金木犀、薔薇、白木蓮

本の感想、ときどき映画。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

大河ドラマ「 鎌倉殿の13人」♯12

2022-03-27 21:22:24 | 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
第12話「亀の前事件

この回をずっと待ち望んでいた!
予告からしてめちゃ面白かったのだが、
本編はあちこちがギスギスしまくってて
ただ笑えるだけじゃないのがつらいよ……

上総介広常が、京に行ったときのために
手習いしてるの、つらすぎる……。
こんなエピソード入れてくるなんて
鬼の所業だよ。
小四郎の頼みで亀のことも預かってあげるし、
いい人な側面を見せながらも、
「頼朝にとって、板東の団結にとって、
 この男が邪魔である」
というのも序盤できっちり描いていて、
ここがいちばん見ていて苦しかったよ……

どう考えても脈がない、
自分に男としての興味を一切示さない八重を
追っかけ続ける小四郎の狂気。
八重も、
「どうしてそこまで頼朝に執着する??」
という感はあるけど、彼女の場合は、
「貴種に選ばれて子を産んだ」というプライドとか、
家族や経済基盤を一切失ってしまって
すがるものがそれしかないという事情とか、
まだわからないでもない。
ここまで引っ張るということは、
泰時の母親は八重になるのかね……

【その他いろいろ】

・実衣と全成、結婚。
 頼朝周辺に埋まった地雷を踏みまくり、
 場を凍らせる実衣ちゃん。
 案の定、浮気の秘密もめちゃしゃべってる。

・りくは、政子が傷つくであろう頼朝の浮気の話を
 口をすべらせたふりで伝えるし、
 政子は彼女の意地悪に気づいていて
 りくの兄をひどい目に遭わせることで報復するし、
 仲良しだった二人がギスギスしてるの、悲しい。
 でも、りくは女としては政子サイドに立つ気持ちも
 持っているのだよな。それを今回は描いていた。

・りくのウインク、めちゃ可愛かった!

・静かに御家人たちを観察している大江広元の目。

・義経の「馬引き役、イヤ」エピソード来た!
 「代わりにやる」って行った千葉常胤に
 「見栄えがするものと言ったはずだ!」って言う頼朝、
 ひどい……。
 お年寄りは大切に!

・義経「残念ながら兄弟は私一人ではない」
 なんで「残念ながら」なんだよ!
 政子のおなか触ってるところも、怖いよ!!
 
・頼朝「妻というものは子ができたら夫のことなどそっちのけ。
 淋しかったんだよ~!」
 懐妊する前から浮気してただろ!!

・政子「田んぼのヒル!」
 振り回され続ける小四郎にひどい罵声。

・「頼朝の女を自分のものにすれば、自分は頼朝を超える」
 三浦義村の謎理論。
 八重さんにコナかけてたのも、それが理由だったのか。
 亀も、頼朝じゃなくてもいいんだな。

・時政パパ、キレた!
 でも、本当に頼朝のパパを筆頭とする一家への仕打ちは
 ひどいからな。
 命の危機を救ってずっと支えてくれたのに。

・畠山重忠が清らかすぎるよ~

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51-58:最近読んだ漫画

2022-03-21 01:45:55 | 22 本の感想
 おざわゆき『傘寿まり子3』

2巻を読んでから時間がたっていて、
結構設定を忘れてしまっていたな。
恋愛でストーリーが進んでいくのかと思いきや、
新しい展開。
世界がどんどん広がっていくの、いいね!


 入江喜和『たそがれたかこ1・2』

ヒロイン45歳。
これも「歳をとっても前向きに変わっていく」お話なのかな?
嫌な感じのリアルさがあるし、
絵柄もどちらかというと苦手なんだけど、
続きは気になる。


 アキヤマ香『長閑の庭1・2』

60代の教授に思いを寄せる大学院生のお話。
ムードがいいねえ。
ベタだけど、近場で三、四角関係が発生するのは
やっぱりおもしろい。
田中、嫌いなタイプのはずなのにキュン。


 東村アキコ『東京タラレバ娘1・2』

売れっ子作家らしいキャラ造形・テンポ。
何もかもが上手い。
安心して楽しめる。
イケメンモデルの男がムカつきすぎるのだが、
主人公の相手役はまちがいなくこいつなんだろうな……




 香月日輪・深山和香『妖怪アパートの幽雅な日常1』

あやかしほっこり系かと思いきや、
えらく重い要素をぶっこんできたな……

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大河ドラマ「 鎌倉殿の13人」♯11

2022-03-20 21:18:54 | 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
第11話「許されざる嘘

