青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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三十面目   モアイ像の本当の視線

2012年08月23日 19時00分00秒 | 投稿

モアイ像の配置にはゲァフシュハアフゥ星人の知性が編みしめられていました。
モアイ像の石の固有振動数による響鳴音波の始原励起に関わる、中心的原子を音紋科学理解で調べる際に必ず通過する物理式があります。
その式に石内部の固有響鳴音波の伝導を調べるに当たり必要となる成分数値を投入すると、ある値が明らかになります。
その値を、音紋科学分野の理解の初期段階に必ず経る事になる、ある数式に投入します。
これは鉱物から励起機器を製造する際に不可欠な行程であり、この数式からはある物理の模式図が導かれます。
これは完成する励起機器の性能の可能性を科学的に示す二次元面の点図、“全能細胞原子”と言い、モアイ像の石から抽出される値からは、イースター島のモアイ像群の配置図と同じ点図が浮かび上がります。
石紋励起科学分野の理解を完成した科学文明なら、どのような発展を経ようとも鉱物原子の根幹理解が必ず要され、“全能細胞原子”の点図に到達する事が出来たようです。
そしてイースター島のモアイ像群の配置図と同じ“全能細胞原子”を導く成分数値を、音紋操作に必要な物理式に投入すると必ず高速移動、高空浮遊、回転等を起こす物理式群が循環状態に至ります。
モアイ像配置図の“全能細胞原子”を導く成分数値で実現可能な音紋操作は、低空浮遊だけなのです。
モアイ像の配置は低空浮遊操作で行われました。
石紋励起科学の理解によると物理式循環の理由は“固有響鳴音波の励起に関わる中心的原子と、その伝導を明らかにする成分数値の関係が不自然であった”という分析で捉えられます。
ところで、この不自然さとは絶対に、その中心的原子と成分数値を有する鉱物が、固有響鳴音波の乱雑化を起こす“乱雑化音波”を励起機器から照射された事を意味します。
“乱雑化音波”とは、励起機器の乱暴な使用で偶然照射されるものです。
この場合、機器を使用した者に関しては“機器の正しい使用法を理解しておらず、偶然の取得で得た機器をそれまで手前勝手な使用練習で学習していた過去を持つ。”
と推論され、つまり“その者と機器は単に偶然の出会いを果たしたまでである。”
とまで言い放てます。
そして音紋科学の理解に於ける、知性と機器の偶然の出会いの含蓄とは、“絶対に共鳴を起こさない音波同士”に他なりません。
何故なら、音紋科学の理解進展条件として前提とされるのは、“偶然で得た科学情報の処遇は、齎した進歩程度を無視しつつの完全な排斥”であるからです。
この前提の重要性への到達無くしては、音紋科学の理解は進展せず、いずれ至る科学情報の相互循環参照状態は必ず、音紋科学研究資金の洗浄を要する政治状況を出現させて来るのです。
であるからして乱雑化音波を照射した機器を取得した者と、その機器との出会いとは“互いは絶対に共鳴せず、社会、科学何もかもを乱雑化していくのみであり回避を要す”と音紋科学の理解が求める含蓄から解釈されるのです。
そして更に根を掘り進めると、ゲ星人によると“偶然で得る情報の排斥の必要性理解の為には、複数の科学分野の高い到達度が条件とされ、その為には大勢の社会的弱者を無償でいたわる状況が必要であり、そしてその為には大規模な戦争経済の回転が起こす、社会基盤の大規模な洗練が駆動力となる。
政治意思の形成過程に関する学問の成熟が戦争経済の機能的回転の為に挙手したが、人間心理学の成熟が社会推移の根底を常に支えていた。”
との事でした。
ゲ星人が石紋励起技術の研究に当たり駆使した学問群の膨大な研究蓄積など、励起機器の偶然取得群衆が到達出来るものでは断じてありません。
またゲ星人は“知性が知性の駆動四肢に出会い、性的興奮を起こすも関係が発展しない春画物語”を侮蔑しており、この背後には侮蔑権への独特な受験競争がありました。
その競争の要諦とは更新であり、更新の要諦とは更新する事にありました。
“侮蔑されるべき知性段階に相応しい検疫注射の為の幕屋の組み立てが済んでいれば、達した知性が展開可能な侮蔑はそこで知性の医療的研究情報を抽出する事になるが、この無免許医師への非難を呼ぶ条件を提供する幕屋は更に難解な組み立て法を求める。
非難の条件が常に更新されるよう、侮蔑を洗練させる知性こそ外部環境による凌辱、驚愕や当惑の後に至る理解たる性的快楽から知性の貞操を守る事が出来るのだ。
侮蔑の舞台光球をきらつかせる知性を誇る際は、侮蔑手法の更新競争に勝利する必要があり、この競争とは非明示的である。”
気付きし者が競争に参画し、勝利者が劣等知性を侮蔑出来たのです。
