老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

12月30日のコロナ関連記事

2021-12-31 13:28:50 | 社会問題
○パキスタン:Sindh州新規感染者300人、死者4人。
○トルコ:4月28日以来で最高となる感染者39681人を記録。先週の一週間で倍増している。Koca保健大臣はオミクロン株感染拡大の懸念を表明している。死者は139人、前日は142人だった。
○7日間平均での世界における一日の新規感染者数が、パンデミック開始以降初めて100万人を越える。12月23日から29日の1週間の感染者累計数が730万人以上になり、1日に104.5万人が感染していることになる。以前の最高は4月23日~29日の期間の81.7万人。
○ロシア:103人のオミクロン感染者を確認している。
○フィンランドの元大統領でインドネシア・ナミビア・北アイルランドとバルカン諸国の紛争の解決に貢献したことで2008年ノーベル平和賞を受賞したAhtisaari氏が、検査陽性となり入院しているという。
○ドイツ:1日でオミクロン株感染者数が26%上昇した。RobertKoch研究所によるとオミクロン患者の6060人以上が15才から34才の年齢枠。4320人ほどは35才から59才の年齢枠という。確認されているオミクロン患者累計数は13129人。
○南ア:研究によるとJ&Jワクチンを用いてのブースター接種でオミクロン株感染による入院化を減少させるという。
○米国:専門家が現在のオミクロン株流行は今までの流行とは異なるものとしている。
○中国:29日のXianの新規感染者数が155人と発表され、12月6日から始まった今回のXian市の累計感染者数が1100人を越している。
○インド:新年の祝いを前にインド政府はパーティーや公共施設での集まりの際に厳しい人数制限をかけている。夜間の外出禁止を全ての主要都市に掛けており、レストランには客数規制を掛けている。経済都市Mumbaiの警察は1月7日まで5人以上の人数の集まりを規制するという。
○米国:米疾病統制予防センター(Centers For Disease Control & Prevention:CDC)のWalensky所長によると、感染性の高いオミクロン株が感染拡大中ではあるが死者数と入院者数は比較的低いと話している。ここ1週間の感染者数は60%上昇し1日240400人になっている。同時期の入院者数は14%上昇し約9000人になっている。死者数は7%上昇の日に1100人となっている。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「海をあげる」上間陽子著(筑摩書房)についての反響

2021-12-30 21:00:57 | 沖縄
笹井さんが紹介してくださった「海をあげる」を私の友人が読んで、あるエピソードを話してくれました。

それは50年も昔、彼女が大学生だった頃、沖縄が返還されました。
その日、講義の最中に大学の教授が沖縄出身の学生を前に出し、「挨拶しろ」と命じたそう。
学生は「何を話せばいいのですか?お陰様で有り難うと言って欲しいのですか?昨日まで沖縄は日本ではなかったのです」と言ったそうです。

その言葉が長い年月を経ても忘れられず、彼女の心に残っているとか。そして、その教授の言動に反感を抱き、怒りを感じたそうです。

今回の笹井さんの投稿を読み、早速書店から取り寄せ、
「『沖縄の心に寄り添う』なんて事軽く言っちゃいけない、日本は本当に独立国なのでしょうか。」
「良い本を紹介頂き有り難うございます。一人でも多くの人がこの本を手にする事を願っています。」
と言っていました。

***
>今日は、海に土や砂を入れる日だ。
2018年末にはじまった土砂投入は、19年末までの一年の工程表の1パーセントを終えたらしい。普天間基地を閉鎖するという名目でなされる、じりじりと沈む大地に杭を打つ辺野古基地の完成には、これから100年かかるというわけだ。(略)
>私は静かな部屋でこれを読んでいるあなたにあげる。私は電車でこれを読んでいるあなたにあげる。私は川のほとりでこれを読んでいるあなたにあげる。この海をひとりで抱えることはもうできない。だからあなたに、海をあげる。
***

「護憲+BBS」「明日へのビタミン!ちょっといい映画・本・音楽・美術」より
パンドラ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月29日のコロナ関連記事

