すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

ステップソール講習@モミ山 4/30

2019-04-30 19:33:11 | レッスン

朝の集合の時点で、すでにポツポツと雨が降り始め、当初のツアー予定を変更せざるをえない状況。。。お集まりの方々のご意向も伺い、今日はモミ山でのステップソール講習となりました。

A夫妻、仙台のNさん、カメちゃん、4名の気合の入った面々。雨の中でもやる気十分!

内脚を抱え込んでみたり。

内脚の外旋を意識したり。

アディダス三本線のストックワークを意識したり。

ステップソール講習名物のグルグルモードも忘れずに。「外足踵の鬼押出し!」

滑っては登り返して、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、平成最後のターンを真心込めて!

令和がどんな時代になろうとも、AIにも負けず、テクノロジーの進歩にも流されず、ゲノム編集も必要のない丈夫な体を持ち、承認欲求はなく、決して怒らず、遺伝子組換えをしていない作物を食べ、よく見聞きし、検索した後は忘れず、あらゆることをデジタルデバイス任せにせず、自分の頭で考え、みんなに無能なアナログ人間と呼ばれ、それを認め、褒められもせず、苦にもされず、そういうものに私はなりたい。

雨中の平成最後のレッスン、ご参加の皆様、大変お疲れ様でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステップソール講習的ツアー@前モロビ 4/29

2019-04-29 19:53:17 | 裏岩手縦走路

本日は樹海ラインも時間通りにオープンし、いざ前モロビへ!

この間、かなり手間をかけて階段を掘っておいたので、楽勝で樹海ラインの壁を登っていけます。

昨日から引き続きのSさんと今日からのA夫妻のお三方でしゅっぱーつ!

と登って早々、親子グマの足跡に遭遇。徐々に活動が活発化してきましたね。

今日は雪崩の心配よりも、雪庇の崩落と隠れクラックに注意。

今日は講習的ツアーなので、気持ち良いだけでは帰さんぞ!

前モロビのオープンバーンは急斜面で、ジャンプ系の練習にはもってこい。

今シーズン下倉で取り組んだステップ系のターンの練習も存分に出来ますよね。

オープンバーンに徐々にシュプールが刻まれていきます。GWですが、本日も我々のみです。山は静かなほうが良い。

我々しかいませんので、気遣いなしで存分に登り返して練習出来ます。

極上のフィルムクラストもあり。

雪に文句を言うことは出来ません。日頃の練習の成果を発揮すればそれでよし!

フィルムクラスト上に刻まれるシュプールはまさに芸術。

存分に滑り倒した!さあ帰ろう!

ザックを背負ったら重心の位置か変わる。雪が良いからと言って、最後まで油断せず。

最後まで気持ち良く滑れる雪なので、湿雪地獄悶絶の雄叫びは今日は無し。

最後は気持ち良く〆ることが出来ましたかね。

樹海ラインに降りてくるまで気が抜けない前モロビ。なかなか侮れません。良い山です。

本日は大変お疲れ様でした!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステップソールツアー@源太ヶ岳

2019-04-28 17:23:23 | 源太ヶ岳

昨日の降雪により、本日のアスピーテラインは12:00オープン予定との7:00発表。・・・通れないとあれば、栂森ツアーは予定変更致し方なし。本日ご案内の湯沢のSさん未だ未踏の地、源太ヶ岳へご案内することに。

松川温泉奥産道冬季閉鎖ゲートよりスタート。咲き始めたばかりのミズバショウに雪が積もり、これもまた東北の春らしくもあり。

奥産道をしばし行けば、源太ヶ岳南東斜面のオープンバーンが姿を見せる!

気温の上昇とともに雪も湿度を増していき、ステップが効きやすい状況になっていきます。GWというのに他所の山とは違い静寂。

もう芽ぶかんとするブナの枝にきらめく霧氷。

日ごろ鍛えしキックターン。キックターンの精度が高ければ、急斜面だってステップソールで登っていける。

よよっ!今シーズン初のクマの足跡!いよいよクマも活動開始のようです。

標高を上げていくにしたがい、源太ヶ岳東斜面のオープンバーンも近づいてくるぞ!

