すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

大黒森環境整備 1/31

2021-01-31 17:21:38 | 旧八幡平スキー場

ここ数年、土日と言えばレッスンのない日は無く、かつてのゆきむし青年団の皆さんと山に行くことも皆無でしたが、こんな世の中にでもならなきゃ実現しなかった、久しぶりに番長と山。

今日は番長にも大黒森の環境整備のお手伝いをお願いし、旧八幡平スキー場が営業していた当時の思い出話に花を咲かせ、御在所からラッセルを交代しながら、目的地までゆっくり登って行きました。

昨年来の成果も番長に見てもらいました。

スコップで積雪下50cm程度掘り出してからの剪定作業。

馬力には定評のある番長です。おかげさまで作業はかなりはかどりました。

風速は時折10m以上20m近い時もあったかな?こんな時に、こんな作業お願い出来るのは番長ぐらいです。

前回の整備箇所は今回の積雪ですっかり平らになりましたが、今回の分もしばらくすればまた平らになるでしょう。

久しぶりの撮りっこしながらのダウンヒルは、なかなか楽しいもんです。

番長なら、これぐらいの雪はお手の物でしょう。修行モードの環境整備の後の、これぐらいのお楽しみも許してもらいたいものです。

極寒の中、本当にありがとうございました。また都合が合えば手伝ってください。

そして久しぶりに山滑ってる写真撮ってもらった。ありがとう。

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BCワークショップ 第4回

2021-01-30 18:32:03 | 旧八幡平スキー場

大黒森管理協同組合主催のBCワークショップも4回目を数えましたが、おかげさまで毎回ほぼ定員で講習会を行うことが出来ました。

今日は御在所周辺の風が強く、会場をアスピーテライン入り口のビジターセンター周辺に変更して、県内外から9名の方々にお集まりいただいての講習です。

3班に分け、フラッグスライン、ファインサーチ、ショベリングをローテーションで個別に練習してもらいます。意外と難しいショベリング。ビーコンで埋没者の位置を素早く特定出来たとしても、早く効率よく掘り出せなければ意味がありません。要領を得るまで何度も練習してほしいと思います。

午後からはコンパニオンレスキューです。全員が一つのパーティーとして、1名の埋没者を掘り出すところまでのシミュレーションです。まず、役割分担を決めて練習はスタートしますが、状況に応じた動きが要求されます。

今日の講習場所は平らなところが多く、滑走しながらの捜索訓練は難しいので、最初からツボ足で。本番では、板を脱ぐタイミングが難しいところです。

個人のスキルの高さも重要ですが、現場ではコミニュケーションとリーダーシップが重要です。

人形を掘り出すのは、コロっと埋まっているビーコンを掘り出すのとは訳が違います。こう言う本番さながらの練習をたくさんしていれば、万が一の時にも動けるはずです。今日も回数重ねるごとに、効率が良くなってきました。

そして、こう言う練習を通して、決して埋まるまいと思うのではないでしょうか?捜索訓練も大事ですが、同時に雪崩に埋まらないための行動様式も身につけてほしいですね。

今日は強風下でトレーニング、本当にお疲れ様でした。雪崩人形も心なしかお疲れ気味。

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ベンディング 1/27

2021-01-27 17:39:49 | レッスン

今日はMさんとマンツーマン体制で、落差小さいベンディング猛特訓といった感じ。

今シーズンから始めた新メニュー。ベンディングでも応用可能。

朝方まで比較的本降りに近い雨降りで、昼頃までは小雨まじりでゲレンデもストップ気味だったのですが、昼を過ぎるとサンクラスと気温低下でゲレンデはカチンコチンの氷ゴロゴロ状態。

そんなコンディションにも、鈴木の罵声にもめげず、Mさんはなかなか前に進まない新メニューを反復練習。

その甲斐あって、カチカチのダイヤモンドコースのコブラインにも対応出来ました!

