老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

モリカケ問題 徹底追及 集会の参加報告

2018-01-29 10:19:03 | 社会問題
「もはや“詰み”だ! 森友問題 責任の徹底追及を求める院内集会」(2018.1.26 衆議院第二議員会館)に参加しました。

参加者:約130人
講師:木村 真氏(森友学園問題を考える会、豊中市議)
   醍醐 聰氏(森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会)
   黒川敦彦氏(今治加計学園問題を考える会)
   田中正道氏(森友・加計告発プロジェクト)
   青木 泰氏(環境ジャーナリスト)
   山本一徳氏(森友学園問題を考える会)  他
議員アピール
   維新を除く野党の衆・参議院議員17名、元議員1名 
 
主な議論
・木村真氏
 *大筋では「国有地を只同然の価格で叩き売った」ことは既に明白になり、真相究明は終わっていて、会計検査院からも国の責任が明確に報告されている。これからは、この問題の責任者を追求して行く段階である。「何時までやっているのか」との声を聴くが、「いつまでやらせるのか」と言いたい。
 *安倍首相や新旧国税局長の余りにも酷い、いい加減な答弁には呆れる。国会が機能不全に陥っている。
 *これからは、徹底的に責任を追及して早く終わらせたい。

・醍醐 聰氏「森友問題の論点整理」 誰にどういう責任を負わせるべきか
 *近畿財務局幹部に:「適正な対価」からから外れることを承知の上で、国有に損害を与えた。
 *佐川元国税庁長官に:「価格交渉はしていない」との虚偽答弁 また「売買契約書があれ交渉記録は捨ててよい」との答弁は「公文書等の管理に関する第4条に違反。
 *麻生財務大臣に:国有財産の売却価格算定を「適正」と答弁してきた職務背馳の責任で佐川長官を罷免し、自らも引責辞任せよ。
 *安倍首相に:会計検査院が「信頼していた職員の上げてきた報告が虚偽だった」と判定した以上、佐川氏を罷免すべし。また担当大臣の監督責任果たさず、財務省職員の背任・虚偽答弁を放置し、国政を混乱させた責任を取って辞任せよ!
 *安倍昭惠氏に:確信的に名誉校長を務めた氏はせめて報道関係者の会見に応じ、100万円の真偽などを説明すべし。

・黒川敦彦氏(今治加計学園問題を考える会)
 *住民説明会にも出てこない加計幸太郎を証人喚問で説明させる必要がある。
 *加計学園の建設費が高い。(216万円/坪は六本木の森タワー60万円/坪の3.6倍)
 *補助金96億円の根拠を出さない。この中には28億円の地方公布税が含まれている。実際の建設費との差額が友達の裏金に回るのではないか?との疑いがある。
 *加計学園は鳥インフルエンザの研究が出来ない。
 *次の選挙で野党が勝てる運動を始めなければならない。

・青木 泰氏
 *会計検査院の「黒」の判定に内閣が従わないのは、法治国家として認められない。
 *マスメディアが市民の認識レベルに達していないか、達していても報道できないかである。
 *環境問題で色々関わってきたが、問題のある市長・議員の所では多くの場合、市民運動がなされていない。非難するだけではなく、市民が色々な形で働きかけて行く必要がある。市民が動けば議員がシッカリし、議員がシッカリすれば市長が動く。我々自身が現在どういう状況にあるかを知り抜いて、色々な形で働きかけて行くことが大切である。メディアを動かすのは我々である。なぜ事実を報じないのか問いかけよう。

この集会に参加しての私の感想
 テレビ・新聞の報道のみを見ていて、私も「もう過去の問題 今更無理だろう」との感覚であったが、本日(1/26)の集会での熱気は熱いものがあり、国会議員達も慌てて追加登場場した感があった。醍醐氏経由笹井さんのお誘いで参加し、改めて安倍一族の策略に載せられていてはいけないと周りの人達に呼びかけようと考えを新たにした。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
tetsujinn

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