2021-12-30 16:07:54 | 社会問題
○パキスタン:Sindh州新規感染者285人、死者0人。
○フランス:新規感染者が208000人というCovid-19の津波に現在襲われており、毎秒2名が検査陽性になっている、とVeran保健大臣が言っている。デルタ株による患者で医療現場の状況が、現在心配されているが、今後オミクロン株患者やインフルエンザの患者の影響が加わることから、更なる懸念が出ていると大臣は言っている。
 また、フランスの10歳の女子の両親が、成人に対して副作用が指摘されているModernaワクチンを誤って女子に接種したとして、裁判を起こしていると言う。
○ドイツ:7500万回分のワクチンを他国へ供与すると言う。
○WHO:デルタ株とオミクロン株との2つの同時流行によって感染者数が急増する恐れがあり、入院患者数と死亡者数の増大に繋がることを懸念している、とWHO代表のGhebreyesus氏が発言している。
○英国:Johnson首相は、コロナに感染し集中治療を受けている90%にも達する大多数の患者がブースター接種を受けていない、として人々にワクチン接種を要請している。
○Barcelona:FWのDembele、ディフェンダーのUmtiti、MFのGaviら3人が更に検査陽性になり、スペインリーグのBarcelonaでは感染者が6人となっている。
○米国で、欧州で、オーストラリアで、感染者数の記録が更新されるというオミクロン株感染拡大が続き、労働者の多くが自宅待機し、検査センターは混雑している。ウィルスの度々の変異により、世界の各地域は大混乱に見舞わており、各国政府は隔離政策や検査方法の再考を迫られている。
○米国:新規感染者465670人と最高記録を更新している。
○UAE:6月以降で最高となる2234人の感染者数を記録している。
○ポーランド:第四の波において最高の死者数794人を記録している。
○世界全体の新規感染者数が、12月22日から28日の1週間の累計で655万人に達している。平均で一日935863人であり、これは2019年末にコロナウイルスが確認されて以来の最高数という。以前の最高数は、4月23日から29日の1週間の平均817000人だった。
○フランス:ワクチン未接種者に接種を促すため、ワクチン接種者のみがレストラン、映画館、劇場、博物館やスポーツ施設を利用出来ることにするという政府の方針を、本日の議会聴聞会において保健大臣が擁護する発言を行うと言う。
○米国:家庭用Covid-19迅速検査キットがオミクロン株に対しては精度が落ちると、米国医薬品規制庁が発表している。
○デルタ航空とアラスカ航空:悪天候とオミクロン株感染拡大により、デルタ航空は250便以上が欠航する恐れがある。一方アラスカ航空は170便を欠航し、今後更に欠航や遅延が起るとしている。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月28日のコロナ関連記事

