今日は松川温泉から三ツ石山、小畚山、源太ヶ岳をぐるっと回って再び松川温泉。
週末は過去最高の激混みだった三ツ石登山道。駐車場に停められず、樹海ラインにまで路駐の列が続きましたが、火曜日にもなれば、人流もだいぶ落ちついた感じです。
いっときに人が入ると、登山道にも相当なストレスが加わります。しかも降雨後の泥濘んだ時と時期が重なれば、なおのこと。オーバーユースです。
普段は振興局側の管理員Mさんの大活躍で、トイレのオーバーフローをなんとかギリギリ免れている三ツ石山荘。Mさんが他のお仕事でしばらく上がって来れないと連絡がありましたので、今日は山荘の清掃メインで私が上がって来ました。こういう協力体制が大切ですね。
山のフロントワーカー管理員。モップがけとトイレ清掃の清掃中は、全く存在を無視される悲しさ。三ツ石REDとか言って宣伝するのも良いでしょう。ただ、現場には相当な負担が強いられます。協力金箱にチップを入れてくれる方も、清掃中いませんでした。
集中的に人流が増えれば、踏み荒らされる箇所も比例して増えます。現場丸投げでは無く、行政と地元山岳会等で、しっかり対策を講じなければいけないと思います。
三ツ石山の紅葉のピークは過ぎましたが、激混みの登山よりは、少々葉っぱが落ちても落ち着いて景色を堪能したいところです。
刈り払いの成果はしっかりと確認できます。自己満足。
ピークは過ぎたとは言え、まだ十分鑑賞に耐え得る紅葉です。
フロントワーカーがいくら頑張っても、歩きやすいのは当たり前。
小畚山から大深岳方面を望む。裏岩手縦走路最深部の刈り払いで何往復もしたのが、ずいぶん昔のようです。
せっかく登ったのに、これだけ降りなきゃいけないのが残念ですが、それが山。
八瀬森分岐を過ぎて大深岳手前。道々、あっちのだ、こっちのだ、どっちの紅葉のほうが綺麗だとかって言うのが聞こえてきましたけど、お天気さえ良ければ案外満足して帰ってもらえるし、土地には土地の良さがあるってことじゃないでしょうか?
大深分岐を過ぎて、分岐と源太ヶ岳との中間地点から大深岳を振り返る。
源太ヶ岳と岩手山。源太ヶ岳を過ぎたら、登山道上に転がる転石を整えながら下山。
徐々に晩秋の佇まい。葉が落ちてくると、登山道に日が差し込むようになります。
山麓のブナ林の黄葉はまだですが、歩いているとカノカの甘い香りが漂って来ます。
源太ヶ岳登山道の木道も老朽化が進んでおります。破損箇所通行に際しては、お気をつけください。
泥濘箇所も多くなっております。足元の装備はしっかりと。