コントとどす黒い悲劇が交互にやってきて、
頭がおかしくなりそう……

タイトル、義経の嘘のことかと思ってたよ!
恩赦のためにいったんは許されることが決まった伊東の爺様が
殺されてしまうとは……
いや、史実として自害したのは知っていたから、
「これ、どうやって回収するんだろ」
とは思ってたし、爺様が子どもたちと暮らすことを
楽しみにしている様子を見せた時点でフラグだとは
わかったけれど、こう来るとは思わなかった。
伊東祐親、第1話の時点から、頼朝の敵にもかかわらず
好感度低くならないように描かれていたんだよね。
平家の手前、二人の孫を殺さざる得なかったのはわかるし、
頼朝が板東武者を見下してるのもちゃんと描いていたから、
行動原理が明確。
本当に顔つきが穏やかになっていたのに、
善児を使って孫二人を殺害した報いを善児による暗殺の形で
受ける展開が、ひどすぎるよ~~!!

いまだかつて、こんなに義円がクローズアップされた
創作物があっただろうか……。
子ども時代に登場してるのしか見たことないよ!
教養もあって性格もよい、好感度高い人物として描かれていたのに
義経の嫉妬によってそそのかされ、死んでしまった。
義経の病んでる感がすごい。
梶原に見られてなかったら、しらを切り通すつもりだったんだな。
頼朝が、最初にかけつけてくれた&軍才があるというだけで
「男の子が生まれなかったら跡をつがせる」
とまで義経を評価してるのは意外だけど、
そんなこと口にしたら、義経は頼家を殺しちゃうんじゃない??

それにしても義時は、頼朝に兄と祖父を殺されてるんだけど、
「絶対許せねえ」にならないのかな?

来週はついに亀の前事件。

【その他いろいろ】

・義時が大泣きする場面、予告で見ていたが、
 失恋で号泣してるのだとは思わなかった。
 八重が自分に気がないって、
 ほんとにわからなかったんだな……。
 叔母甥婚が珍しくなかったってこと、
 ようやく言及された。

・義村「振られてからが勝負だ」

・梶原景時
 「わしは頑固で 融通が利かない
  人の間違いを放っておけない」
 仕込んでますね……
 和田義盛とめちゃ気が合わなさそう~!!

・武功をたたえられてうれし泣きする藤九郎可愛い。

・頼朝「わしが誰よりも頼りにしているのはお前だ」
 舞台裏を知ってる義時に、よく言うね!?

・今日も和田義盛はアホ可愛かった。
 
・三善康信、奈良まで見に行ったの??

・全成の実衣へのアプローチがキモいんだが……

・やはり行家が来るとろくなことにならない

・御家人になって早々、汚れ仕事担当になった梶原景時。
 善児がOPのクレジットに出てくるだけで怖い。
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アニメ「平家物語」第1~4話

2022-03-19 22:05:57 | その他(ドラマ・アニメ・落語)レビュー
見よう見ようと思いつつ先延ばしにしていたアニメ。
ワクチン3回目の副反応でだるだるだった時間に
ついに視聴。

揚羽蝶から物語が始まるあたりの、
「わかってるね~」感。
平家の紋は揚羽蝶なんである。

ヒロイン・びわと重盛がそれぞれに、
「先が見える」「死者が見える」という不思議な目を持っている
というファンタジー要素はあれど、
基本的に平家物語に準じたつくり。
(「平治物語」等からもエピソードを拾っている)
第4話までのトピックは以下の通り。

【第1話】「平家にあらずんば~」、殿下乗合事件
【第2話】祇王と仏御前
【第3話】西光vs延暦寺、鹿ヶ谷、小督、重盛の諫言
【第4話】俊寛置き去り、重盛の死


清盛が後白河法皇を生前から「後白河法皇」と呼んでいることとか、
滋子が清盛と他人みたいなスタンスでいるところとか、
宗盛を次男と言っているところとか、
高倉帝が「清盛どの」「重盛どの」と呼んでるところとか、
気になることは多々あれど、
まあ、呼称についてはちゃんとやろうとすると
視聴者に優しくない作りになってしまうからな……
「院」とか官位で呼ばせると、
前提知識のない人にはわからないだろうし、
若い帝が清盛や重盛を呼び捨てにするのに
違和感を抱く人もいると思われる。

個人的には、右京大夫が出てきたのがうれしかった~。
名前は出ていなかったけど、
「歳上で、歌がうまくて絵もうまい」
と恋敵である隆信のことを資盛が語る場面もあった。
この作品の資盛はわりと残念な子。