2021-12-29 10:08:58 | 社会問題
○ドイツ:欧州がオミクロン株拡大を食い止める動きをするなか、ドイツでは規制強化に反対する抗議活動が起こっている。
○マドリツド:マドリツド地域行政府の行う検査キット無料配布を求める市民の要求量が供給量をはるかに上回り、オミクロン株感染の拡大につれて薬局の周りに出来る長い列が日常化している。例えば薬剤師のSanchezさんの例では、昨日の無料配布用に彼女が受け取った無料配付用のキット数は20個で、開店時には30人以上の人の列が出来ていた。列の最初の人達がそれぞれ複数個を受け取るので残りの多くの人は受け取れずに帰るか、又は一個9ユーロのキットを有料で購入して帰ることになるという。スペインの14日間累計感染者数は10万人当たり1206人で、これは12月初めと比べると5倍と急増している。
○コンゴ:KinshasaのStJosephコロナ治療センターでは患者らが老朽化した部屋で古いタンクからの酸素供給を受けて横たわっている。病院の38のベツドはほぼ埋まっており、増え続ける患者の為のテントを、医療器具が散乱している建物の裏に作る必要が出ている。貧弱な医療体制のコンゴに第4の感染の波が起こっている。今年6月から7月の第3波の際は感染者数は日に400人~600人だったが、12月23日には2761人の新規感染者を記録している。
○スイス:感染者の55%程がオミクロン株患者になっているスイスでは直にほぼ全員がオミクロン感染者になると見られている。20才台の感染者も多く、またブースター接種を受けている40人程の人の感染も記録されている。
○フィンランド:ワクチン接種済みでない海外からの旅行者の入国を禁止するという。コロナ検査陰性であり、更にワクチン接種済みか過去の感染経験を証明できる人のみの入国を許可するという。
○香港:オミクロン対策として航空機搭乗員の隔離規制の条件を強化する予定という。
○Dubai:世界博覧会を閉じるという話が出て来ているようだ。
○ドイツ:パンデミックが進み病院が患者の選別をしなければならない事態を想定して、充分な治療を受けられない人々の救済策を政治家が作る必要があると、憲法裁判所が決定したという。
○パキスタン:Sindh州新規感染者191人、死者3人。検査数7506人、陽性率2.5%。
○カタール:国営Hamad医療コーポレーションが、コロナ治療活動中の全医療従事従業員と管理スタッフの休暇申請を一時中止する決定を行ったと発表している。
○南ア:南アの研究によると、特にワクチン接種している人がオミクロン株に感染するとデルタ株に対する中和免疫性が高進されるという。
○UAE:緊急時使用を条件に、蛋白質を基盤とするSinopharmワクチンを承認している。1月からブースター接種用として使用されるという。ワクチンはUAEと中国との合弁会社が製造し、供給することになるという。
○トルコ:12月のトルコの新規感染者数は20000人付近からそれ以下のレベルで推移していたが、この24時間で26099人と30%の急増が起こっている。死者数は前日の173人から157人へ低下している。
○インドネシア:初の国内感染によるオミクロン患者を確認という。37才のMedan市の男性でJakarta中央のビジネス地域のレストランを今月利用していたと保健省のTarmizi氏が発表している。男性には最近の渡航歴および旅行者との接触は無かったという。症状は出ておらず現在Jakartaの病院に入院中。
○インド:Merck社の経口抗ウイルス薬Molnupiravirとインド血清研究所のCovovaxワクチン並びにBiologicalE社のCorbevaxワクチンの緊急時使用での承認を、インド医薬品規制庁の専門家が政府に対し推奨している。
○フランス:新たなウイルス対策を施行するという。
○中国:Xian市の感染拡大が4日目に入っている。前日の150名から昨日は175名へ拡大している。累計810名の患者にオミクロン感染者は確認されていないという。中国全体としては昨日182人の感染者を記録。4日連続して増加している。前日は162人だった。
○米国:無症状の感染者の隔離期間を半減するという。米国CDCが、今までの無症状者の隔離期間10日を半分の5日とし、続く5日間はマスク着用という推奨を行っている。この推奨には拘束力はないが米国企業家や政治家は通常追随するという。
○アップル社:ニューヨークにある全ての販売店を閉鎖するという。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月25日26日27日のコロナ関連記事

