いまひとつパッとしないお天気続く八幡平。
黒谷地の草紅葉も進んでます。
草紅葉の中にエゾオヤマリンドウの紫色が浮かび上がる。
八幡平の短い夏は終わっても、果てしなく命のリレーは続く。枯れ、朽ちていくニッコウキスゲも、これですべてが終わったわけでありません。
黒谷地から茶臼岳へ向かう登山道。夏の名残を少し感じる。
と思えば、暗赤色の紅葉真っ盛りのオオカメノキも。
結局、1日晴れることはなく、層雲かかる樹海はまるでインカトレイルの雲霧林のようでした。
いまひとつパッとしないお天気続く八幡平。
黒谷地の草紅葉も進んでます。
草紅葉の中にエゾオヤマリンドウの紫色が浮かび上がる。
八幡平の短い夏は終わっても、果てしなく命のリレーは続く。枯れ、朽ちていくニッコウキスゲも、これですべてが終わったわけでありません。
黒谷地から茶臼岳へ向かう登山道。夏の名残を少し感じる。
と思えば、暗赤色の紅葉真っ盛りのオオカメノキも。
結局、1日晴れることはなく、層雲かかる樹海はまるでインカトレイルの雲霧林のようでした。
朝からずっとガスの茶臼岳でしたが、夕刻やっと山頂が姿を現わしました。
ミネザクラがほんのりと色づき始めています。秋到来が早そうです。
部分的には、もうすでに秋本番のような。。。
今日は県内に低温注意報が発令。どおりで寒い。
アスピーテライン山頂レストハウスの寒暖計は・・・ええっとお・・・!?・・・4℃!お盆を過ぎて秋が近づいたとは言え、まだ8月ですよ!
何処か寒々しい鏡沼。今日はニット帽かぶってもおかしくない気温。県境を越えていく風も冷たい。
八幡平のお天気は、雨が降ったり止んだりのかんばしくないものでしたが、岩木山を遠望出来ました。
不穏な乱層雲たれ込める八幡沼。イワイチョウはすっかり黄葉。
草の波がざわつく八幡沼湿原。宮崎アニメは、こういう草の波のざわつきが巧みに表現されてると感心します。
キスゲ通りの草紅葉。時折、雨も落ちてくる。
寒さ堪える沼の畔。お越しの際は、防寒対策怠りなく。
裏岩手縦走路の刈り払いが一段落した後は、茶臼岳の登山道へ。
お盆も過ぎれば、登山道はササや草に覆われて、雨でも降ろうもんなら、露でズボンもビチャビチャです。
茶臼までの道のりは案外ササが多く、刈り払いには時間がかかりますが、安全第一で作業です。
今日は気温も低く、吹く風は冷たく、登山道脇のオオバスノキなどのツツジ科の葉っぱは、早くも赤くなってきました。
刈り払いが一息ついたところで、裏岩手縦走路の半分をパトロール。
刈り払い開始から一月も経てば、登山道脇の草や竹も伸びますが、歩きやすいトレイルです。
ナナカマドの実が赤くなりました。あと一月もすれば三ツ石山から紅葉が始まります。
道は手入れしなければなくなります。
積雪の多いこのエリアでは笹の勢いが凄いんです。刈り払いすることで、登山道脇の高山植物に陽が当たるようになります。
この夏の少雨でカラカラだった石沼ですが、この間の雨で再び水を湛える。
前モロビの登りは箱庭のような趣。
前モロビを越えると、嶮岨森から大深岳へと続く奥羽山脈主稜が望まれる。登山道脇のヨツバヒヨドリが色鮮やか。
あと一月もすればナンゴクミネカエデの葉も赤く染まる。
嶮岨森から前モロビを振り返る。早くも色づくミネザクラも散見出来る。
たおやかな山容の山が多い裏岩手にあって嶮岨森は良いアクセントになります。
クロウスゴやオオバスノキ、ハナヒリノキの紅葉はもう始まってます。
大深湿原のイワイチョウの黄葉は、どこか焼芋を思わせる色合いで秋そのもの。
アオノツガザクラの実をよく見れば秋っぽい。
湿原の緑の中に浮かび上がるイワショウブ。白い花の後は赤い実。
いったん登山客の足が遠のこの時期。静かな山をご所望とあらば裏岩手縦走路。
一気に秋へのアクセルを踏み込んだ感のある最近の八幡平。これからどんどん加速しそうです。
大深湿原のタチギボウシは最盛期を過ぎました。紅葉までの間、しばしの静寂訪れる裏岩手。
朽葉色となり、その身尽きんとするコバイケイソウですが、命の引き継ぎは問題なく完了。お花お花と騒ぐのも良いですが、こういう瞬間を見逃してはいけない。
花落ち結実を迎えるキンコウカ。朽ち果てる前に放つ一瞬の光に気づいてほしい。
大深山荘から松川温泉に下るショートカットルートの刈り払いもあとわずか。裏岩手縦走路方面の刈り払いもいよいよ佳境です。
裏岩手縦走路のオアシス・大深山荘もこの時期よく来ました。いつも綺麗に使っていただき、ありがとうございます。
ですが、お願いを少々。小屋に、不要になった食料やサンダルをデポしていく方がいらっしゃいますが、すいませんが、下山するまでご自分でお持ちください。お願いします。
今日は、どう言う訳か、生のジャガイモがデポされていました。。。荷物が重かったんでしょうが、これ、いかがなものでしょう?誰か、このジャガイモを調理して食べるんでしょうか?・・・まあ、そういう方もいるかも知れませんが、誰が置いていったか分からないものをあなたは食べますか?
大深湿原の水場は相変わらずじゃんじゃん出てますので、ご安心ください。
山はすっかり秋の風に変わりました。ザックの中には、一枚余分に着るもの入れてください。
昨年と比べて刈り払い作業は順調ですが、このところお天気が安定ぜず、ペースも上がらず。
八幡平は昨夜から雨が降り続き風も強く、登山日和とは程遠い状況。時折、雲の切れ間から青空も覗くこともありましたが、基本雨。
黒谷地湿原は早くも草紅葉が始まった感じです。
少年易老學難成
一寸光陰不可輕
未覺池塘春草夢
階前梧葉已秋聲
ということでしょうか。
雨が強く降っている時は、源太森~黒谷地~茶臼山荘は登山道が沢のようになります。降り方が強い時は、くれぐれも無理しないように。
茶臼山荘まで上がって小屋の清掃の後は、御在所園地の五色沼へ。今シーズン初めて、碧い水を湛える五色沼を見ることが出来ました。
五色沼の奥へ進むとクマのお食事処ですので、お越しの際は、お気をつけください。
昨日はひさしぶりに八幡平山頂方面。
お盆も過ぎれば、八幡沼周辺も秋の気配ほんのり漂う。
ですが、お天気は夏のよう。雷をともないながらの激しい雨。八幡沼のほとりの陵雲荘には雨宿りのハイカーでいっぱいになりました。
おでかけの際は、油断せず必ず雨具お持ちください。
朝から不穏な積乱雲が成長中。近いうちに降ることは間違いないようだ。
と、こんな積乱雲を見ると、思い出すのが村木賢吉の「おやじの海」の3番。
空のヨー 空のヨー
入道雲がヨー
どこか似ているおやじの顔にヨー
つらい時には入道雲をじっとにらんでおやじの苦労
思い出してはたえて行く
というような歌詞。
もちろん雨も降りました。