本日は栂森ツアーの下見。暑くもなく山歩きにはちょうど良いあんばい。
アスピーテライン県境を越えたところの大深沢展望台から見た焼山とその奥に森吉山。どちらも雪はたっぷり残っているようだ。
後生掛温泉(968m)からスタートしベコ谷地経由で栂森を目指します。澄川にかかる橋にもしっかり雪が付いている。(9:46)
春先には新しい倒木が目に付きます。老い朽ち倒れたものは森の土へと還っていく。
クマの新しい爪痕がある幹の上に見上げれば、クマ棚がセットになっている場合が多いですね。
ベコ谷地からは栂森から国見台にかけての稜線がよく見えます。(10:11)
いろんなものに目を向け、耳を澄ませ、地形を読み、山を感じる。
ステップソールでゆっくりと歩いていたつもりが、ベコ谷地から仰ぎ見た国見台がいつの間にか目の高さに。(10:44)
アオモリトドマツの林を抜けると栂森のオープンバーンが見えてくる。(10:57)
山頂直下はステップソールで登り返して滑るにはちょうど良い斜度感と広がり。
栂森山頂(1359m)からは焼山と名残峠の向こうに森吉山(1454m)がよく見える。(11:10)
風当たりの良い毛せん峠はすでに登山道が露出。
いつも滑る栂森山頂直下の斜面はスルーし少し南へ移動した気になっていた斜面へ。こちらまで来れば倉沢山(1299m)越しに秋田駒ヶ岳。(11:20)
今日の下見したかったポイントは栂森の南のボール。けっこう良いかも!(11:32)
国見台を登り返して東側へと移動し、東南東方面へのダウンヒル。けっこう良いかも。(11:41)
その後は、下りながらのトラバースで北上しながら大湯沼付近へ。(12:10)
スキーをはいて後生掛の泥火山を見学出来るのもこの時期ならでは。こういうライン取りも案外良いかな?
安全策なら後生掛温泉建物のところでスキーを脱いで駐車場まで行けば良いのですが、秋田県側の公園管理員さんがかけたケヤキの立派な丸木橋が澄川をちょっと下ったところにあるので、今日はそこまでスキーをはいて、橋を渡ってすぐ駐車場。朝、この丸木橋の前後に階段をつけていたので、問題なく川を渡れました。日頃の情報交換の大切さ。12:20
今日は樹海ラインもオープンしたので、帰路、前モロビの取っつきに階段を掘りました。どうぞ、ご自由にお使いください。