2021-12-28 16:26:25 | 社会問題
○英国:Premierリーグの選手と職員の103人が、12月20日から26日の間で検査陽性となっている。前の1週間は90人だった。
○米国疾病管理予防センターCDC:CDCはクリスマス時期のクルーズ船を調べた結果、68隻で感染が疑われる状況という。
○デンマークとアイスランド:オミクロン株感染拡大により、記録的な感染者数がデンマークとアイスランドで確認されている。両国はオミクロン株感染発生前の時点で、ワクチン接種率が欧州の中で最低レベルであった。
○パキスタン:Sindh州新規感染者184人、死者1人。検査数11650人、陽性率1.6%。
○中国:ロックダウン下のXi'an市が最大級のコロナ規制へと対策を更に強化する。現在の規制では、市民は雇用主又は市当局からの承認なしの外出が禁止され、住民は2日に一回の生活必需品の買い出しが各世帯1名だけ許されると言う。
○米国:コロナ感染拡大で航空便の欠航が加速し、月曜には800便以上が欠航している。クリスマス休暇時期には数千便が欠航していた。これにより、アメリカンエア、ユナイテッドエア、デルタエア及びサウスウェストエア4社の株価が2〜3%下落している。パイロットや搭乗員の隔離が原因しているが、最近の悪天候も影響している。また石油価格の低下も起こっていると言う。
○オマーン:保健大臣が、ワクチン接種証明出来ない労働者は官民に関わらずに職場に入ることを禁止する予定、としている。また当局は18歳以上の海外からの旅行者に対して、少なくとも2回のワクチン接種を入国条件とする、としている。
○フランス:オミクロン株感染拡大により、フランスは新たなコロナ規制導入に傾きつつあるという。土曜にパンデミック始まって以来最高の10万人の感染者を記録しており、病院の逼迫懸念が浮上している。パリでは先週100人に1人以上が検査陽性となっており、大半がオミクロン株感染者と見られ、数日でオミクロン株が主流株になると言う。専門家は拡大傾向が1月中旬まで続くと見ている。
 一方最近数ヶ月のデルタ株の拡大により、入院患者数は上昇している。先週一週間の死亡数は1000人を越えいる。
○スイス:スイスの医薬品規制機関のSwissmedicがRoche社とRegeneron社開発抗体治療薬Ronapreveを承認している。オミクロン株に対する有効性データは、承認申請書類には含まれていないという。
○イスラエル:TelAviv近郊のSheba医療センターにおいて、第四回目のワクチン接種、即ち2回目のブースター接種の有効性と安全性に焦点を当てた検討が150人の医療従事者を対象として始まったという。イスラエル保健問題専門家らが、60歳以上の人、免疫機能不全の人及び医療従事者を対象に、世界初となる2回目のブースター接種の開始を先に推奨していた。
○コンゴ:第四の感染の波が、世界で最低レベルのワクチン接種率のコンゴに起こっており、貧弱な医療体制の病院に大きな圧力となっているという。StJosephコロナ治療センターのKajingulu氏によると、週の初めは5〜6人の患者だったのが週末には30〜36人になっているという。
○韓国:食品・医薬品安全省がPfizer社の経口抗ウイルス薬Paxlovidの緊急時使用を承認している。Paxlovidは感染により重症化のリスクを抱えている成人又は体重40kg以上の12才より上の子供に対して、軽度から中等度の症状の段階で使用されることになる。
○オーストラリア:初のオミクロン株感染者の死亡を確認したという。但し入院率が低く抑えられていることから、当局は新たな規制は考えていないとしている。またオーストラリア1番の人口の多いNew South Wales州で6394人の新規感染者を記録している。前日は6288人だった。NSW州ではコロナ株の判別の遺伝子解析を行っていない。他の州のデータでは70%以上がオミクロン株患者という。
○インド:NewDelhiで夜間外出が禁止されるという。
○Fauci博士:オミクロン株とデルタ株の感染拡大が続く米国で、検査薬の入手性の問題が現状存在しているとし、来月迄には充分な量の確保を約束するとしている。
○アルジェリア:ワクチンパスを導入して、低いワクチン接種率の改善策とする、と言う。現在のワクチン接種状況は、全人口の25%以下が一回接種者となっている。
○パキスタン:Sindh州新規感染者186人、死者1人。
○パレスチナ:ガザ地区で初のオミクロン株感染者を日曜日に確認している。
○英国:オミクロン株感染リスクを必要以上に強調する信頼性の無いデータの拡散を、保健当局が非難している。
○ドミニカ:初のオミクロン株感染者を確認したという。
○インド:Modi首相が医療従事者及び最前線の労働者に対してブースター接種を1月10日から始めると発表している。また15歳〜18歳に対するワクチン接種を1月3日から、そして60歳以上の健康不全者で、医師から接種を推奨されている人へのブースター接種をも行うとしている。
○イタリア:3日連続して感染者数の記録を更新している。前日の50599人から昨日は54762人になっている。死者は141人から144人になっている。
○パキスタン:Sindh州新規感染者229人、死者0人。
○ケニア:前回の接種から6ヶ月経過する人へのブースター接種を開始すると言う。
○ポルトガル:24日に12943人の感染者を出したポルトガルでは、オミクロン株が全体の61.5%と主流株になっている、と保健省が発表している。死者は11人。
 自宅での業務を義務付け、バーやディスコは閉鎖し、室内でのマスク着用を義務付けている。また入国旅行者には3日以内のPCR検査陰性を義務付けると言う。
○米国:FDAがアストラゼネカ社のEvusheldを12月8日に承認した事で、CDCのデータによると700万人はいると見積もられる免疫機能不全の米国人は大きな希望を持ったという。免疫機能不全者を治療する医師らも、ワクチン接種で獲得される防御策とは異なる防御策を、モノクローナル抗体薬のEvusheldが与えるとして期待している。しかし今回の政府の購入量が、必要としている700万人分の10分の1にも満たないことが判明し、免疫機能不全者と医師らに失望感が出ていると言う。メーカーの在庫量は当面の需要に対応出来るという。政府はワクチン接種による防御策が第一義だとしているという。しかし政府に追加発注の考えもあるようだとの話もある。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年を改憲の年にしてはならない

