ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




大化蔵前営業所、大峰時計店。台東区浅草橋2-24。1987(昭和62)年8月2日

手前の通りは忍岡高校と育英小学校の北を東西に通っている通りで、両校の中間あたり。現在は写っている建物は左の太田ビルを含めて全て建て替わってしまったうえ、通りには歩道が設けられて、家並みは一変してしまった。場所は店名を古い地図で探すしか特定のしようがない。
看板建築の二軒長屋が横丁との角をはさんで3棟並んでいるのだろう。角の家はしもた屋になって久しいのか、古い地図を見ても個人名の記載だ。横丁を入った右の看板建築の1軒が下の写真の状態でつい最近まで残っていた。


ナガホリ。浅草橋2-24
2013(平成25)年4月29日

1枚目写真の右に写っている看板建築の左側の家。袖看板が残っていて「東京釣具協同組合員/ナガホリ」だから釣具店だったのだろうか。たぶん釣具を作っていた家内工業所のように思える。現在は取り壊されて空地に。右の駐車場は伊藤製作所の跡、そのさらに右に山路制帽(今はビル)があった。1992年のその写真を見ると、角の看板建築の家は現在の3階建てのビルに替わっている。

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