ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




永井印刷。中央区日本橋人形町1-4。1987(昭和62)年5月31日

手前の通りは芳町通り。左へ行くとすぐ人形町通りとの人形町交差点。現在はパチンコ百億のビルを中心に周囲の家屋をまとめて「人形町センタービル」(1994年3月築、9階地下2階)が建ち、百億もそこの1・2階に入った。それが昨年2月15日で閉店して、今はローソン、磯丸水産(海鮮料理)、トレーニングジム等になっている。
永井印刷は『大正元年日本橋区地籍地図』に写真とほぼ同じ位置、当時の元大坂町に「永井活版所」の記載があるがはたしてそれなのかどうか。昭和30年頃の火保図では「三葉印刷KK」である。



永井印刷、清心丹薬局。日本橋人形町1-4。左:1990(平成2)年12月16日、右:1986(昭和61)年9月7日

左写真の永井印刷から奥へ、相模屋豆腐店、清心丹薬局住居、同店舗。百億の左後ろの縦長窓は人形町郵便局。永井印刷の、横丁の向かい側の塔屋のある建物は中村眼鏡店だった家。
右写真は清心丹薬局のほうから芳町通りのほうを撮ったもの。

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