2021-12-28 09:31:08 | 憲法
あるTV局にて。

MC(=司会者)「今日は憲法改正について率直な意見を伺いたく、番組を企画いたしました。先ずはジャーナリストのHさんから」
H「私は右ても左でもありませんが!諸外国は常に憲法を変えている。日本だけですよ70年余りの長きに渡り憲法を変えていない国は」
MC「経済学者のCさん」
C「私は右でも左でもありそませんが!旧い憲法に縛られて、国家の防衛が疎かになるのは如何なものかと」
MC「では次、○○大教授のAさん」
A「憲法は変えれば良いと言うものではありません。国民の中から変えよう、変えたいという議論が出てきて…」
H「あんた!そんな悠長な事言っている場合か!今に日本は中国やロシアに乗っ取られるぞ!あんたの頭、憲法大事で健忘症になっちまったんじゃないか(冷笑)」

MCも、A教授以外の、コメンテーターも手を叩いて爆笑した。

A「いや、私は真面目な議論を…」
MCがA教授の言葉を遮り、「では、議論も出尽くした所で、憲法は変えた方が良いという結論に達しました。」

TVは顔を真っ赤にして反論するA教授の言動を切り取り、面白可笑しく取り上げ、「茹でダコおじさん」と揶揄した。対するHはカッコいい改革者とTVがイメージを作り上げ、一躍時代の寵児となった。

街には「エエじゃないか、エエじゃないか、変えりゃエエじゃないか」という歌まで流行り、世論調査でも「憲法は変えるべき」という意見が過半数を占めた。

これに気を良くした政権の官房長官は記者会見を開き、
「デヘヘ、国民の皆様の間で憲法は変えるべきという熱心なご意見が多数を占める様になりました、ウフフ」「(キリッ)国会では既に改憲の発議がなされ承認を得ています。そろそろ憲法改正の国民投票を…」
と言った時、フリーの記者が手を上げた。

「官房長官、国民から憲法改定の声がと仰有っていましたが、これを見てください」とタブレットを高く掲げ、何故かカメラがそれを大きく映してしまい、そこにはネット民の声が溢れんばかりに上がっていた。
「今、憲法を変えたくない!」「不安、心配、変えちゃいけない。」
「A先生、おじいちゃんなのにカッコいい。」「茹でダコはお前だ、H、消えろ!」
「憲法を変えちゃいけない。」
ツイッター、フェスブックには「憲法変えるな」の声が溢れかえっていた。

「いや、これは一部の声でありまして…」
「おかしいじゃないですか、1000万ものネットの声を無視するんですか!」
「いや、それはゴニョゴニョ」

記者達の怒号が飛び交う中、「今日の記者会見はこれで終わりにします!」と広報官が声を張り上げ、官房長官は苦虫を噛み潰した表情で立ち去った。(デジタル庁作ったのになんてざまだ!くそっ!)
こうして政府の目論見は国民の反乱により崩壊した。

※※
↑この話とは裏腹に、国会では維新と国民民主が改憲の議論に応じるように執拗に迫っています。不穏な空気が漂い、来年は改憲に向けて加速する年にならなけば良いのですが。

狡賢い広告会社や改憲したくて仕方ない政党、偽改革党の手に乗らない様に、来年こそユダンなく監視して行きましょう。

半藤一利さんが「国民の熱狂が一番危険なのだ」と言っています。私達は何が起きても一時の熱狂に流される事なく、しっかりした意思を持って考えましょう。

では、良いお年をお迎えください。
憲法改定の悪夢が実現いたしません様に。
来年も共に生きて行きましょう。

「護憲+コラム」より
パンドラ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「安倍隠し」に、血税1億円っ!!!

