いよいよ5月も最終日。明日は八幡平の山開き。本格的に夏山シーズンの開幕です。
最近やたら注目度アップの鏡沼ですが、ドラゴンアイ現象は相変わらずゆっくりと進行中。
八幡沼は水際が徐々に岸辺へと近づいてきました。
八幡沼湿原の陵雲荘から源太分れの間は、木道歩き雪上歩き1:1の比率まで融雪。
黒谷地口から黒谷地湿原の間は、これから完全融雪までは無雪期の中でも一番危険な時期になります。竹竿通りに歩いてください。
奥から徐々に緑濃くなっていく黒谷地湿原。
いよいよ5月も最終日。明日は八幡平の山開き。本格的に夏山シーズンの開幕です。
最近やたら注目度アップの鏡沼ですが、ドラゴンアイ現象は相変わらずゆっくりと進行中。
八幡沼は水際が徐々に岸辺へと近づいてきました。
八幡沼湿原の陵雲荘から源太分れの間は、木道歩き雪上歩き1:1の比率まで融雪。
黒谷地口から黒谷地湿原の間は、これから完全融雪までは無雪期の中でも一番危険な時期になります。竹竿通りに歩いてください。
奥から徐々に緑濃くなっていく黒谷地湿原。
連日初夏の陽気の八幡平。気温も上昇、融雪も進んでおります。
アスピーテラインの遊歩道入口からすぐの鏡沼分岐の案内板に、ドラゴンアイの案内が貼付されました。これでドラゴンアイを求めてさまよい歩くこともなくなるでしょう。
その鏡沼のドラゴンアイ現象はじわじわ進行中。平日ですが、行楽客で賑わっておりました。
八幡沼中央部の解氷も本格化。
誘導用の竹竿チェックに差し直し、融雪の際の掘り出し。やることいっぱいのこの時期。
源太分れの遊歩道もついに露出。融雪スピードが一気に加速です。
と、木道脇の掘り出しをしているところへ、Tシャツ、短パンでアメリカンな四戸さん率いる火曜日の会の面々がステップソールで登場。
源太森裏の雪渓を華麗なるテレマークターンを皆さん決めておりました。
「この辺クマでるよねー?」っと話ししていた矢先のクマの糞。ブナの新芽でも食べている感じでした。こういうものはほじくってみる。
源太森から黒谷地の間はまだ雪上歩きですが、これからしばらく6月中旬ぐらいまでは踏み抜き注意区間です。
黒谷地湿原は奥の方から徐々に褐色から緑へと衣替え。
熊の泉もいよいよ露出。今シーズン一番乗りで喉を潤しました。
黒谷地湿原から黒谷地口まではあちこちで沢が開き始めましたので、竿通りに歩いていただきたいと思います。
例年遅くまで残る茶臼口〜茶臼山荘の山頂直下の雪渓ですが、これぐらいの時期になってくると積雪表面が硬くなり恐怖のトラバースとなります。毎年恒例のステップ堀りがいよいよ始まりました。
チャーンソー、スコップで少しずつ掘り進めていきます。
ステップを掘って平らな面を出してやれば安心して歩けますが、それでもちょっと心配・・・という方は、黒谷地口から茶臼岳へ向かってください。
これだけ一生懸命やっても、3日も経てばステップの角はかなり解けて丸くなってしまいます。しばらくは定期的にステップ堀りの必要な時期になってきました。
今週末は珍しく連日のお天気に恵まれた八幡平。
鏡沼のドラゴンアイ現象はあまり進まず。昨年よりも若干遅めの推移か?