シールを使わず、ステップソールだけでも上がってこれるもんですよねえ。

オープンバーン直下。登山者10名程度は遠くに見えましたが、これだけの斜面なのにスキーヤーは我々のみ。。。やっぱり山は静かなほうが良い。

源太ヶ岳北側から巻きながら。

と、2時間半ほどで到着!けっこう良いペースで登頂できました。

源太ヶ岳山頂から裏岩手縦走路を望む。「おーい!310さ〜ん!」って聞こえたかな?

昨日の雪がうっすらと積もり、微妙なサンクラストで油断ならんぞ!

気持ち良くターン出来たところで、「もういっちょ!」と登り返して。

刻まれるのは我々のシュプールのみ。わざわざ人が集中する山に行く必要もありません。他人に気遣う必要なし。

東斜面オープンバーンの後は南東斜面オープンバーン。ややストップ気味のストップ&ゴーの雪が手強い。山の雪は一筋縄ではいかない。

標高を下げて樹林帯に入れば、完全ストップ雪、湿度100%!

ICI盛岡店若手スタッフオススメのワックスを試してみると、、、

よよっ!これは意外と良いかも?滑る〜〜!

ワックスのおかげか、湿雪地獄の悶絶の雄叫びはやや控えめな感じで下山出来ました。

Sさん、お疲れ様でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステップソール講習@旧八幡平スキー場 4/27

2019-04-27 21:26:52 | 旧八幡平スキー場

積雪のため本日はアスピーテライン終日通行止め。見返り峠でのステップソール講習の予定でしたが、場所を旧八幡平スキー場に変更。通行止めなので、旧八幡平スキー場にはさぞやスキーヤー、ボーダーが押し寄せているのでは・・・と思いきや、先客が一本滑っただけで、あとは我々のみのゲレンデとなってしまいました。本当に良いんでしょうか?

本日は図らずもO夫妻のプライベートゲレンデになり、やりたい練習も仕放題、大声も出し放題でした。

写真で見るとGWとはとても思えませんが、新雪の下にはGWの雪が隠れております。

1日中、断続的に雪は降り続け、雪質の変化もわずかに重くなった程度で、まずまずのコンディションだったでしょう。

途中、グルグルモードも挟みながら、徐々に感じをつかんでいく!

結局、ベンディングから始まり、ストレッチング、ワンステップ、ツーステップ、各種取り揃え「気持ち良いだけじゃ帰さんぞ!」と宣言したものの、やっぱり最後は気持ち良く終わりたいですもんねえ。。。

霧氷もどきが美しいチャンピオンコースを滑って最後は気持ち良く〆ましょう!

「谷川太郎(東京農大山岳部OB)!」の絶叫とともに気持ち良くダウンヒル!

「神様降りてこないで!」の絶叫とともに気持ち良くダウンヒル!

本日は床トレ含め、大変お疲れ様でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステップソール@奥産道 4/25

2019-04-25 22:16:32 | 八幡平(積雪期)

GW前の下見で松川温泉から奥産道の終点まで。今日は雨降りの1日。「春雨じゃ、濡れてまいろう。。。」と息巻いても、上から下までビチャビチャでした。

奥産道入口のミズバショウは雪解けともに見頃を迎えております。

奥産道はまだ雪の上を歩けます。

ですが、着実に融雪は進んでいます。

例年この辺で雪が途切れる小畚橋ですが、今年はまだ雪続く。

小畚橋の下を流れる湯ノ沢はユキシロの流入で濁流と化す。

まだ雪の上を歩く松川大橋。あとどれほど雪はもってくれるかなあ。。。

奥産道終点手前の崖。いつもは全層雪崩のデブリが道をふさいでいますが、今年は綺麗なまんま。

奥産道終点まで届いたところで、雨とガスで稜線に行くのは諦めて、今まで足を運んだことのないエリアを歩いてみました。

・・・っと、早速クマハギです。冬眠明けの腹をすかしたクマがガリガリした模様。

ふむふむ。

ふむふむ。

ふーむふむ。地図とにらめっこしながら、ほっつき歩くのも面白いもんですよ。

最初は点と線。それが徐々に網の目のように広がっていく。山を立体的に捉える面白さ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒谷地口〜茶臼口 4/24