2021-12-27 22:14:04 | 自民党政治
実直な公務員・赤木さんを死に至らしめた公文書改ざん事件。
裁判で非を認めず、原告・赤木夫人の訴えから逃げていた被告・国が突然、
「ごめんなさい。詳細は言わないけど、非は認めます。賠償金を払います」
と言い出して、一つの裁判を終わりにした。

全面的に争っていたのに、なぜ?
認めた「非」とは、なに?

大手メディアは、大きな違和感のあるこの問題を掘り下げようとしない。
しかし、それ以上に大きな違和感・・・否、大問題がある。

賠償額は1億700万円!被告は「国」だから、すべて税金!!
インターネットのMAG2NEWS(まぐまぐニュース)では、その点を解説している。

★「安倍隠し」に血税1億。森友裁判“認諾”に怒らぬ日本国民の腑抜けぶり
https://www.mag2.com/p/news/522770

こんなにもデタラメな国・政権は、おかしい!
こんなにも幼稚な政治は、おかしい!
こんな強引な国・政権に、軍事力は任せてはいけない!

民主主義を踏みにじる国・政権に、憲法改正はさせない。
全ての元凶・安倍晋三は、即刻辞職しろ。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
猫家五六助
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月23日のコロナ関連記事

2021-12-24 22:09:13 | 社会問題
○ホワイトハウス:共和党前大統領トランプ氏が最近公表した、彼がブースターワクチン接種を受け、ワクチンを人類の最大の功績の一つと発言していることに対して、ホワイトハウスが感謝していると、Psaki報道官が述べている。トランプ氏は"病気に感染し、病院に行く人達はワクチンを接種していない人達。ワクチンを接種すれば感染から防御される"と保守的コメンテーターのOwensのインタビューに答えている。
○Lufthansa社:オミクロン株感染拡大により、Lufthansa社は今冬のフライト便を10%程度減便する計画という。"主要顧客がいるドイツ・スイス・オーストリア・ベルギーが大流行地域になっていることから、1月中旬から2月にかけて搭乗予約の激減が予想される。よって33000便、約10%の便を欠航する予定"とSpohr社長が発言している。
○ホンジュラス:18才以上で前回接種から3ヶ月経過している全ての成人に対して、Pfizerワクチンのブースター接種を始めている、とFlores保健大臣が発表している。今までは医療従事者と60才以上の人及び健康上リスクを抱えている人のみを対象にしていた。
○マルタ:地中海の島マルタが2日続けて感染者数の記録を更新しており、首都Vallettaの恒例の大晦日の祝いが中止される等の規制の強化を、Fearne保健大臣が打ち出している。
○パキスタン:Sindh州新規感染者180人、死者0人。検査数14015人。陽性率1.3%。
○英国:先週一週間で英国は120万人程の感染者を記録しており、45人に1人が感染している勘定になる。オミクロン株感染拡大で記録が塗り替えられている。ロンドンだけをとると、30人に1人が先週感染している。
○湾岸諸国:湾岸アラブ6カ国は、ここ数ヶ月感染者数が低下し、低いレベルで推移していたが、再度感染者数拡大が始まっている。UAEが特に顕著で、木曜に1002人を記録している。12月2日は68人だった。UAEはEXPO2020を開催中で観光客を期待している時期にぶつかっている。
○タイ:オミクロン株に感染し、隔離が求められていたイスラエル観光客が、隔離施設から逃げ出していた件で、タイ当局が確保したという。
○ギリシャ:クリスマス及び新年の時期の感染抑制の為、木曜日に政府は、屋内屋外共にマスクの着用の義務化策を発表している。
○オーストラリア:コロナと共生し、経済活動を確保していくことに拘っていたオーストラリアが、再度マスク着用の義務化を導入するという。前々日が5600人だった感染者数が昨日は8200人以上と記録的数になっている。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

核兵器禁止条約までの75年

2021-12-23 20:34:03 | 戦争・平和
1.はじめに

戦後史の研究を始めて1年以上経過しましたが、この間に、「核兵器禁止条約」が成立して、発効しました。

核兵器保有大国であり、核兵器戦略を「宇宙」にまで拡大していると言われるアメリカは、勿論この条約に反対であり、署名は拒否しています。

アメリカの政策に従属してきた日本政府は、「唯一の被爆国」といいながらも、条約には署名を拒否しています。理由は核保有国がありながら条約を発効させても、あまり意味がないというものです。

