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周辺諸国不穏の中、トルコのツーリズムは好調

2014年09月27日 | 観光
9月27日 2014年1月~8月にトルコを訪れた人の数は、昨年同期に比して7%アップしたとトルコ観光相は言っています。

 
Sabah

オメル・チェリキ観光相は土曜、「今年1月から8月の間に2570万人のツーリストが訪れているが、昨年同期は2370万人でした。世界観光機構は今年の世界の観光の成長は4~5%と予想していますが、トルコは7%を超えました。トルコの観光は周辺の国々が不穏な状況にあるにもかかわらず、記録を破りつづけています」と言いました。

トルコを訪れるツーリストのトップはドイツ人、次いでロシア人、イギリス人が2位3位です。

・・・トルコの隣国シリアとイラクがイスラム国(ISIS)にかきまわされている不穏な状況下にあって、トルコ観光が好調というのはすごいですね。


「トルコは対ISIS連合に必要なことはなんでもする」とエルドアン大統領

エルドアン大統領は「トルコは対イスラム国(ISIS)地上作戦に参加する用意がある」という明確な意志を示しました。「関係諸国は地上作戦を計画している」とエルドアン大統領は言い、10月2日、トルコ国会で、今後のトルコの行動範囲の拡大について票決すると述べました。

 Hurriyet

エルドアン大統領はニューヨークの国連会議からの帰途、機内で記者団に語りました。

「49人のモスルの領事館の職員らは、101日間の拘留の後、解放された。しかし、102日前の状況に戻ったわけではない。われわれはこの状況を再評価するべきだ。トルコと関係諸国は話合いを行っている。トルコは分担すべき必要な義務を果たす。トルコは軍事的立場をとらないだろうと言われているが、それは違う。わが国の国境を他国が守ってくれるだろうか?ノーだ。わが国は自身でわが国の国境を守る」

・・・ISISは撲滅すべきだけれど、トルコ国境が戦場になるなんて、こわ過ぎです。


ヴァチカンでメヴラーナの旋回舞踏が行われた

 ファルク・ヘムディ・チェレビ率いるメヴレヴィ・グループが9月24日、ヴァチカンのカンチェッレリア宮で式典を行いました。まもなく任期が終わる駐ヴァチカン・トルコ大使ケナン・ギュルソイ氏も出席し、イベントの最後に、お別れのスピーチをしました。

 Hurriyet

聖なるカトリックの宮殿でメヴレヴィの式典が行われたのは、ヴァチカンの歴史で3度目です。このイベントは国際メヴラナ財団が組織し、トルコ文化観光相が後援しました。
ファルク・ヘムデム・チェレビは、13世紀の詩人で法学者、神学者、スーフィーの神秘家であったメヴラーナ・ジャラッディン・ルーミの22代目の子孫です。

ローマ教皇庁の東方教会集会の長であるレオナルド・サンドリ枢機卿も、観衆とともにこの式典を見ました。ルーミの哲学が語られた後、10月にメフメト・パチャジュ氏と交代することになっているギュルソイ大使が、「これは私にとって、この席で見られる最後の文化イベントになりました」と挨拶しました。


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