2019-04-24 18:00:36 | 八幡平(積雪期)

下り坂の天気予報でしたが、今日は1日雨も降らずに、連休前の作業が滞りなく出来ました。

融雪スピードがアップしてきたので、黒谷地口の雪壁を掘って階段を作り、夏道沿いに竹竿を差し直しです。

黒谷地口から黒谷地湿原の間はほとんど木道区間で、北ノ又川源流の小沢に架かる橋も数カ所あり、踏み抜いた場合の危険度が他の場所に比べると圧倒的に高く、早めに対処。竹竿は夏道沿いに差しましたので、ちょっと遠回りです。この辺に詳しいかたは、最短距離で歩いてください。

黒谷地湿原から茶臼山荘へ向かう登山道のマーキングテープも融雪にしたがい、低いところに付け替えていきます。

とは言え、まだまだ残雪豊富な茶臼岳。滑るには十分な積雪量。

茶臼山荘の掃除もおこない、綺麗にしときました。いつも綺麗に使っていただきありがとうございます。。。と言いたいところですが、融雪にしたがい、小屋の周りにゴミが現れてくれば少々がっかりします。

茶臼岳山頂も融雪が進んでいます。

アスピーテライン茶臼口から茶臼岳までは雪が繋がっております。歩けばくるぶし程度までズボッと潜り、滑落の心配はさほどありませんが、心配性の方は黒谷地口から茶臼岳へ向かったほうが無難でしょう。

茶臼山頂直下や、茶臼山荘小屋下には、いよいよクラックも入ってきました。

前山鞍部からの茶臼岳。

前山山頂直下のクラックはかなりの深さがありますので、滑走の際には十分気をつけて。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡平〜黒谷地 4/22~4/23

2019-04-23 18:26:23 | 八幡平(積雪期)

八幡平の山頂周辺の誘導用の竹竿やマーキングの点検、小屋の除雪等、GW10連休の前に管理員業務はけっこうあります。

連日好天が続き融雪が進んでおります。昨日4/22の展望デッキから見たガマ沼。

本日4/23の展望デッキから見たガマ沼。1日で水が滲み出てた範囲が広がってきました。

八幡沼湿原はまだまだ雪の下ですが、ここにきて融雪スピードがアップしています。

源太森の展望盤周辺もかなり融雪が進んでます。

昨日までは見返り峠から源太分れまでのキスゲ通りは誘導用の竹竿がまだありませんでしたが、本日、自然公園財団で差してくれました。

本日は霞がかる春らしいお天気。

八幡沼の陵雲荘側、こちらもいよいよ染み出してきました。そろそろ沼への立ち入りも考えたほうがいいでしょう。

陵雲荘のデッキはあらかた除雪。

今日はRASU-T生徒のSさんも来てましたね。華麗なるターンを決める!

融雪にしたがい、マーキングテープを付け替えながら黒谷地へ下山。

まだ雪の下の黒谷地湿原ですが、これからは融雪スピードが急激にアップしていきそうです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステップソール講習的ツアー@モッコ岳 4/21

2019-04-21 19:43:40 | 八幡平(積雪期)

本日は横浜のOさん、尾花沢のOさん、お二方とモッコ岳へステップソール講習的ツアー。

お天気も良く、海外からのお客様も多く訪れるアスピーテライン見返り峠を出発!

除雪が順調に進む樹海ラインを一旦板を外して横断した後は、裏岩手縦走路登山口から緩く登りながらモッコ岳を目指します。

樹海ラインは4/26にオープンです。それまでは、見返り峠からの往復となります。見返り峠から離れていくほど静けさ増す。

モッコ岳山頂直下の雪の付き方が昨年と違い、スキーを担いで山頂へと向かいました。

山頂には、岩手県山岳界の重鎮が待ち構えておりました。ご挨拶申し上げてからのダウンヒル!

急斜面もなんのその!それいっ!

日ごろ鍛えし脚前を発揮せん!