しかし、これはどう考えても「不条理」なことであって、戦争末期に原爆を二発も投下された国が言うべきことではないでしょう。

こういう国際条約が成立したことは、日本政府の思惑(アメリカの政策従うことを「国是」としている)を超えており、今回は「核兵器禁止条約までの75年」というテーマで、戦後史研究の中心課題とした経緯を述べてみたいと思います。

2.何故、条約の締結と発効に75年もかかったのか。

この長期に及ぶ年月は、丁度日本の「敗戦」からの75年であり、人の一生からしても驚くべき長さです。

今回のコラムではアウトラインしか記述できませんが、論点を幾つかに絞って、次回のコラム投稿で、具体的に明らかにしていこうと思っています。その理由ですが、研究はまだ始まったばかりであり、現時点では「論証」できる力量はないからです。

以下、幾つかの「論点」を挙げていきます。

(1)アメリカは何故、敗戦間近の日本に原爆を投下したのか。
一応、アメリカ政府は「日本本土への侵攻で、米軍将兵100万人の投入が予想されるが、その犠牲を防ぐための必要な手段だった」と現在まで主張を継続しています。

しかし、軍隊に向けての「核攻撃」ではなく、単なる非戦闘員が生活している都市への攻撃なのであって、この「正当化理由」には大きな疑問があります。

(2)この75年間に冷戦が起こり、朝鮮戦争、キューバ危機、ベトナム戦争など、核戦争の勃発が危険視される軍事衝突がありました。

誰も疑問視していませんが、何故に「冷戦」と言われているのでしょうか。

一つの「解」は、「本格的な熱戦」だと核戦争になり、人類も持たないし、地球も生命が生存できる環境ではなくなるので、「冷戦」しか「できない」という解答です。

実際に、「キューバ危機」では米ソの「核戦争の勃発」も予想された危険な「軍事的な衝突」でした。この危機の直後に、なんとアメリカ大統領だったケネディは「暗殺」されています。真犯人も未だに明らかではありません。

キューバ危機とケネディ暗殺を全く無関係の出来事として理解するのがアメリカ政府ですが、大きな疑問があります。

(3)現在、日米同盟は新しい段階を迎えています。日米の「軍事的な協力体制」が一段と強化されていて、「台湾有事」に向けて、沖縄米軍基地の辺野古への移設も進行しており、対中国、北朝鮮との「新しい冷戦」構造の構築が現実化しています。

上記のような、「核兵器禁止条約」の目的を阻む、アメリカの「戦略構想」も大きな「論点」だと考えます。

次回のコラムでは、条約発効までの75年間にどのような「動き」があり、何故、現在になって、この「条約」が制定され、発効されたのか、具体的に明らかにしてみたいと思っています。

次回は、主に「マンハッタン計画」と日本への原爆投下を検証します。

「護憲+コラム」より
名無しの探偵
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月22日のコロナ関連記事

