看板建築。文京区大塚4-46・45。1987(昭和62)年2月22日
前の通りは春日通りで、南に小石川消防署が見えている。
一珠。大塚4-48。1987(昭和62)年2月22日
春日通沿いにあった、ペディメントを持つ古典様式の建物。規模からすると木造かもしれないが、構造については外見からは判断できない。
一珠の建物上部。1987(昭和62)年2月22日。後ろの木立は区立大塚公園。
昼夜銀行(2011.04.21追記)
ブログ『 Clocks & Clouds』の『 旧大塚福祉作業所 その3(2011.04.13)』に1983年に撮影された一珠の写真が発表された。その解説には、この建物が『総覧』の「(株)コパン(旧昼夜銀行)、文京区大塚4-50、構造=RC2、備考=S42取得」ではないかと指摘している。「そうだったのか!」と頷ける内容だ。
手元にある1958(昭和33)年の区分地図(『新東京案内1958』毎日新聞社発行)を見ると、大塚上町21番地の辺りに「昼夜信用組合」の記載があった。
| Trackback ( 0 )
|
|
その後、図書館で資料を漁った結果、「大正13年に住友銀行大塚支店として建てられ、昭和3年から昭和27年までの間は不明だが、昭和27年に東京昼夜信用組合の建物として使用され、昭和38年に業務停止となった後、岩手銅山が所有し、昭和42年に一珠に譲渡された」というのが、この建物の来歴のようです。
そのうち、記事をアップしようと思っています。