びわの目によって、最終的に悲劇で終わることが示されていて、
独特のムード。
たまには不幸じゃない重盛が見たいよ……。
父に「おもしろくない」と言われて、
「最後まで面白くないものじゃったの、私は」
と死の間際までそれを気にしているところもかわいそう。

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50:午後『眠れぬ夜はケーキを焼いて』

2022-03-18 18:10:15 | 22 本の感想
午後『眠れぬ夜はケーキを焼いて』
★★★★☆4.5

【Amazonの内容紹介】

大変なことは多いけれど、
これだけたくさんのケーキをつくれるのならきっと大丈夫。
そう思うのです。

Twitterで大人気の作家・午後(ごご)さんが送る
眠れなくて不安な夜の過ごし方を提案するコミックエッセイ。

パウンドケーキやスコーン、ガトーショコラ、プリン、豆腐アヒージョなどのレシピ付き

****************************************

Twitter発のエッセイコミックということで
正直なところ、絵はうまくないのだけど、
静かでひんやりした夜や雨の日の空気感みたいなものが
全体を貫いていて、それが好き。
ダメダメだった日に料理をして帳尻をあわせた気分になるの、
とてもわかる。

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43-49:最近読んだ漫画

2022-03-18 17:58:01 | 22 本の感想
 山田芳裕『望郷太郎1』

「へうげもの」の作者の作品だということで
気になっていたのだけど、SFだったとは。
個人的には興味の薄いジャンルだけど、
続きは気になる。


 久世番子『神は細部にやどるのよ1』

ファッションに感するエッセイ漫画。
「エナメル」→「パテント」
「ジーパン」→「デニム」
とか、名前変えんでいいやろ!?っていうのは
わたしも思っていた……。
「ジレ」って何だよ、「チョッキ」だろ!!


 みやびあきの『 コーヒーをしづかに1』

表紙から、美人店主が出てくるほっこり系の話だろ……と
予想していたのだが、思ったより恋愛度が高め。
悲しい過去がありそうな、歳上で和服の美人店主、という設定は
やはりあざといが、高校3年のピュアな男の子が寄せる恋心が
話の中心だったのは意外。



 田素弘『紛争でしたら八田まで1・2』

ウクライナ編が無料公開されていたのを読んで1・2巻を購入。
実在の紛争を背景にして、しかし解決するのは、
それを背景にした会社規模の揉めごと。
解決も現実的なラインを抑えている。
世界各地の紛争を知ることが出来るのが良い。


 幹本ヤエ『川越の書生さん1 』

作画だったりテンポだったり、
「これがデビュー作なのかなあ……」
と思いながら読んでいたのだけど、
すでに何作も出している漫画家さんなのね。
まだ何も始まっていない感じだけど、
ご当地ものなので川越に興味がある人には楽しめそう。


四葉タト『パリピ孔明1』

Web 連載中に読んで、
「これ、『転生! 太宰治 転生して、すみません』と
 同じコンセプトじゃん。太宰治の方が先だけど、
  拡散力は漫画の方が強いからずるいよな~」
と思っていたのだが、独自の味付けもある。
ところどころに出てくるデフォルメされた絵が可愛い。

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大河ドラマ「 鎌倉殿の13人」♯10

2022-03-13 21:13:41 | 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
第10話「根拠なき自信」

義経が危うすぎて、ハラハラしっぱなし!

 鎌倉で平泉のこと、
「こちらとは比べ物にならないくらい美しいところです」
「(鎌倉が平泉ほどに美しくなるのは)難しい」
と言っちゃう義経。
異母兄である範頼に
「そちら(の母)は遊女ですよね」
ってマウンティングと取られかねない発言しちゃう義経。
三浦や時政に偉そうな口きいちゃう義経。
未経験ゆえにたしなめられて拗ねちゃう義経。
戦の才を見せつけるものの、それを発揮できずに暴れちゃう義経。
もー、これ絶対嫌われるし揉めるじゃん!!

キラキラした輝きと、「これは殺されても仕方ないな」が
両立するキャラ造形、パワフル。
ラストの、登場した義円を見つめる義経が不穏……。

キザな参謀役だった義村が八重さんに振られたあげく、
腐った草餅食べて腹壊し、戦を欠席してるの、笑っちゃう。
しかし、なんだな、「おじー姪」婚や「おばー甥」婚は
この時代はアリなんだけど、それをわかっていて見ても
違和感というか抵抗感すごいね。

戦の最中に、
「見てくれ、可愛い小鳥を捕まえたぞ!」
って駆けてくる義盛、可愛すぎだろ。
妖精か??