緊張の山頂直下急斜面を滑り終え、「ホッ。。。」

これほど良い雪に当たったことはありません!コンディションは問題無し!

昨日のモミ山はスキーヤーでいっぱいでしたが、今日は静かなモッコ岳。

やっぱり山は静かなほうが良い。

ステップソールなら登り返しの手間も無く、たくさん練習出来ますね。

春に練習する人は上手くなる!

楽しさもさることながら、その中にも充実感を求めたい。

「帰りたくないわ〜」と言いながらも、やはり帰らないといけません。渋々帰途へ。

源太岩展望台から望むモッコ岳には、我々の刻んだシュプールがはっきりと見て取れました。本当に頑張りましたね。しかも今日も帰ってからの床トレ。。。ヒップホップのダンススクールか?あるいは日舞のお稽古か?という具合に日々進化を遂げる床トレですが、もはや『八幡平花柳社中』の看板を掲げたほうが良さそうか?

2日間、お二人とも大変お疲れ様でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステップソール講習@モミ山 4/20

2019-04-20 20:23:48 | レッスン

本日はアスピーテラインも時間通りにオープンして、横浜のOさん、尾花沢のOさん2名の方々とモミ山でステップソール講習です。

シールでの登高に比べれば、グリップ力の弱いステップソールでは登り方にちょっとしたコツがありますが、シールの着脱の手間を考えれば、春山での機動力アップには欠かせない道具であります。

昨晩の冷え込みで、昨日までのグサグサ雪から滑りやすいザラメ雪へと変質を遂げ、絶好のコンディションでの講習となりました。

緩急ある斜面は練習にもってこいのモミ山。ステップソール講習名物のグルグルモードも途中に挟みながら、何度も登り返しての反復練習。

ゲレンデレッスンでも練習している谷向きキックターンは、山では急斜面でおこなう切り返しなので確実性が大事。その他、比較的緩斜面でおこなう山向きキックターンも素早くビャッビャッとこなしたいところです。ステップソールという自由を手に入れるためには、ある程度面倒くさい練習も覚悟しなくてはいけません。

お天気は最高!練習にも身が入ります!

ステップソールの練習は、気づかぬうちに水分不足になりがちです。こまめの水分補給忘れずに。

「今日も一日よく滑った!さあ帰ろう!」ってザックを背負うと重心の位置が変わるので要注意です。

多くのスキーヤーが訪れた今日のモミ山。みんな仲良く笑顔で終わりたいものですね。

本日は、お二方とも床トレまで大変お疲れ様でした!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡平 4/18~4/19

2019-04-19 18:07:23 | 八幡平(積雪期)

昨日(4/18)は気温も上がり、ちょっと動けば汗ばむ陽気でしたが、昨夜の若干の降雪により、本日(4/19)の午前中はアスピーテライン、除雪のためクローズ。ですが12:00にオープンにも関わらず、案外登山者や観光客が上がってきていました。

昨日は気温上昇、とにかくズブズブ湿雪のツボ足ラッセルだと汗だくです。。。

陵雲荘の沼側デッキの除雪を完璧にして、トイレ用入口も開閉可能となりました。

本日はモミ山下部の転落警告用の竹竿点検。今年は雪が多いので、転落したらやばいです。

モミ山の取っ付きには階段を掘っておきました。

今時、スマホのGPSアプリで現在地の把握が容易になりましたが、GPSに頼ってばかりでは電池切れやマシントラブルの際に対処不能となりますので、コンパスの振り方、地図の読み方は身につけておきたいところ。八幡平山頂周辺は容易に入山できるので、そのへんがおろそかになりやすいです。しかし一旦ガスれば、現在地の把握が難しい場所なので、そんな時には竹竿の有難みを感じてもらえるはずです。

今日は陵雲荘の居室のモップがけもしてと。。。

八幡平山頂展望デッキ周辺は、融雪に従い踏み抜きに注意してください。

メガネ沼、鏡沼は周辺は、例年とはかなり異なる雪の積もり方をしております。遊歩道側から急激に沼へと落ち込んでいますので、クラックへの転落には十分注意が必要です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする