老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

朝の散歩の中で考える

2006-10-18 07:09:07 | 安倍内閣
朝の散歩、とくに晴れた日はゆっくり昇る真っ赤な太陽に向かって歩く気分が実にさわやか。そしてたまに行き交う見知らぬ人と挨拶を交わすのも朝なればこそであり、生きている喜びをかみしめる一瞬でもあります。

広大な宇宙の中のほんの限られた空間に与えられたつかの間の生、それゆえにこそたとえようもなく尊い命を、利害や面子のためにやり取りする戦争はとても正気の沙汰とは思えません。

その意味で勝者による一方的なものとはいえ、はじめて戦争犯罪を裁いたニューレンベルグと東京の裁判は、人類が狂気から甦った貴重な一歩といえるでしょう。

にもかかわらずこの国ではそれを否定する人々が次第に勢いを増して安倍首相もその一人。中韓両国との関係改善や選挙対策もあってかその主張を目下封印していますが、いずれ持ち出すのは必定です。

戦争犯罪の否定は憲法改悪や教育基本法改悪とともに、歴史に逆行し戦争への道を開くもの。断じて許してはならないと思います。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
宮天狗

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2 コメント

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異常な政府ですね。 (東西南北)
2006-10-18 23:07:58
 未だに日本国の憲法は「おしつけ」だと言っている。



 日本政府が自ら選んだ自主憲法ではないらしい。



 では、日本政府は天皇主権と侵略戦争と人権弾圧について、自らは自主的に反省していないわけですか。「おしつけ」られたのでしょう。本当はどうなんです。反省しているのですか。え。何が「おしつけ」ですか。



 日本政府は侵略戦争と天皇主権による人権弾圧を反省したのでしょう。国際社会と日本人民へ頭を下げたのでしょう。違うのか。本当は反省などする気はなく、大日本帝国憲法で戦後も貫く動機だったのか。



 いい加減にして欲しい。「おしつけ」憲法論に基づく改憲路線は、靖国史観そのままではないか。



 そのようなことを主張する政治家は、日本国憲法を定める日本人民の前に、辞職せねばならない。



 特攻隊の青年を欺き、自爆への道を準備、強制した日本政府は、この期に及んで、あのアジア太平洋戦争を自存自衛の戦争だったという靖国史観・大本営発表を繰り返し、日本人民に対し、戦争への道を再現するのか。



 改憲を目指す自民党政治を実現している公明党を含めて、彼らを日本国の議会から排除していく日本人民の民主主義的選挙運動が世界の平和・日本の平和を達成していく現実的な道ではないか。
憲法は希望 (宮天狗)
2006-10-19 09:26:30
東西南北さん



コメントありがとうございます。

あの憲法が公布されたとき19歳だった私はとてもうれしかったのを今でもはっきり覚えています。治安維持法によってがんじがらめにされ、戦争に打ちひしがれた人々にとって、新憲法は希望そのものだったのです。

また東京裁判では大川周明氏が東条元首相(逮捕されるとき自殺未遂)のおでこを叩くなどのアクシデントがあって、この程度の人間に勝手なことをされていたのかと改めて怒りを感じたものです。

同時にすべてをその名において行った昭和天皇がなぜか訴追をまぬかれたことに激しい疑問を抱いたのも事実です。

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