ここ2年ぐらいで鏡沼のドーナツ化現象を「ドラゴンアイ」というようになりましたが、それまでは特に大きく取り上げられることもなく、有り難がって見ることもなく・・・、言わば「言ったもん勝ち」みたいな。・・・今日もたくさんの行楽客が見物にいらしてましたが、ドラゴンアイ現象のピークはまだ10日以上先だと思いますよ。
山頂展望デッキの周りの積雪もあと残り僅か!もう10日もすれば地面が見えてくるでしょう。
山頂から八幡沼展望デッキ分岐直前まではまだ雪上歩き。
ガマ沼が見えてくると遊歩道が露出しますが、露出してるのは八幡沼展望デッキ分岐付近のみで、あとはまだほとんど雪上歩きですので、足元は防水の効いたもので。
八幡沼展望デッキからの八幡沼。中央部の解氷ももう間もなく。
八幡沼湿原の木道は50%以上露出してきました。融雪の際のところの踏み抜きは注意です。
池塘の水面には初夏の空。
キスゲ通りの木道もけっこう露出してきました。
最後に黒谷地から黒谷地湿原の木道出し。この間の大雨で積雪内部からの融雪が進んだ結果、今年は亀裂がいたるところに走っていたり、一見硬そうに見える表面も、実はペラッペラで踏み抜きを注意しなければならないところ多数です。黒谷地湿原へお越しの際には、なるべく竹竿通りに歩いてください。
5/23。
今まで厳冬期仕様だった源太森〜安比岳分岐の誘導用マーキングを夏道仕様、源太森裏の雪田に竹竿を差し直しました。
黒谷地湿原から茶臼岳への登山道。黒谷地近くの木道の露出が始まり、これから徐々に歩きづらくなっていきます。
融雪にしたがい、誘導用マーキングを下のほうに付け直していきます。
茶臼山荘前はほぼ露出しましたが、茶臼岳山頂周辺はまだ残雪豊富です。茶臼口からは急なトラバースがあり、まだステップの切ってませんので、自信のない方は、黒谷地口からのアプローチがよろしいかと。
茶臼岳山頂から岩手山遠望。緑色のラインが日に日に上に上がっていきます。
5/24。
濃いガスに包まれる八幡平。アスピーテライン遊歩道入口から見返り峠W.Cまではほぼ融雪。鏡沼分岐〜山頂〜八幡沼展望台〜見返り峠W.Cはほぼ雪上歩きです。
ドラゴンアイ現象のピークへ向け、じわじわ進行中。5月中はどうでしょう?
八幡沼湿原の露出も進んできたので、説明看板の取り付けも随時。
キスゲ通りも徐々に融雪。
空に漂う夏の雲。もう一月もすれば夏至。夏も近づく八十八夜すらだいぶ前のことになってしまいました。
アスピーテライン県境はまだ残雪豊富ですが、スキーヤーの姿は見られず。。。スキーの練習ならまだまだ出来るぞ!
黒谷地口から黒谷地湿原の間は、これからの時期踏み抜き注意です。危なそうなところは前もって掘り出したりしてます。
この間の大雨で積雪下部の融雪がすごいことになって、あちこち亀裂が走り、陥没箇所も多数あります。誘導用の竹竿通りに歩いてもらえば安心だと思います。
気温上昇の本日は八幡平山頂周辺で作業。融雪のスピード感がアップしてきて、誘導用の竹竿の差し直したり、踏み抜き予防で露出してきた木道の際を掘り出したり、何かとやることはあるものです。
鏡沼のドラゴンアイ現象は小康状態。
『ドラゴンアイってどれですか?』『ドラゴンアイってどこですか?』という質問をよく受けます。ドラゴンアイは鏡沼で生じる現象です。園地内の案内看板にはドラゴンアイという表示はありません(不親切でスイマセン)。鏡沼です。ドラゴンアイという場所はありません。八幡沼方面へダイレクトで来ても、かなり遠回りです。アスピーテライン八幡平遊歩道入口から5分ほど行ったところの分岐を鏡沼方面へ左へ曲がってください。速い方なら10分、ゆっくりでも20分程度で到着します。
必ずしもドラゴンアイ状態になるとは限りません。なったとしても、6月にずれ込む可能性が高いです。
午前10時頃の八幡沼。
午後1時頃の八幡沼。たかだか3時間程度でも、目視でもはっきり分かる融雪スピード。
融雪にしたがい、竹竿は浮いてきます。それを倒れる前に差し直し。
スコップを持って歩いていると、「あら⁉︎スコップを持ってどこ行くの?」って尋ねられますが、写真のような感じの踏み抜き危険箇所を掘り出したり、竿の差し直しの際に使ったり、この時期の必須アイテムです。
源太森からの八幡沼方面。気温上昇で融雪スピードがアップしたとは言え、まだまだ残雪豊富です。足元は防水仕様のものを。
夏道の通る源太森裏の雪田。雪が解ければお花畑です。近々、誘導用の竹竿を厳冬期仕様から、こちらの夏道沿いに移動します。
今日は七滝コースを大地獄谷まで。
七滝周辺は新緑が眩しい季節です。融雪で水量豊富な焼切沢。
一服峠の直前にはちょっとした残雪。問題になるような雪ではありません。
爽やかな風の通り抜ける一服峠。季節の移ろいとともに、徐々に着るものも薄くなっていきますね。
アズマヒキガエルも恋の季節・・・というような悠長なこと言ってられません。必死です!