加齢による、斜度とスピードに対してのリミッターの低下に対応すべく、猛特訓モードに1日よく耐えました!お疲れ様でした。

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落差小さいターンを 1/26

2021-01-26 19:11:05 | レッスン

加齢とともに、スピードや斜度に対してのリミッターは下がり、急斜面で、若い時のような力任せのパフォーマンスは出来なくなってくるという悩み。分かります。自分の快適スピードのスロー化に合わせて、落差の小さいターンの質を上げていきたいところです。

午前中は今シーズンの新メニューに取り組んでもらいましたが、ベテランのTさんにもこの練習の意味するところをご理解いただいたと思います。

ストックワークにおいても、従来の理屈に加え「止める」という技の練習にも取り組んでもらいました。

外脚の練習も挟みながら山での雪質に対応出来るよう、急斜面でゆっくり降りてこれるよう、そんな1日でした。

Tさん、今年もありがとうございました。

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キレの大回り 1/24

2021-01-24 20:59:20 | レッスン

今日はIさんとマンツーマンでキレの大回り。山でのズレない雪でもキレる滑りが求められます。抑えておきたいキレの大回りです。

キレの滑りに求められる要素をパートで練習した後は、トータルにコーディネート出来るかというところ。

テレマーク姿勢になっていく局面は申し分なし。切り替えでターン前半から圧を捉えられるかという課題が最後に残りましたが、、、

正しい動きからは少々外れながらも、そこから修正していくことで、最終的にかなり良いターン前半の形が出来ました。とは言え、元々テクニシャンのIさんです。体にピタッとハマる練習法が見つかると、そこからは早かったですね。あとは自主トレで確実性アップしてくださいませ。

2日間、お疲れ様でした。

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外脚で圧をコントロールする 1/23

2021-01-23 18:37:09 | レッスン

本日は3名の方々にお集まりいただきまして、外脚メインの1日。

昨日は気温上昇で雪が緩んで、今日は緩んだやつが固まって、氷の塊がゴロゴロ。ゴロゴロ・・・。

ツーステップで外脚でのズラし、ストックの着地ポイントをさらっと練習した後、ワンステップ。最初は低速で。

内脚の話もさらっと挟みながら、外脚三昧。

午前中は一通り最終目標まで手順を追って、午後からは精度を高めていくというような。

そして、明日のキレの大回りにも役に立つような練習も緩斜面では挟んでみたり。大回りワンステップは難易度高かったかな?

内脚も重要ですが、外脚だって同様です。ズレも表現したいし、キレも同様に重要。極めるに近道なし。

Oさん、Yさん、Iさん、脚がパキンパキンになるまでお疲れ様でした。

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新メニュー多め 1/22

2021-01-22 22:20:09 | レッスン

今日は新メニューを徹底的に取り組みました。新メニューの良いところは低速で確認しながら出来ること。

急斜面、山の雪、なんだかんだで難しいのは切り替えの局面。ストックの使い方と脚の動かし方の勘所ということですかね。

毛鉤釣りを嗜む方なら、イメージしやすくはないでしょうか?

今日は春のような陽気で午前中はグサグサ、午後からはカチカチのコンディションではありましたが、かなり成果が上がった思いますけど?

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下倉スキー場 1/21

2021-01-21 21:03:16 | 八幡平(積雪期)

今シーズンはフリーの日が多く大黒森へ行く機会も多いのですが、今日は下倉で自己研鑽の日。

気持ちよくは滑りません。レッスンで試したいことやら、考察と検証です。派手にずっこけたりもします。。。

下倉スキー場は元々ローカルなスキー場なので、コロナ禍においても来場者の減少は最小限というところでしょうか。今日も地元高校のスキー教室、自衛隊の演習で比較的賑わっておりました。