【その他いろいろ】

・国衡、泰衡も来た~!
 
・「どっちが敗軍の将かわからない」
 と広常に言われたように、最後まで堂々としてた大庭景親、
 よかった……。
 それに比べて、大庭のせいにして助かろうとする山内首藤の
 情けなさよ……。
 もう登場しないのかな。

・景親「あのとき頼朝を殺しておけばと、
    お前もそう思うときが来るかもしれんぞ」 
 予言者!!

・亀の前、「性格が優しい」って吾妻鏡に書かれてたし、
 かわいそうな被害者ってイメージだったけど、
 このドラマではなかなかに怖い。
 「あの下女は役に立たない」って讒言するわ、
 頼朝との仲を八重に見せつけるわ。
 これは、やられっぱなしではなく反撃するタイプだろう……。

・「俺が八重さんをもらってもいいんだな」
 という義村の発言に対する義時の
 「ちょっとお待ちなさい」
 が可愛い。

・「老けたなあ」と言われていきなり佐竹を斬り殺す広常だけど、
 このあと、ちゃんと敵方に内通者作って戦をおさめてるんだよね。
 アホではない。

・ああ~重忠の貴公子ぶりよ。
 義盛と言い合いになって、土肥さんにまた
 「仲良くじゃ!」とたしなめられてるんだけど、
 小鳥を捕まえてきた義盛にほのぼの発言してるんだよな~。

・義時、「女はみんなきのこが好き」という謎の思い込みで
 八重にきのこをプレゼントするが、八重はきのこが嫌いという。
 第1話でもこんなエピソードあったな!?
 これはモテんわ……失敗から学ばない男。
コメント (2)
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37-42:最近読んだ本

2022-03-12 20:02:48 | 22 本の感想


再読。
何度読んでもすてきな本だ!


 『ひとり暮らし月15万円以下で 毎日楽しく暮らす』

いくら一人暮らしといっても、食費が安すぎない??
2万円の人には納得だけど。
でも無頓着にお金を使いすぎてるな~と
反省するきっかけにはなった。


 福田麻琴『コスパのいい服』

コスパのいい服=安い服、じゃないもんね。
そこがいい。
服の本って自分の参考になることはめったにないんだけど、
人がどういう基準でものを選んでいるか、というのは
興味深い。


 どいちなつ『ほめられ弁当』

再読。
実用書というより、観賞用として見ている。
美しい……


有本葉子『有本葉子の和のお弁当 』

再読。
これも観賞用。

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36:遠藤彩見 『給食のお兄さん』

2022-03-12 19:44:03 | 22 本の感想
遠藤彩見 『給食のお兄さん』
★★★★★

【Amazonの内容紹介】

コンクールで優勝するほどの腕をもちながら、
給食調理員として働くことになった料理人の宗。
子供嫌いな彼を待っていたのは、
保健室登校生や太ってしまった人気子役など
問題を抱える生徒ばかり。
さらにモンスターペアレントまで現れて。
すべてのトラブルは、「調理場」で解決! 
笑いと感動そしてスパイスも効いた食育&青春小説。 

****************************************

おもしろーい!
学校給食という題材が他者の仕事を垣間見る楽しみを
提供してくれるし、1話ごとに、
しっかり問題の解決と主人公の成長を描いていて、
きっちりエンタメしている。

わたしが通っていた小学校も、
確か学校内で給食を作っていた気がするんだけど、
スタッフの人と接触する機会、ほとんどなかったな。

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35:山口恵以子『さち子のお助けごはん』

2022-03-12 19:40:40 | 22 本の感想
山口恵以子 『さち子のお助けごはん』
★★★☆☆3.5

【Amazonの内容紹介】

出張料理人さち子が、依頼者の悩みを料理で解決していく
笑いあり涙ありの痛快ストーリー。
大御所の小説家を喜ばせた意外なレシピ、
依頼者の老いた母を元気にした魔法のスープ、
異国の来客に戸惑う両親とその息子を救った言葉……。
そんなさち子は老舗料亭「花菱」の一人娘だったが、
花板である父の死によって事態は最悪の展開に。
大好きだった父の味は滅んでしまうのか──。

食堂小説で大人気の著者が、料理、そして家族を愛する
全ての人に捧ぐ、渾身の連作短編小説。 

****************************************

Kindleの読み上げ機能で読了。
連作短編集ならぬ連作掌編集といった感じ。
一話一話が短くて、さらりと読める。
外国人に対する両親の偏見をあらためようとした息子に
さち子が放った言葉が印象的。
元夫は、改めて謝らないんだな……

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