水たまりの中を覗けば、アズマヒキガエルの愛の結晶。たくさんの卵。ちなみに実家の方(一関市東山)では、カエルの卵を「ギャラゴ」、カエルは「ビッキ」と言いました。確かヒキガエルは「フルダ」って言ってたなあ。。。
湯華採取跡の湯華の滝と勝手に呼んでます。勝手に呼んでるうちにいつの間にか正式名になることもあるか?
湯華採取跡を過ぎ、小沢を渡るところがややこしいのでですが、新しくピンクテープ巻いてきました。
黒倉山直下の雪解けも進んでいるようですが、芽吹きまではあと僅かのダケカンバ。
左俣沢を過ぎたところからは所々に雪が残ります。
チバの滝周辺もまだ雪がありますよ。
チバの滝を越えたところの崖上の道が、今のところコース上で一番いやらしいトラバースです。
チバの滝から焼切沢の渡渉までの間には距離にして僅かですが、かなり雪上を歩きます。
焼切沢の渡渉が終わると大地獄谷分岐までは、登山道上に雪はありません。
大地獄谷分岐から少しお花畑方面へ。ここから先はかなり雪が残っていますので、十分注意してください。今時期の遭難と言えば道迷いと滑落です。
里のほうから順に、新緑から深緑へ。
七滝から一服峠の間、スミレサイシンが今盛り。
昨日の降雪により、アスピーテラインは12:00オープン。
水面も凍る鏡沼のドラゴンアイは一旦お休み。
メガネ沼のトドマツには季節外れの分厚い雪化粧。
とは言え、積雪は確実に減る方向へ。山頂標識「八幡」まで見えてきました。
解氷したガマ沼の中央部は氷結せず。ガマ沼越しの岩手山ももちろん真っ白に。
ガマ沼の沼尻では、まるで逆さ乳房雲のような面白い模様で氷結しておりました。
八幡沼は一旦冬へ逆戻り。
行きつ戻りつしながらも季節は夏へと向かっているようです。
12時を過ぎるとゲートオープンを待ちわびた車がいっせいに列を作って上がってきました。ホシガラスも退散。。。
秋田県では5月の降水量としては過去最高となる大雨で、河川が増水していますが、八幡平もかなりの降雨でさらに融雪が進んでいます。
黒谷地口から黒谷地湿原の間では、大量の降雨で積雪下を流れる沢の増水もあってか急激な融雪。あちこちに亀裂が走り、笹が立ち始めたところも目立つようになりました。
7月の刈り払いが始まるまでは融雪のスピードに合わせて、竹竿を差し直したり、木道の融雪の際を掘り出したり、雪渓のステップを掘ったりという作業に追われます。
これからの時期、降雨や気温上昇で融雪スピードが加速していきます。黒谷地口から黒谷地湿原の間は、積雪下に沢が複雑に走っていますので、竹竿通りに歩いていただけると、不測の踏み抜きにも安心だと思います。
午後には安比川流域の安代地区に避難準備情報も出るほどの本降りの八幡平。融雪が一気に進み、松川も濁流と化しています。
鏡沼は真ん中の島がどんどん小さくなっていき、今年のドラゴンアイは果たしてどうなることか?
八幡平山頂展望デッキ下にある八幡平山頂の標識の「八」がいよいよ露出を始めました。
いよいよ八幡沼湿原の木道が露出。
今週末の降雨で湿原の露出はどこまで進むのか?それとも、降雪で真っ白くなるのか?