2021-12-23 10:00:27 | 社会問題
○英国:新規感染者が火曜日の90629人から水曜日に106122人と、広範な検査を導入して以来初の10万人超えとなる。政府統計によれば、7日間累計で、直近の週は前週よりも643219人、率にして59%増加している。オミクロン株拡大具合が現れている。多くの産業が労働者の感染及び自主的隔離により、職員不足状態になっており、病院は患者の安全への影響を懸念している。
○ベルギー:政府がコンサートホールや映画館等の娯楽施設を週末から閉鎖すると発表している。DeCroo首相によると、全体の感染者数は3週間前に比べて最近は60%の低下がみられるもの、ここのところ感染者の10人に3人がオミクロン株患者になっているという。
 “多くの不確定さがあることから、この時期我々はより慎重にならなければならない”と首相は言っている。
○WHO:Ghebreyesus代表が、再度最近の富裕国側のブースター接種運動の問題を取り上げている。富裕国のブースター接種の動きで、貧困国のワクチン入手性が低下し、ワクチン格差が拡大しているとして、この動きがウイルスに更なる拡散及び変異の機会をあたえているという問題点を指摘している。
○スペイン:外出時のマスク着用ルールを全国規模に再度適用する予定。Sanchez首相は木曜日の会議で承認するという。
○英国:英国医薬品規制当局は、Pfizer社の5才から11才用に調製された新たなワクチンを承認している。
○フランス:Merck社の経口抗ウイルス薬Molnupiravirの注文をキャンセルしている。
○ポーランド:最近の感染流行期の中での最高となる775人の死亡数を昨日記録している。
○トルコ:自国産ワクチンのTurkovacの緊急時使用条件での承認をErdogan大統領が行っている。Turkovacワクチンは6月に40800名の治験者が参加して、国内で第3相臨床試験を行っていた。有効性データの公表は無いが、保健省アドバイザーのKara氏は、ワクチンが他の不活化型ワクチンに比べて若干優れているとし、接種した治験者で入院患者やICU患者は一人も出ていないと話している。
○イスラエル:最初のブースター接種から4カ月が経過している60才以上の人と、医療従事者に対し世界初となる2回目のブースター接種を計画しているという。イスラエルはワクチン接種運動の先頭を絶えず走っており、他国が追随している構図が続いている。今回のオミクロン株蔓延抑制の為のイスラエルの第4回目接種の計画に対しても、例えば、ドイツ保健大臣が水曜日に同様に第4回目の接種の必要性の言及をしはじめている。
【自国内の安全に責任を持つ政府の考えと、世界規模の安全に関心を寄せる例えばWHOの考えの“差異”が浮き彫りになる報道が、この24時間に出ています。理想論で言えば、この問題をいろいろな面から俯分けして行って、それぞれ可能なより良きことをあぶり出し実行していけば良いのでしょうが。
 Ghebreyesus氏のいうワクチン格差解消一つを取っても、需要と供給のギャップ問題・地域ごとのワクチンの有効性と、安全性確認作業の問題(地域毎に適切なワクチンとその使用法を決める基礎的治験が重要であり、現に富裕国は国内の承認を充分な治験結果を基に決定している。途上国側のこの点の現状が充分な体制が取られているかどうか)、ワクチン輸送上と保管上の物流の問題、接種従事者と接種場所確保の問題等、いずれもそれに要する資金の問題にたどり着くと思います。
 ここでも“金は身内の中で、身内の為に使うもの”という考えで言う所のその身内を何処までの範囲と捉えるのかの“差異“の問題になるのでしょうか。利権行政・恣意的行政や適正価格を無視した発注システムやオーバースペックが問題視されない体質の問題等を是正して、”死に金を生きた金“に変えていく作業が求められると考えます。政治に緊張感を与えることが国内にとっては急務な状況です。】
○カリフォルニア:医療従事者にブースター接種を要請へ。
○イスラエル:初のオミクロン患者の死亡を確認している。
○フランス:24時間当たりの感染者数が直に10万人に達するだろうとVeran保健大臣が発表している。また1月初旬にオミクロン株が主流株になるだろうともしている。
○英国:2日連続でラテラルフロー検査陰性結果を与えた人に対する隔離期間を10日から7日にするという。先週記録的感染者を出している英国は、職員欠乏の問題が多方面に発生しており、病院でも充分な医療の提供に支障が出てきている。英国保険安全保障庁(UK health security agency:UKHSA)は7日間の隔離プラス2日連続のラテラルフロー検査陰性の方法が、従来の検査なしでの10日間隔離方法と同等の防御効果を与えることが確認出来ているという。Javid保健相は“コロナ禍による日常生活への影響を最小限にしたい“と言っている。また政府は検査陽性者の隔離期間を短縮のため、425万回分の経口治療薬2種(PfizerのRitonavirと米MerckのMolnupiravir)の購入をすると声明している。来年初めに供給されるという。
 また英国ではオミクロン株入院感染者が現在129人で、オミクロン株による死者は14人になっている。
O南ア:ここ数日新規感染者数の明らかな減少が見られることから、医療専門家はオミクロン株にけん引されている感染のピークが峠を越した兆候だろうとしている。日々の感染者数は、日々の検査数の変動や結果報告の遅れや他の変動要因により信頼性が低いことは自明ではあるが、その数値は決定的結論ではないものの“オミクロン株は急激な感染の拡大ののち急速に撤退していく可能性がある“ということについての、一つの興味をそそられるヒントを与えていると言えるかもしれない。
○AstraZeneca社-Oxford大学:両組織がオミクロン株向けに調整したワクチン開発を進めている。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする