金木犀、薔薇、白木蓮

本の感想、ときどき映画。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

大河ドラマ『いだてん』#16

2019-04-28 20:46:38 | 大河ドラマ「いだてん」
第15話で下がった主人公の株、
さらに大暴落!


前回のフォローをしなきゃいけない場面だろうに、
上京したスヤさんの顔を見るなり、帰れと追い返した!

幾江がスヤさんのために
「何様のつもりじゃあ!!」
とマジギレして怒ってくれたから
(四三ではなくその兄に向かってだが……)
多少すっきりはしたけれど、ダメだろう、これは。

サボってたとは思わないし、
雪辱を誓って頑張ってるのはわかるが、
新妻を追い返しても仕方ないと思えるだけの説得力が
これまでの描写にはないんだよ。
スヤさんが嫁いだことで手にできたお金で
他人におごっちゃってるしさあ!

それでもオリンピックの中止を知って四三を心配するスヤさん、
天使すぎるよ!!

【その他いろいろ】

・ピエール瀧のアレでどう処理するのかと思ってたが、
 播磨屋さん、何食わぬ顔で入れ替わってる。

・なんと向かい側に下宿してたのはシマだった。
 ラブコメならフラグが立つところだが、
 果たして……?

・水しぶき走法って何だっけ??

・今ならセクハラになりかねない永井の抱擁、
 弟子に拒否される。

・師匠の訃報に接した朝太のパートは
 本来なら心打たれるはずの回想満載なのだが……。
「それで、君のエピソードは本筋にどう絡むのだね?」
 という(第1話から解決しない)疑問が邪魔をして
 浸れなかった……。

・嘉納先生の理想主義が、現実を前にして
 あっけなく散っていくのが悲しい。

・オリンピックのマークって、
 このときからずっと変わってないんだなあ。





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おでかけの記7:タルトストーン@丸の内

2019-04-26 19:34:09 | おでかけの記
県図書館から円頓時商店街のほうに歩いていったところにあるお店。
1階がケーキショップ、
2階がカフェスペース。




通りを見下ろせる窓際のソファ席。

16時近くで、カフェスペースには自分だけ。
2席に、前の人の食器がずっと放置してあったけど、
全然混んでいないので、このほったらかしな感じが
不快じゃない。





店名の通り、タルトがメインのようなので
タルト好きとしてはうれしい。
また行こう。
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大河ドラマ『いだてん』#15

2019-04-21 20:53:16 | 大河ドラマ「いだてん」
大河史上、初夜のヘタレ描写は数あれど、
上位にランクインする突き抜けっぷりだったんじゃないだろうか……。

好きだった男の人が自分との結婚に乗り気じゃないとか、
結婚した彼が自分に指一本触れないまま
東京へ去っていくとか、
東京から破談にしてもいいと手紙を送ってくるとか。
スヤさんが天使のような心で受け止めたから
深刻に描かれないけれど、結構ひどいよね。

そして、ストックホルムでの経験を重く受け止め、
四年後のオリンピックでの雪辱を誓う、その心意気は
わかるんだけど、費用を工面するために奔走した
兄ちゃんの立場も少しは考えてやっておくれよ……。

今回は主人公に苦言を呈したくなることばかりだったな。

大竹しのぶ演じる幾江とスヤさんの愛には胸キュン。
幾江が言葉も荒く金栗家に乗り込んできたのは、
スヤさんをないがしろにされたって怒りも
あったんだろうな。

【その他いろいろ】

・永井先生「肋木につかまれ!!」
 肋木=体罰の道具なのは相変わらず。

・テニスボーイ永井。

・嘉納先生、ものわかりのいいこと、美しいことばかり言うけど、
 そろそろ学習して!! お金のこと考えよう!!

・今日も股間隠しにいそしむNHK。


コメント (2)
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おでかけの記6:四間道 @丸の内

2019-04-19 21:18:58 | おでかけの記


忙しい時期を乗り越えて、
久々に「急ぎの仕事」のない一日。
県図書館へ行ったついでに
「四間道(しけみち)」へ。
円頓寺商店街の東側の入り口と交差する通りが
それらしい。
昔の街並みが残っていると聞いていたのだけど、
意外に行動範囲の近くにあったんだな。







昔からある古い建物もあれば、
それと合わせて作ったらしい、
レトロ風のおしゃれな店もあり。



歩いている途中でいくつか見かけたこれ。
屋根の上に祠がまつられている。



そのまま「屋根神様」というんだって。
このあたりの風習だったらしい。

本当に普通の生活空間として古い家が残っている場所もあって、
丸の内のすぐ近くにこんな場所が残っているのが
とても不思議。


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大河ドラマ『いだてん』#14

2019-04-14 20:46:45 | 大河ドラマ「いだてん」
永井の乱(笑)

