すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

ステップソール講習@八幡平/前山

2018-04-18 18:16:09 | レッスン

今日はN子さんのステップソール講習です。

まずアスピーテライン見返り峠の東側、困難を極めそうなベタベタ雪の急斜面にトライ。

山向きキックターンのNEWバージョンもレクチャーして、何度も急斜面を登り返し。雲行きやや怪しげ。

今日はわざわざベタベタ雪を選んでここへ来たのです!気温も上がって、ベタベタ度アップ。ベタベタ雪は思いの外手強く、良い練習になります。

昼を過ぎた頃から、山頂付近がガスっぽくなりそうな雰囲気が漂い始めたので、アスピーテライン茶臼口へ車で移動、講習場所を前山に移して。

標高が少し低い、こちら前山のほうが滑りやすい雪。

と油断していたところに意外なところから、とんでもない課題を吹っかけられましたが、山は、都会のアスファルトで舗装されたような場所とは違います。危険回避能力も大事なんですよね。なんでも経験ですから、こういうことも、軽くクリア出来るようになったら良いですね。

登り方、キックターンの仕方をマスターすれば、ステップソールの機動力に勝るものなし!今日もたくさん滑ったなあと感慨に浸ることもなく、雨が降ってくる前にちょうど良い具合に終了。

本日はお疲れ様でした。

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御在所園地/黒谷地〜源太森

2018-04-17 20:36:42 | 八幡平(積雪期)

久しぶりに良いお天気の八幡平。今日は管理員の仕事で、まずは御在所の五色沼へ。

寒い日が続いておりましたが、とは言え、着実に季節は進んでいるようで、五色沼の水面の色は褐色から緑がかった色へ変化しておりました。

と、今年は問題発生。沼の畔りの浸食が進んだ結果、木道脇の杭数本が池ポチャ。

水面下では、かなりえぐられているようなので、専門家に判断してもらうまでは仮に立ち入り禁止のロープを設置しました。木道ごとごっそり沼に落ちたら一大事ですから。

その後、黒谷地から源太森まで。黒谷地ではまだ2m50ほどの積雪があります。

源太森まではマーキングテープで目印をつけていきながら。

源太森からの八幡沼方面。昨日の新雪で連休前とは思えないほどの白さです。

4月に入ると天候不順な日が多く、3月に一気に進んだ雪解けもやや足踏み状態。アスピーテラインも予定通り 8:30ゲートオープンとは限らない場合も多々ありますので、お越しの際には八幡平市観光協会HP等で確認してください。

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ステップソール講習@旧八幡平スキー場

2018-04-16 16:32:28 | レッスン

本日は昨日に引き続きOさんのステップソール講習です。

当初、モミ山での講習予定でしたが、今日はアスピーテラインが終日閉鎖ということで、場所を変更し旧八幡平スキー場イナズマコース周辺でおこないました。

ステップソール講習も2日目ともなれば、ステップの効かせ方も板についてきた感じ。

まずは比較的緩い斜面で、側圧系の板を走らせる滑りで足慣らし。序盤は日が差してお天気も良い感じだろうか・・・と思っていましたが、次第に雪混じりに。。。

足慣らしが終わったら、イナズマコースで何度も登り返してのジャンプ系の特訓モード!山向きキックターンもだいぶ良い感じになってきましたね。

昨日の降雪の上に新たな雪が積もって、なかなか良いトレーニングバーンとなりました。

中斜面では安定感あるOさんですが、課題は急斜面。スキーシーズン、もう少しありますから、あとはお持ち帰りの練習で来シーズンに向けての足がかりを作って欲しいと思います。

特訓モードのあとは軽いタッチで下山。2日間のステップソール講習で、登り方もかなり自信がついたと思いますから、鳥海山あたりで腕試しでもしてください!今シーズンも遠いところ何度も足を運んでいただき、ありがとうございました!

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ステップソール講習@下倉スキー場

2018-04-15 19:03:09 | レッスン

本日4/15、いよいよアスピーテラインが開通です。しかし生憎の雨降りお天気。

当初モミ山で予定していたステップソール講習は悪天候のため、場所を変更し、お山の方よりは良かろうと、下倉スキー場のセンターハウス前のゲレンデで。とは言え、雨降りは雨降り。

雨ニモマケズ、風ニモマケズ、カッパヲキ、ゴムテブクロヲハメ、ヨクノボリ、ソシテコロバズ。。。

ステップソール講習では登りも重要です。山向き谷向きキックターンともしっかり練習。

仙台のOさん、登坂力は抜群。ターン中盤の処理も滑らかになりました!これに圧のコントロールが加われば、もっと違う世界も見えてくるかな?

