すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

ステップソールオフピステ@大黒森 1/30

2022-01-30 20:42:40 | 旧八幡平スキー場

今日はお三方とステップソールで登り返してのオフピステ練習です。

まず朝一は山向きキックターン2種類を確認。用途によって使い分けたい。

第1ゲレンデは風の通り道。風でパックされた雪は容易ではない。

何度か登り返しを繰り返した後で、人力ピステバーンを作って、ベンディングの練習を短い距離で繰り返してから、滑ってみると「おっ!なかなか良いんじゃないですか?」

油断するとやっつけられるぞ!基本はゲレンデでの練習の延長線上にありますが、でも実戦の練習も大事ですよね。

登り返しもステップなら手間要らずですが、ちょっとしたコツを抑えておかないと疲れます。

午後は強風吹き荒れて、午前中に滑った後はリセット。そんな中でしたが、皆さん頑張りましたねえ。

何気に難しいちょこちょこ小回りはまだ完成途上ですが、戻ってからのラスティーハウスで床トレ確認済み。

内脚処理改善こそ、ちょこちょこ小回り完成への近道。ゲレンデで練習してみてください。

Yさん、Oさん、Y子さん、寒い中大変お疲れ様でした。

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小回り&大回り 1/29

2022-01-29 20:53:03 | レッスン

今日はYさん、Uくんと小回り&大回り。

今日の小回りはオーストリア式を中心に、落下の力をターンに変える勘所を内脚メインに話を進めていきました。その中でも何気に大事な足場感覚。

小回りセクションでは、最終的にはベンディング的な動きまで。

緩斜面では大回り。側圧を捉えて、いつもより軸を倒した滑りに挑戦。内脚の動かし方と外脚の圧の捉えで、早めにテレマーク姿勢になっていく!

山に行ったら、ズラしのスピードコントロールは出来ません。外脚で圧を捉えて弧を深める動きを表現したいですよね。

Yさん、Uくん、地味な反復練習と質問攻めの受け応え、大変お疲れ様でした。

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内脚スペシャル 1/28

2022-01-28 19:28:30 | レッスン

本日はダブルOさんの内脚スペシャル。

良いターンには良い内脚あり。地味な反復練習とフリー滑走のバランスが大事。

外脚だけでは滑れないのがテレマーク。お互いが独立しながらも、しかも支え合う関係。

足場の感覚大事です。動いてる?止まってる?

大回りでは外脚にフォーカスされがちですが、どっこい内脚だって蔑ろには出来ません。

見えないものを見える化し、それをターンに活かしていきたいですね。「大切なものは目に見えない」と王子が言ったが、央司も言った。

お二方とも、リフト上の問答も雪上反復練習もお疲れさまでした。

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小回り&大回り 1/27

2022-01-27 19:44:38 | レッスン

今日はOさんと小回り&大回り。

まったく油断していたところに降雪があり、一本ぐらいはダイヤモンドもトライしときましょっと、昨シーズン来取り組んでいる落差小さいターンの練習成果を発揮してもらいました。

落下の力をターンヘと変えるストックワーク。整地で今一度復習。

小技に関しては定評のあるOさんです。自主練でかなり完成度を上げてきました。

課題はキレの大回り。圧を捉えて板をたわませる。軸の傾きは、山を滑る上でも必須。

板の上にいる安心感もいいですが、側圧と雪面反力と言う関係性の安定感も覚えて欲しいと思います。

本日はお疲れ様でした。

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小まわりフルコース 1/26

2022-01-26 19:51:20 | レッスン

昨年テレマーク を始めて、今年2年目のまだフレッシュなテレマーカーのNさん。今日はNさんと小回り練習、フランス式とオーストリア式。

急斜面ではオーストリア式、緩斜面ではフランス式。二つのターンの理屈をまずは理解してもらいましょう。

今日は横滑りの練習多め。テレマーク姿勢の横滑りは案外難しいんですが、横滑り練習を各種組み合わせていくと、徐々に姿勢も安定し、そうすれば切り替えも上手くいくようになりますよね。

