作成しました。

 Hurriyet
昔から綿摘みには子供たちが駆り出されていました。


目標を達成するために、「児童労働の多い分野の厳しい管理」から「生徒の出席記録の綿密な調査」まで、いくつかの対策が実施されます。

2012年の調査では、6歳から17歳までの、働いている子供が89万人いました。その後のデータはありません。トルコ統計局のデータによると、彼らの中の29万2000人は6歳から14歳でした。児童労働者の44.7%は農業分野で働き、24%は工業分野で働いていました。

労働省の行動プランは、農業分野での児童労働者雇用の厳しい取締りを想定しています。ただし、家族のために、子供が無報酬で働くことは例外として認められています。治安部隊が農地を厳しく監視し、子供が働いていないことを確かめます。児童労働者を雇っている雇用主は当局の審査を受けます。

また、労働省のチームが、教育省の助力を得て、定期的に生徒の出席記録をチェックします。行動プランによると、子供たちが働かされる理由は、貧困と、無登録の作業場の需要が大きいためだそうです。


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