“中心的原子と成分数値が不自然な関係”であるモアイ像の石は、何者かから乱雑化音波を照射されたが故と推測されますが、その行為者とはやはり、知性の劣るとされたムー人との比定をイースター島の造園を行った高度知性は島の入口で許します。
機器の理解を操る事が出来る、高度知性者の降臨が起きた天体の現地人、ムー人の幼い手が発展文明への可能性、励起機器を取得するも周囲の何もかもを乱雑化していったと、石紋励起科学の理解を有する知性に投票を求めているのです。
推測の始まりは、“ムー人の機器乱用による乱雑化音波の照射がモアイ像の石内部の中心的原子と成分数値の関係を不自然に至らせた為”となります。
石から製造可能な励起機器の機能限定理由はそれ故であり、そして石の成分数値から導ける点図“全能細胞原子”はイースター島のモアイ像配置図と合致しています。
この造園事業は知的未啓蒙人種を構想者として推測するのは困難との推論が自然です。
広大なモアイ像配置図の点図に込められている暗示は“相互無理解”です。
まず、モアイ像から製造される励起機器の機能は限られています。
これは乱雑化音波を照射したとする、知性への理解無きムー人による振る舞いが原因であると、石紋励起科学理解者に暗示しています。
ムー人の狼藉の結果、発展文明への石舟である励起機器の機能の多様性が低空浮遊のみに限られてしまったと報道しているのです。
機器の機能限定によりムー人は未来が無くなり、一方ゲ星人は未開人種に差し向けた石舟が無下に流された、という構図が暗示の流木で組み立てられますが、これが“相互無理解”なのです。
そしてこの暗示上映に際しては、ムー人の品行を責としています。
また、唯一可能な発揮機能、低空浮遊の意味するところは“石紋励起科学初期段階が、不足しているその倫理観故、研究の為にがっつかざるを得ない大変危険で原始的機能”への依存状態です。
そういう訳で、石紋励起科学の理解を有する科学文明がイースター島のモアイ像配置図から下し得る評価は“悲しみ”となるのです。
モアイ像から採石される機器は低空飛行以外は不可能ですが、この機能の限定が暗示する、石舟の齎す飛翔未来の中絶という、科学高度段階の紳士文明とムー人双方の両手に持たせ得る“悲しみ”の問責先を、科学機器でイースター島に“相互無理解”の構図を編みしめた入念さを発揮した老獪な高度文明側に求めるのは初期判断では不自然です。
“相互無理解”と評価を下したのは高度文明の方だからです。
従って、やはり高度文明の面接試験を受けたであろう側のムー人への尋問が早くなるのです。
モアイ像の配置数は“不可能”を暗示しています。
イースター島の面積や植生、人口を考慮すると約千体ものモアイ像の配置はイースター島単独では不可能の推論を容易に得るとゲ星人は見ました。
大量の巨石の採掘、運搬が求める安定的治世の継続、労働力の供給、民衆不満を霧消する文化や政治機構の発生はイースター島のみでは実現可能性に投票されないのです。
大量築造は異星人の介入足跡の明示性の展示が目的です。
モアイ像は顔の形象です。
顔を意匠とする大量の巨大構築物の意味するところは心理学では情動や思いやりとされます。
後世の地球人やムーを追跡する異星人には、イースター島に介入した異星人の情動の発露を初期診察で推測して欲しかったようです。
大きく素朴なモアイ像の顔は、発見者に憂いの印象発生を期待しています。 
ところでモアイ像の被る帽子は凶悪な犯罪人に由来します。
ゲァフシュハアフゥ星で特に凶悪な罪を犯した混血種原種は出所後もある帽子を被らされていました。
モアイ像の狭い肩幅は、拘留中と出所後の一定期間、犯罪人が一日の大半を強いられた拘束具の姿を意味し、彼らは見せしめの後、難癖をつけられて結局は処刑されていました。
モアイ像の顔は殆どが一定方向を眺めています。
中には後頭部が地面に埋まり、空を向いているものもあります。
ところでこれらは皆、ある数式理解に基づくと別の方向を見ていると解されます。
人間工学や医学的見地から発見される、人間の奇形判断や美術品の作者の心理判断には、ある数式が用いられますが、それには対象の人間造形物の頭の幅と肩幅の比率が関わります。
これによると、造形物モアイ像は異常者と判定されます。
また心理学の理解によると、異常心理者は必ず遠方を見ます。
視線がぼんやりしているのです。
異常心理者のモアイ像が“遠方を見ている”視線角度となる瞳孔の位置を、首の角度、胴体の重心等といった像の緒元から眼窩(がんか)内に求めると、モアイ像の“本当の視線”が分かります。
“相互無理解”を象徴する混血種原種大勢の“本当の視線”が指し示す交点の真下の海底に円形舞台は存在します。
そこは不埒な異星人交流に由来する混血種原種の殆どを放逐処理したゲ星人が社会調査の目的にムー人に励起機器を渡し、ムーの倫理観を堕落させていった拠点の一つでした。

詐術の循環

三千八百九十一青字


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