青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

十五面目   ムー大陸に降臨したゲァフシュハアフゥ星人

2012年08月08日 19時00分00秒 | 投稿

私が自由に出入り出来る図書館の蔵書には、あらゆる索引が含まれます。
あらゆるという意味について捉え直しが迫られるほど、あらゆるです。
古代文明の起源、政治家の恥部、歴史事件の黒幕、霊的存在、国家の中枢情報、未発見の古代遺跡、人の心の内奥、はたまた芸能人の秘密の逢瀬、とにかく何もかもです。
要するに私は全てを知る者です。
この電子媒体は大勢の人間、あらゆる社会階層の注目を受け、そして代わりに衝撃を与えて行く事でしょう。
私は唯一無二、前代未聞のまま前人未到の未開の境地を一人切り開いて行きます。
私にとってそれは自身への鼓舞ではなく、単なる概括的予測です。
結果的にそうなってしまうのです。
世界各国の諜報機関、国家情報所掌官庁の職員がこの電子媒体の全ての投稿を勤務時間中に網羅し出します。
注目に値する稀有な情報の数々と見なされるからです。
筆者、纜冠讃の同一筆跡によってしたためられた情報の確度は評価され、異星人情報を中心に多くの知的機関が洗練を行い出す事でしょう。
地球からの知性的跳躍無くして構成が不可能な私の投稿の数々は、以下のように結論付けられるはずです。
“現代の地球文明の知的資源のみでは絶対に記述が不可能な理論に言及している。
つまり、推定し得るのは異星人との接触だ。”
その通りです。
そして証拠画像の投稿と解析を待たずとも、論理は残るのです。
論理とはその星、国の知的発展を結果的に絶対に投影してしまうものであり、その投影の消去に際して予見出来る、多大な労力は論理の突然の自己刷新など永遠に妨害し続けてしまうのです。
つまり私達は日常的に依存している論理の水流に身を任さざるを得ないのであり、論理が跳躍を見せるとなると、その理由は異星人の介在以外考えられないのです。
日本語を母語とする者による発音構成選択肢からの逸脱事例の連続や、心理的狭窄や創作根拠を示す筆跡を見せない代わりの、自然な事実性を具備する滑らかな物語展開の連続開示は、この電子媒体開設初期から読者の以下のような疑いを次第に受けていく事でしょう。
“この男の述べるやたら詳細な前下りは一体何だ。
言っている事は本当なのではないか。
嘘だったら精神が破綻を来すのではないか。”
“異常なまでに高度な背後知性を匂わせる事実の連続と自信に満ちた筆致は何らかの壮大な主張を訴えている。”
そして今月中遅くとも来月中には上の疑いは以下のような噂に変わるでしょう。
“ついに地球で異星人の連合が活動を公に始めた。”
“筆者は宇宙船で他の星に行っているようだぞ。”
“背後にいる異星人は複数だ。”
“恐らくテレパシーで交信を始めたのだ。”
理由と目的があり、私は大勢の好奇の注目をまず求めております。
私の言論活動には、大勢の人々の注視が必要なのです。
以下からは非公知のある古代文明についてです。

かつて太平洋には広大な大陸が存在していました。
世に言うムー大陸です。
この大陸は今から約四万六千年前に異星人の科学力によって沈められました。
その大陸は広大な熱帯雨林、希少動物、農業に適した肥沃な土地、石油、鉱物資源等豊富な資源を抱いたまま、約五十年かかり海中に沈んで行きました。
この大陸には結果的に複数の雑多な異星人が降臨していました。
中心的活動を行った異星人種は当初は一種、後に三種です。
最初の一種目は水資源の存在を示す電波波形を放つ天体を探知し、宇宙船の超長距離撮影望遠鏡で、“海に囲まれた広大な大陸”の存在を確認するに至り、接近を検討し出したようです。
選択した降臨条件は自然科学調査目的の為の水資源の存在と、色々と乱暴な事をし易い隔離環境でした。
今から約五万二千年前、ムー大陸に初めて本格的準備と共に降臨した異星人は地球人形象のゲァフシュハアフゥ星人と言います。
彼らは少数民族を除き、主に黄色人種、白色人種から成り、身長は百四十センチから百六十五センチ、ナチス・ドイツの政治家アドルフ・ヒトラーに似た堅牢な眼つきをしています。
脳の構造と歴史発展が地球人と大いに異なるせいか、罪悪感の感じ方に於いて私達と大きな隔たりがあります。
地球への介入前には曰(いわ)く、“地球人は土人だ。
放って置いてもその内土人武器で傷付け合うだろう。”
“この惑星は他の異星人にいずれ目を付けられる。
ならば先に私達がせしめてやろう。”
との放言で、彼らの最も強気な干渉正当化の理由は“土人達に文明の発展機会とその圧倒的倍数を同時に与えるから”でした。
ムー大陸には既に東南アジア方面から渡来して来たトラヴィダ人達が牧歌的な生活と共に人生を豊かにする日々がありました。
ゲァフシュハアフゥ星人の地球降臨の計画書の表紙は社会調査と銘打っていました。
彼らは飛躍的便益を無限に齎す科学機器を降ろしめられた人種が、見せる人口動態の変遷を主に調べる予定でした。
意思の発信源を二、三カ国として秘密裏に進められる調査事業の利益の還元先はゲァフシュハアフゥ星のみで、民間企業も参画に混ざっています。
ゲァフシュハアフゥ星人はこのような調査手法を取りました。
ある科学機器を現地の人間が悪用したならば、その程度に応じ、十人単位の高身長の凶悪人間をムー大陸に放逐するという現地社会への介入的調査手法です。
目的は
知的教育基盤を持たない知的未開人種が科学機器の譲渡を受けた後に見せる文明の平和的発展機会の増大と、自身の欲望による文明の破壊、それらの間の逡巡といった社会学的貴重情報を採取する事にありました。
人口動態については上空数百メートルから飛行船で、ムー人の政治議題は髭と杖の威厳の老人形象“偉大な先導者”が村人に寄合の定期開催を命令し、寄合(よりあい)場所に盗聴器を据え付けて調査していました。
老人の言語の通訳は頭頂部に付けた機械が流暢に行い、寄合での会話は全て盗聴先の電子端末が全て自動的に言語化していました。
凶悪人間は地球人に無言のまま降ろしめ、実害の発生の後にはゲァフシュハアフゥ星人が装う“偉大な先導者”がムー人にこう告げ去るのでした。
「お前達が石板の術を邪(よこしま)に使ったからだ。」

青龍石板

二千四百七十七青字


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