嘉納先生が帰国してきたら、校長室が物置になってて
なぜか肋木が。
「時代は変わったんですよ 嘉納さん」
不敵に笑う永井のクーデターにめちゃ笑った。


二週間ぶりの「いだてん」、見どころ盛りだくさんで
楽しかったよ。
今まででいちばんおもしろい回だったんじゃないだろうか。

ストックホルムから帰ってきたら、
明治天皇の崩御で時代は大正に。
敗因を追及され、「次のオリンピックに出るつもり」だと
宣言する四三に胸を打たれてしまった。

オリンピックでの敗退を吹っ切ろうと
陽気にはしゃごうとした弥彦は、
天狗倶楽部のメンバーに
「俺ももう30だし……」
と倶楽部の解散を告げられてショック。
みんなが一足先に大人になっちゃった淋しさ。
でも結局みんな脱いでた

怒ってるっぽい兄のもとへ帰ってきた四三を
待ち受けていたのは、見合い。
そして相手はスヤさん。
「続きは来週!」
大竹しのぶのメタ発言で締め。
来週はラブコメ回かしらん。


【その他いろいろ】

・可児先生、ドッヂボールを日本にもたらしたとのこと。
 脚の怪我に大きな事情があるのかと思いきや、
 「飛び降りますよ~!」→誰も止めてくれずに落下。

・「女のくせに!」となじられた二階堂女史、
 「男に生まれたってだけ=棚から落ちたぼたもちめ!」
 と臆せず言い返す。
 東大での上野千鶴子女史の祝辞が話題になっていたところ、
 タイムリー!

・日本に帰ってきてから、オリンピック中の日々を思い返す四三。
 いいセリフを言っているのに、
 回想シーンが例のBLシーンだったので笑ってしまう。

・いまいち意義がわからない志ん生パートも、
 今日は師匠のツンデレぶりが炸裂して胸キュン。
コメント (2)
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映画:『翔んで埼玉』

2019-04-05 08:49:42 | 映画の感想
2019年の映画④:『翔んで埼玉』(武内英樹 監督)
★★★☆☆3.5

【シネマトゥデイのあらすじ】

東京都民から冷遇され続けてきた埼玉県民は、
身を潜めるように暮らしていた。
東京都知事の息子で東京屈指の名門校・白鵬堂学院の
生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、
容姿端麗なアメリカ帰りの転校生・麻実麗(GACKT)と出会い、
惹(ひ)かれ合う。
しかし、麗が埼玉出身であることが発覚し......。

*****************************

映画館にて。
スピード感あふれるハイテンションコメディだと
予想していたのだけど、進行はややもったり。
草加せんべいでは笑ったけれど、
もう少しテンポが速いと、勢いでさらに笑わせられたと思う。

掘り下げがない部分が、不満につながるか、
「もっと知りたい」という興味につながるかのちがいって
何なんだろうね……。
これは「もっと知りたい」のほう。

終わったあと、映画館で
「二階堂ふみがいつ女の子だってネタばらしされるのかと
思ったけど、結局ネタばらしがなかった」
と言っている人がいたんだけど、
男の子が男の子を好きになってしまう、という展開が
理解できなかったんだろうな……。
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映画:『ジュピター』

2019-04-01 11:11:02 | 映画の感想
2019年の映画③:『ジュピター [DVD]』(武内英樹 監督)
★★★☆☆

【シネマトゥデイのあらすじ】

ウォシャウスキー監督が『マトリックス』以来
初のオリジナル・ストーリーで放つ、
新次元スペクタクルSFアクション!

地球は、宇宙最大の王朝に支配されていた!
人類絶滅の危機を救うのは、王位を継ぐ運命を担う女―
偉業を成し遂げる宿命を持つ星座に生まれたジュピターだが、
現実は毎日ひたすら働いていた。
ある日何者かに襲われ、突然現れた強靭な戦士に助けられた
ジュピターは、自分が宇宙最大の王朝の王族だと知らされる。
彼の名はケイン、遠い星の遺伝子操作によって生まれた、
身分は最下級だが戦いに勝つためだけに作られた究極の戦士だ。
王朝では今、3人の継承者たちが支配権を争っていた。
彼らは亡き母と同じ遺伝子配列を持つジュピターが、
生まれ変わりとして引き継ぐ地球を狙っていた。
10万年前から支配してきた全人類を、
今まさに滅ぼそうとしているのだ。
ジュピターとケイン、身分違いのため決して結ばれない
運命の2人が今、人類の危機に立ち向かう──!

*****************************

友人宅にて。

・ヒロインに関する設定がまったく生きていない
・恋愛が唐突に展開する
・王族の兄ちゃんチープすぎ
・なぜ文明が進んでいるのに時代に逆行したような
 ファッション&建築デザインなのか
・そんなテクノロジーがあるなら、
 これする意味ないやん?

等々、SFのド素人から見てもツッコミどころ満載で、
おそらく友人と一緒じゃなかったら
最後まで見通せたかどうかもあやしいんだけど、
不思議と嫌いじゃない。

バトルシーンに興味がなく、飛ばしてみたのだが、
アクションシーン好きならまた違った評価だったかもね。

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