Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

愛より強い旅/EXSILS

2005-12-28 00:13:19 | 映画 あ行
              *公式HP
パリ、アンダルシア、モロッコ、アルジェリアを舞台に、愛と希望そして音楽に溢れる7,000キロのロードムービー(チラシより)

2004年/フランス/103分

監督・脚本・音楽:トニ-・ガトリフ
出演: ロマン・デュリス/ルブナ・アザバル/レイラ・マクルフ

↑ザノって『スパニッシュ・アパートメント』の彼だったのね!

            ←恋人ナイマ

とうとう、「愛より強い旅/EXSILS」見てきましたいや、聴いてきたというべきか。映像と音楽が共にあり、お互いが雄弁に語りあう、そういう作品でした。常に音楽!!です。
パンフを参考にその音楽を流れてきた順に並べると、テクノ、フラメンコ、ライ(アルジェリアの移民のブルース)、スーフィー音楽(イスラム神秘主義の音楽)。
どれも印象的なのだが特にあげるとすれば、セビリアのフラメンコ酒場でのフラメンコ音楽、ダンスその雰囲気、そしてスーフィー音楽によって巻き起こる激しいトランス状態だろうか
そしてザノが「宗教は?」と聞かれて答える台詞・・・
「僕の宗教、それは音楽さ」
が全てを言い表していると思う。
旅の終わりに彼らが見つけたもの・・・それを思う時爽やかな風が心の中を吹き抜ける。後味のめっちゃいい、素晴らしい映画でした。おすすめです!
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4 コメント

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宗教 (猫姫少佐現品限り)
2005-12-28 05:01:29
ぁ、あたしの宗教は、、、

京子教、、、です、、、
返信する
良かったですよね! (Puff)
2005-12-28 15:06:46
こんにちはぁ♪

先日は、TB、コメントをありがとうございました。



ワタクシ、ロードムービーは結構好きなのですけど

さらに熱い音楽が加わって、とっても満足したのでした!

最初はちと音量が強いかな・・・と思ったのですが

観ていてだんだんとその意味が分かって来ました。

それぞれの音楽は彼らの想いを代弁しているような

まさに物語そのものなのですよねー・・・

ラストのトランス状態の音楽と踊りは

ワタシには少々長かったですが(←エヘヘ)

でも、熱い鼓動が伝わるクライマックスで

とても良いシーンだと思いましたです
返信する
猫姫少佐現品限りさま、 (rubicone)
2005-12-28 23:29:31
>京子教

いいですねぇ~

よいわっ
返信する
Puffさま、 (rubicone)
2005-12-28 23:33:50
こんばんは!

とにかく「音楽」でしたよね!

一緒にいた友人がタクシーを待つ人々の顔の中に眉毛がつながった人が何人もいたね!!と言ったのですが、私は全く気付きませんでした。Puffさまは気付きましたか?
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