尾花沢のOさん、カカト感は一番の出来。山向きキックターン、歩き方でも良いパフォーマンスになってきましたね。

昨日からのKさんも、最後にはかなり納得の動きになったと思います。課題はまだたくさんあるとしても、この2日間でかなりクリアになったところも多かったです!

ご参加の皆さま、本日は降雨の中、最後までたくさん滑ってたくさん登って頑張りました!大変お疲れ様でした。

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ステップソール講習@旧八幡平スキー場

2018-04-14 18:14:10 | レッスン

春です。ステップソールの季節です。今日は東京からお越しのKさんのステップソール講習です。

旧八幡平スキー場のイナズマコースへ向かう連絡路をメインのゲレンデとして、キックターンのやり方も含め、やること満載、マンツーマン!Kさんはヤル気満々!

最初は空模様同様、やや怪しげなスタート切ったKさんでしたが、徐々に調子を上げていく。

キックターンは苦手ではすまされない。山向きのキックターンも谷向きのキックターンもないがしろにしてステップソールで山には行けませんからね。

最初やや怪しげなスタート切ったKさんでしたが、最後にはかなり良い感じに仕上がって終了。お天気もなんとか持ちこたえてくれました。

何度も登ったり滑ったり、大変お疲れ様でした!

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アスピーテライン開通間近

2018-04-12 19:51:41 | 八幡平(積雪期)

いよいよ今年も自然公園管理員の仕事が始まりました。

アスピーテラインの除雪も佳境を迎えておりますが、ちょいちょい降雪があって、4/15の開通までスケジュールは押せ押せという感じなんでしょうか?

県境レストハウス前の駐車場は除雪済みですが、うっすらと雪が覆っています。

見返り峠WC付近からの県境レストハウスを俯瞰。毎年毎年、雪の付き方が違うんですね。

アスピーテラインの開通に合わせて、誘導用の竿立て作業はこの時期の重要な任務。

新雪がけっこう積もってます。ツボ足だとブスブス潜ります。

県境入り口〜見返り峠〜山頂〜陵雲荘〜源太森は竿立て終了。

最近、アスピーテライン御在所周辺のゴンスケが姿を見せない代わりに、さらに下ったところのゴンベイは毎日顔を出しています。こいつもすっかり人馴れしてまるで柴犬のよう。。。エサを与えないでくださね。

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IDEHA&RASU-Tステップソール合同合宿 4/7

2018-04-07 23:38:44 | 山形

志津温泉清水屋旅館では、美味しい山の幸に舌鼓を打ち、節度をもって楽しく語らいの夜。

一夜明けた朝は、どんよりとしたお天気ではありましたが、ツアーは大丈夫そう。

今日は、IDEHAの石沢氏のガイドによる湯殿山西の平ステップソールツアー。彼とは古い付き合いとなりますが、本当に任せて安心です。

姥沢の車止めから少し登り返して、即滑走開始。今日は参加者8名、スタッフ3名の総勢11名。RASU-Tではありえない大所帯ですが、たまにはいいもんです。

さすがの石沢氏。ブナ林の中を華麗に滑り降りていきます。

このエリアのブナ林は、間隔も広く滑りやすい巨木の点在する素晴らしいところですね。

今日はちょうど良い雪でしたね。気持ち良くターンを刻めました!

滑って、登って、休んで。シールの着脱がないと、いつの間にかけっこう滑ってます。

斜度のあるところにもチャレンジします。日頃鍛えし腕前をここで発揮せん!

テールガイドの210くんは、いつも良い雰囲気を醸し出してくれてます。なんか安心します。ありがとう。

ステップソールのツアーが初めてというIDEHAですが、かなりお気に召していただいた様子です。面倒くさくないでしょ?

一見真面目そうに見える方も、山に入れば素の自分が出ちゃう!滑りはその人の性格を映す鏡!

ステップソール初トライの方にも、かなりの好感触だったと言えるでしょう!

練習の成果を出せ、雪や斜度に合わせてターンを刻めるようになった方もいるでしょう。

自分の使っている道具について考えさせられた方もいるでしょう。。。

これからの時期に注意しなければならないのが全層雪崩。豪雪地帯で知られるこのエリアの雪崩は規模が違います。

西の平の稜線まで上がってくると風雪が強く吹き付ける。この時期のツアーはこういう天候の急変に対応できないといけません。

滑ると登るの繰り返しで徐々に高度を落としていきます。

振り向けば湯殿山。あいにくの天気でしたが、良い山です。

白神山地をも凌ぐと言われるブナの森。本当に感動ものです!