緩斜面ではキレのある大回りへ繋がる練習も抑えておきました。圧を捉えて板をたわませ走らせる滑りも、体に馴染ませておきたいですよね。今日は、今までとは違う世界を感じてもらえたと思います。忘れないうちに復習お願いします。お疲れ様でした。

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マジ山講習 1/25

2022-01-25 19:50:08 | レッスン

今日はMさんと、以前からリクエストいただいていたマジ山講習です。滑りだけではなく、いかにリスクを減らして帰ってこれるかというような講習です。

普段、なんとなく通過しがちな危険箇所。今まで無事だったのは、実は結果オーライだったかも?手間を面倒がらずに実践していくことですね。そして、大きな危険箇所を通過した後の気の緩みが、案外曲者なのです。

そして、ピットチェックも時間をかけて、まず、観察面を出すにあたっての掘り進め方から。

ちょっとした小道具を持参していると、より見える化出来ます。

講習会に参加しても、その後で何度も繰り返し練習していないと、上手くいきません。情報はアウトプットするから整理される。雪柱を作る作業も、ちょっとしたことで上手く掘り出せないことが分かりましたよね。

コンプレッションテストは、得られたデータを判断材料としてどう使うかが重要なんです。

だからと言って、データだけではなく自分の感覚も大事。不安を感じたら、それに対応して欲しい。

グループで滑走するにも、リスクをなるべく少なくしてメンバーを導いて欲しい。かなり真剣モードの講習会。。。。

でも、滑ることって楽しいねえ。。。と思わずスマイル。

キックターンでは、いかに楽に向きを変えられるかと言うところも、ビンディングのツアーモードのあるバージョンないバージョンで習得。力任せのキックターンは怪我の元。

最後は第1ゲレンデに戻ってきてちょこちょこ小回りの練習をして終了。ちょこちょこ小回りは上級テレマーカーの証なのです。頑張って習得してください!

今日は本当にお疲れ様でした。

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伝達すべきはすべて伝える 1/24

2022-01-24 19:34:37 | レッスン

毎年の定期点検代りにレッスン受講いただいているTさん。技術探究には終わりがないのです。

昨年より始めた新メニュー。オーストリア式と勝手に名づけましたが、従来のストックワークと理屈の異なるターンなのです。

フランス式もオーストリア式も、内脚使いに差はありませんが、急斜面ではオーストリア式を選択して欲しいところです。

内脚の処理に光明が差せば、外脚使いも比例して上手くなる。午前中は、ベーシックなところを抑え、緩斜面ではキレのターンで外脚の練習もやりました。午前中だけでも盛り沢山。

山の雪は一筋縄ではいかない。圧を加えたり抜いたりという作業も欠かせません。午後はアドバンス的な内容で、ベンディング的な処理の仕方から入り、、、

抜け感を出す練習。やっぱり内脚だし、ストックの使い方にも気を配りたいですね。抱え込む量と踵が上がる量の関係性も確認。

〆にツーステップにワンステップ。どんな時にも結局落下ということなのです。

1日盛り沢山でしたが、雪上レッスン後の情報整理で万全なはずです。あとはお持ち帰りの復習で再現率を高めて、山で使ってみてください!

今シーズンもありがとうございました。

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鉱山跡様子見 1/23

2022-01-23 16:09:59 | 八幡平(積雪期)

今日は組合事務局長と鉱山跡の様子見。

危険箇所の通過法をまず確認。分かっていても、面倒臭くて、ついついなんとなく通過しがちですが、不測の事態はそういう時にやってくる。

今シーズンの八幡平のバックカントリーエリアは、クラックがあちこちに口を広げており、ハイシーズンにこれだけクラックが広がっていることは今までありませんでした。鉱山跡上部からも、モミ山〜前山〜茶臼岳にかけて急斜面にクラックが広がっているのが確認出来ます。

鉱山跡にもクラックありました。こんな時期にクラックがあった記憶がありません。

地形的に危険が少ないようなので、原因を突き止めようとクラックのフォールライン側を掘って、地面まで出してみました。

地面から10cm程度がスカスカのザラメ層。その上15cm程度の密度の高いザラメ層。その上にまた3cm程度のスカスカのザラメ層。

12月上旬〜中旬の気候により、地表近くにこのような層が形成されているようですが、写真右のように上段のザラメ層より下部がそっくりそのままない状態のところも観察され、この2つのザラメ層が今回のクラックの原因ではないかと想像できますが、あくまで想像。

ピットチェック、クラック原因調査を済ませたら、ボトムまでのダウンヒル。事務局長の滑りはいつでもアグレッシブ!