そして練習に励む方もいらっしゃいました。練習もエンジョイも出来る下倉スキー場は良い環境です。

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大黒森様子見 1/20

2021-01-20 17:48:09 | 旧八幡平スキー場

大寒らしく、強風吹き荒れ気温も低い1日。今日は旧八幡平スキー場モロビコースの環境整備作業。

第1ゲレンデは風の通り道。恐ろしくパックされ、ラッセルも楽ではありません。

昨年の同時期に比べれば、相当滑走環境アップ。もう少し雪が積もれば、滑走環境さらにアップが見込めます。

10数年放っぽらかしの状態で、細いダケカンバ類が密生しています。手間のかかる作業ですが、地道に環境整備作業を続けております。

だいぶ積雪量も増え、沢も埋まったかと油断していると、まだ口を開けている箇所もあり。まだ1月ですから。

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BCワークショップ 第2回

2021-01-16 17:52:08 | 旧八幡平スキー場

大黒森管理協同組合のBCワークショップ第2回。今朝はほぼ雨に近い雪がボタボタと降り、アスピーテラインを御在所に向かう際には、ベチャベチャシャーベットに足元を取られ、車はおケツフリフリ、エンジンは唸りを上げ、何とかギリギリ辿り着くというようなひどい状態。

黄砂混じりの雪の中、皆さんを迎える支度で雪崩人形のウメダさんを予め埋めておきます。

とそのような悪天候にも関わらず、県内各所から12名の方々にお集まりいただきました。ありがたいことです。まず室内で、簡単なさわりの部分をご案内して、即外へ出ての実地訓練です。

今回は人数が多かったので、ベーシックなビーコンの取り扱いとショベリングという形で2班に分けて。

ショベリングの基本、コンベアベルトでの雪の流し方や、硬い雪の掘り方、埋没者を掘り出すシミュレーションをまず体験してもらいます。ビーコン捜索の訓練は、見つけるところまではチョイチョイ仲間内でやっている方もいるとは思いますが、実際掘り出すところが重要だったりします。

午前中、ビーコンの電波曲線を理解してビーコン捜索の肝を抑え、プロービング、ショベリングも抑えたら、午後からは入山に際してのグループチェックのやり方も確認してから、いよいよ本番さながらの実戦トレーニング。

グループでのコンパニオンレスキューを3セット。スタート前にシナリオを確認して、役割分担も予め決めておきます。前線通過後の午後からは風向きも変わり、気温も下がり、まさに本番さながらの様相を呈してきます。

こういうトレーニングは回数が大事です。最初のトライは要領を得ないところもあり、掘り出すまでちょっと時間がかかりました。大概そんな感じです。埋没者を掘り出すまでのシナリオが全員に共有されるよう、次回に向けての改善点を意見を出し合っていくことで、徐々にスピードアップしていきます。

捜索開始から埋没者位置の特定、掘り出しまである程度の流れがつかめてくれば、あとはコミニュケーションです。今日のような風の強い日には特に、大声で全員で復唱するぐらいじゃないと、情報の共有は困難です。人数が大勢いる場合には、捜索活動を指揮するリーダーが大声で現場を取り仕切らないと、作業の効率も落ちてしまいます。

1回ごとに埋没者を救助するまでの時間は徐々に短縮されていきました。コミュニケーションが取れてくれば、作業効率が上がるというものです。

実際、こうして人形を掘り出す作業をしてみると、掘り出す難しがよくわかると思います。そして、決して埋まるまいと思うのではないでしょうか?

朝埋めたウメダさんは、皆さんに無事救出してもらえました。埋没してからの生存率が急激に下がってくるのが15分。この目標タイムもクリア出来ました。雪板、スノーボード、テレマーク、寄せ集まりのグループでしたが、徐々にグループの一体感も出てきました。

トレーニング終了後は、キャットに乗ってウメダさんとともに小屋へ帰還。

ベーシックな内容ではありましたが、ご参考の皆様にはご満足いただけましたでしょうか?人数がいないと出来ない練習も相当あります。このような機会を逃さず、トレーニングを重ねてほしいと思います。決して他人事ではありません。自分が当事者になる可能性もあるわけです。こういう講習会を通して、地域の雪崩捜索スキルの底上げが図られるように、必要に応じて今後も講習会を継続的に開催できればと思います。第2回目で、主催する側も前回の反省を反映することが出来ましたし、ご参加いただいた皆様のご意見、ご感想いただければ、また次回へのフィードバックが出来ます。よろしくお願いします。

ご参加の皆さま、本日は大変お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

次回BCワークショップ第3回は1/23ですが、おかげさまで満席です。

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