ブリヂストン社宅と下水道について（2）

ブリヂストン社宅には、実は、汚水処理場は、併設されていない。
ただ、当時の地図を見ると、北側の工場のある区域と、南側、ブリヂストン社宅の間に、複数の池が、東西に並んでいる。
東側の池は、おそらく、今もあるのだが、西側の池、地図の表記では、沈殿池、となっている。
おそらく、この池が、汚水処理場ではないかと思える。
工場区域と、ブリヂストン社宅の中間にあるので、工場排水と住宅排水、両方を、処理していたと思われる。
（2013年9月記）

ブリヂストン社宅と下水道について（1）

上水道に比べて、下水道の方が新しいのかもしれない。
そもそも、高度成長期以前、下水道という考えすらないのかも。
河川、海岸があれば、そのまま、投棄していたからだ。
とはいえ、公害という、考えも、あったらしい。
団地は、たいてい、自前で、汚水処理場を備えていたし、大規模な工場も、汚水処理は、やっていた。
ブリヂストン東京工場、および、ブリヂストン社宅は、その点は、どうだったのだろう。
（2013年9月記）