難しい雪ではありませんでしたが、ベンディング的対応を事務局長に講釈タレた手前、良いデモンストレーションを心がけ、側圧と雪面反力の関係性を表現。

RSAU-T格言「山側のストックは引ずっても昔の恋は引きずらない」。生徒の皆さん、どうでしょう?

圧が抜ければ切り替えも容易。フリーフォールの時間短縮。

事務局長、良い切替には良い姿勢!

恵比寿沢の偵察を幾らかした後、本日終了。

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大黒森様子見 1/22

2022-01-22 18:24:47 | 旧八幡平スキー場

今日は、大黒森管理協同組合の事業の様子見です。昨年に比べて、今年の年明けはスクールが忙しかったので、組合の活動に関わらずにきましたが、今週は少し暇が出来たので様子見です。組合員の皆さんは任せて安心なので、あまり口出しする必要もなく、報告を受けるだけでも問題ありませんが、現場で活動状況の確認をしておけば、やっぱり安心です。

積雪量の心配はありませんが、第6波の影響は徐々に出てきそうです。キャット事業も年明けは順調にいきましたが、これからどうなりますか。。。。?

毎年の環境整備の甲斐もあり、年々コンディションは良くなっていると思います。何もしないでこの状況ではないので、その辺のご理解よろしくお願いします。

そして御在所では、組合主催のBCワークショップの最終回。ビーコン捜索の理屈を理解してもらい、プロービングやショベリングも確認出来たところで実戦形式のコンパニオンレスキュー。

旧スキー場の第1ゲレンデに予め埋めてあった人形を掘り出すところまを3セット。シグナルサーチ、コースサーチ、ファインサーチからのプロービング、ショベリング。救助の正解は一つではありません。何度も繰り返して練習することで、対応力が増していくというものです。

ピンポイントで探し当てたとしても、掘り出すことに時間がかかったり、埋没者を安全に救助出来なくは、どんなに高性能なビーコンを持っていたとしても意味がありません。雪山に入る方には、雪崩の知識、装備、訓練が必要です。自分は大丈夫とは思わずに、機会を見つけて講習会に参加したり、仲間内で練習したり、日頃からスキルを高めて欲しいと思います。

当組合で主催する講習会は敷居を低くして、参加しやすくしております。今シーズンのBCワークショップは終わってしまいましたが、こういう活動も継続していきたいと思いますので、来年以降もよろしくお願いします。

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時間内で全部やる! 1/21

2022-01-21 20:49:56 | レッスン

今日はお昼前からお天気も良くなり、前の晩にサラッと積もった雪もあり、良いコンディションでのレッスンとなりました。

レッスン前には、最近お決まりのテレマーク姿勢の何故を確認し、それを踏まえてのゲレンデレッスン。

緩斜面ではちょこちょこ小回り、フランス式、キレの大回りの練習。「こういう時には踵がどんだけ上がる?」と言う問いかけが、良い滑りに繋がります。

斜度のあるところでは、オーストリア式のベーシック、ベンディング、ワンステップ等、オフピステでの滑りに必要な動きを徹底的にやりました。外脚処理ももちろん大事ですが、その前に内脚処理が大事かも?さらにストックの使い方に気を配りながらの1日となりました。

前回のレッスンからしばし、自主練の成果も見えましたし、今後の課題もハッキリしたと思います。ドラゴンの境地へ達するためには、情報のインプットとアウトプットの双方向の作業が重要ですよね。A夫妻、お疲れ様でした。

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