 最後は、ビタッと目的地に到着です。ステップソール向けの良いツアールートでした!

ご参加の皆さま、湯殿山スキー場スタッフの皆さま、志津温泉清水屋旅館の皆さま、IDEHA石沢氏、ありがとうございました!

また来年もかな?

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IDEHA&RASU-Tステップソール合同合宿 4/6

2018-04-07 23:37:21 | 山形

4/6~4/7はIDEHA&RASU-Tステップソール合同合宿でした。

まず初日はスキー場の閉鎖間もない湯殿山スキー場ゲレンデでステップソール講習です。雪上講習の前に、スキー場のご好意で食堂を使わせてもらって机上講習。私の話を初めて聞く方もいらっしゃるので、ターンの理屈をまず頭に入れてもらいます。

ステップソールだからと言って、滑りの基本が変わるわけではありません。しかし注意しないといけないのは、後ろに進まないということ。

板によっては、キャンバーの強いものもありますので、板のたわみを意識した動きをしなければいけません。

もちろん、ステップソールでの講習では登り方やキックターンの仕方も大切です。シールよりもグリップ力のないステップソールでは切り返しが多くなり、キックターンの技術がないと急斜面を登っていけません。

集合した時には雨が強く降ることもありましたが、講習中はあまり雨に降られることもなく、たくさん本数滑れました。

春先の講習やツアーには、もはやテムレス(蒸れないゴム手袋)は必携品と言えるでしょう!

初めて私の講習を受講のHさんは、最後にかなり納得の滑りが出来たのではないでしょうか?

そして同じくSさんも、RASU-T流の滑りの表現にトライしかなり理解できたところだったと思います。

レッスン後の〆は、即身仏で知らせる注連寺への見学ツアー。寺の周りはまだ雪囲いが施されており、この地がいかに雪深いところなのかを知るところとなりました。そして住職に本堂内を案内していただき、即身仏も参拝でき、これで明日のツアーも成功間違いなしと、宿泊の志津温泉清水屋さんへ移動。

湯殿山スキー場のスタッフ皆さま、ありがとうございました。

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ニセ小畚Ⅱ峰

2018-04-02 17:34:55 | 裏岩手縦走路

朝方は山全体に雲が厚く覆っていましたが、お昼前頃からお日様が顔をのぞかせ、青空が広がってきたところで、さっと様子見でニセ小畚へ。

奥産道ゲートは昨秋より閉まったままです。道路の路肩崩壊で通行止になっていましたから、雪が解けても路肩の工事が終わるまでゲートが開くことはないでしょう。

奥産道ゲートを少し越えると、水芭蕉の群落。もう時期開花を迎えそうな勢いです。

気温上昇。ベタベタ雪でウロコが良く効いてくれますが、緩斜面ではもう少し板を走らせたいところ。

小畚橋からの湯ノ沢。だいぶ開いてきましたね。

松川大橋の上にはまだ雪がこんもりと載っかってますが、GWまで持ってくれるか微妙な量です。

松川大橋で休んでいると、ガラガラガラ〜ッ!と轟音が山に響き渡りました。写真の全層雪崩かどうかは分かりませんが、真新しい全層雪崩のデブリです。これからの時期は全層雪崩に要注意ですね。

ニセ小畚へ伸びる尾根に取っついて、順調に高度を上げていきます。ベタベタ雪ならステップといえども、かなり上を向いて歩いていけます。

そろそろクマの冬眠も開けてウロウロし始める頃。キョロキョロしながら周囲の様子をうかがいながら歩きましたが、痕跡は見つからず。オオッ!っと思ったらカモシカの足跡。

南から源太ヶ岳を望めば、写真左の大深岳の方が標高が高いのですが、より重厚に立派に見えます。

尾根をあっちこっちと様子見しながら、ようやく森林限界を越える。

そして、今日はニセ小畚Ⅱ峰へ。先客のトラックが残っていました。

左がニセ小畚Ⅱ峰、右奥がニセ小畚Ⅰ峰。裏岩手縦走路の雪解けもこれから一気に進んでいくことでしょう。

手前がニセ小畚Ⅲ峰、奥が小畚山。

まだまだ稜線上では新雪が降るらしく、ベタベタの沈む雪はけっこう手強い。

ネパールに行って不在にしている間に、強風を伴った雪の積もり方をしたらしく、ブナ林の中は変な起伏があって、しかも重くベタベタで悶絶の雄叫び。。。

絶叫とともにブナ林を滑り終えたら、ベタベタ雪で進まない奥産道をプッシュプッシュで下山です。

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