先日報道されていたように、今年の報道部門のピューリッツア賞は、英国の新聞ガーディアンと米国のワシントンポスト紙に贈られました。その賞がどのようなものかは下記URLで確認いただくとして、その理由は、米国政府の機密諜報活動を告発したスノーデン氏が暴露した情報を、あらゆる圧力をはねのけ報道したジャーナリズム魂を讃えたもののようです。まさに権力側の不正を暴いて立憲主義を体現したと言って良いでしょう。
以前スノーデン氏が米国の諜報活動を暴いて世界を驚かせた時、「アメリカ政府を嫌いになってもアメリカ人は嫌いに成りきれない」と投稿しましたが、最近アメリカのメディアも嫌いに成りつつあったところに、ワシントンポスト紙がピューリッツア賞を受賞して、アメリカメディアの依って立つデモクラシーの精神の旗を、硫黄島に星条旗立てるような感じで・・何とか立て直そうとしているかのように感じた次第です。
いずれにしろスノーデン氏の勇気があってこその受賞であることに疑う余地はありません。しかしスノーデン氏の国家機密の暴露は米国の国家機密保護法に抵触するらしく、ピューリッツア賞を贈呈する側のコロンビア大学も彼に贈呈することは憚ったようで、残念でした。
ピューリッツア賞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%BC%E8%B3%9E
硫黄島の星条旗
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔
以前スノーデン氏が米国の諜報活動を暴いて世界を驚かせた時、「アメリカ政府を嫌いになってもアメリカ人は嫌いに成りきれない」と投稿しましたが、最近アメリカのメディアも嫌いに成りつつあったところに、ワシントンポスト紙がピューリッツア賞を受賞して、アメリカメディアの依って立つデモクラシーの精神の旗を、硫黄島に星条旗立てるような感じで・・何とか立て直そうとしているかのように感じた次第です。
いずれにしろスノーデン氏の勇気があってこその受賞であることに疑う余地はありません。しかしスノーデン氏の国家機密の暴露は米国の国家機密保護法に抵触するらしく、ピューリッツア賞を贈呈する側のコロンビア大学も彼に贈呈することは憚ったようで、残念でした。
ピューリッツア賞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%BC%E8%B3%9E
硫黄島の星条旗
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
厚顔