ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

「あたご」出航!~平成27年度自衛隊観艦式

2015-10-16 | 自衛隊


観艦式ウィークに入って以来、頂いたコメントにお返事できなくなり心苦しいのですが、
どうかわたしにとってこの一週間が「フィーバー状態」であること、
さらには、いただいたコメントは斎戒沐浴し正座しながら(これは嘘だけど)
衷心よりの感謝をしつつ心して読ませていただいていることをご理解いただければ幸いです。

だって忙しいんだよお~~!

どれくらい忙しいかというと、ディアゴスティーニ配信「戦争映画」で届いた
最新刊2巻「南の島に雪が降る」と「暁の脱走」を全く観る時間がないというくらいで(笑)
こうやって自転車操業のようにブログをアップするのがやっとの毎日。

そう、本日タイトルでもおわかりのように、12日に「むらさめ」に乗艦し、
中2日で登板じゃなくて15日に「あたご」にまた乗ることになったからなのです。

詳しいことは諸事情により説明できませんが、決して自分からくれと言ったわけでもないのに、
あれよあれよとチケットが続けざまに手に入ってしまったのでした。


世の中にはうちのTOや、某元陸幕長のように「観艦式なんざ一度行きゃ十分」という人と、
ハーロック三世さんのように、一度体験するとクセになる人二種類がございます。

わたしはもちろん後者ですが、それに加えて自分で勝手にやっていることとはいえ、
ここで御報告する義務がある(と勝手に思っている)わけですから、
いきたいとか行きたくない以前に、「行くのが当たり前」となってしまいました。

しかも、中日(なかび)には一般公開とコンサートをもれなく参観するというマメさ。

思えば遠くに来たもんだ。



と、感慨に耽りながら、今日もやってきました横須賀に。
え?これですか?
わたしが到着した時の横須賀ですが何か?

15日の参加が決まったのは3日前のことです。
乗艦券は天下の回りものを肌身で感じたわけですが、今回はホテル(お高い)
を取るという勿体無いことはさすがにやめて、3時半に起きました。
横須賀の総監部前に着いたのは5時過ぎだったでしょうか。

さすがにわたしが一番だろうと思ったら、すでにもう何人かが並んでいて、
世の中上には上がいると呆れました舌を巻きました。

しかもそのうちわたしの前に並んでいたグループは同じ「あたご」乗り組みで、
「あたご」においてもわたしは一番乗りにはなれなかったのです。
(直前で走って追い抜かしていった人も2~3人いたし(−_−#)



18日の本番に「あたご」に乗る方へのインフォメーションでもあるのですが、
「あたご」は、何が何でも一番乗りする意味は無いことが後でわかりました。
理由は後で説明します。



岸壁向かいの船が韓国から来た駆逐艦に変わっていました。

「韓国海軍の軍艦旗はでかすぎて品が無い」


というのはわたしが言ったんじゃありませんが、確かにでかい。
というか、彼らはオリジナルデザインの軍艦旗を持っていないのね。

どおりであの横須賀の火事騒ぎの時に3つも国旗付けてたわけだ。
それと、幹部学校に自衛艦旗と対で置かれていたあれは、
国旗じゃなくて韓国海軍旗だったことが今判明しました。

で、それはそうとこれなんて読むのかしら。でじょよん?



「あたご」の甲板には罪作りなことにパイプ椅子がこのように並べられています。
早く来た人というのは当然ここに座れたわけですが、



問題は出航作業の時には、荷物を全部持って格納庫で待機せねばならないこと。
どういうことかというと、このとき早い者勝ちの権利がリセットされてしまうのです。



隣には前回乗った「むらさめ」で、出航後の場所取りを待つ人々。
「むらさめ」の場合、早く来た人は自働的に最前列で待機できるので、
まだしも公平というものだったらかもしれません。



わたしは、前回大活躍だった小さなパイプ椅子も持っているし、
前回の「むらさめ」でわりと得心のいく写真も撮れています。
そもそも受閲艦艇である「あたご」からの眺めには全く期待していないので、
むしろ「あたご」そのものを楽しもうと決めて臨みました。

18日に「あたご」に乗るみなさんへのアドバイスですが、
楽をしたければ椅子、全ての写真を撮りたければ前甲板の左舷です。
どちらも、というのは受閲艦では諦めてください。



さて、一応椅子に荷物を置いたまま、艦内見学に出かけることにしました。

どうやって過ごすかをお聞きした海曹(ヒゲ渋めかっこよし)が、

「始まる前にどこに何があるか見てくるのがいいですね」

とおっしゃったので、素直に従ったのです。
歩き出したら、潜水艦が出航していくのが見えました。



これは「うずしお」ですね。
潜水艦のノーズにもレドームがあるとは知りませんでした。



今日は観艦式(予行)なので、潜水艦乗員も全員正装しています。
艦橋に出る何人かだけでいいのに、と思うんですが、そういう手抜きをしないのが自衛隊。



さて、艦内ツァーではまず朝一の機関室におじゃましました。
皆暇そうですが、まだ停泊しているからだと思います。



入ったところにはハロウィーンの飾りがあり、その下に
「トリックオアトリート!」と書かれたキャンデー皿があります。

特に機関室では、いたずらされると困るからですねわかります。



「あたご」様の艦内神社。
前回の「むらさめ」では機関室に行くのを忘れたので(おそらく近くにある)
艦内神社へのお参りもしそこないましたが、ここで見つけたからには
ちゃんとお賽銭を入れて手を合わせます。

最初に100円玉を入れてから、

「これ何に使うんですか」

と聞くと、横にいた海曹くんがスポーツ大会なんかでジュースを買うのに使う、
と妙に具体的な使用目的を説明してくれたので、それならばと500円玉を二つ追加したら、

「こんなに・・・ありがとうございます」

とお礼を言われてしまいました。
まあ、わたしはこう見えても「あたご」さんにはちょっとしたご縁がありますからね。 



食堂には一人しかいません。
入って左側に記念切手とコースターのセットを売りに来ていた郵政の方と、
カレーパンを売りに来ていた業者さんがいました。

後で来てみたら、切手は「10時には売り切れた」ということだったので、
欲しい方は朝一で食堂に行くといいと思います。



「あたご」幹部の写真を廊下で見て、この間舞鶴に行った時に案内してくれたのは
艦長ではなかったことに今更気付いたわたしです。



でた~!愛宕さん!
YouTubeでヒラヒラしていたバナーが、観艦式のせいか、こんな目立つところに飾られています。
普段はこんなところにないと信じたい。



ところで、前回一般公開のときに、「愛宕」の向こうを張って、
「あたご」では「あたごちゃん」オリジナルキャラを持っていることが
このポスターによって判明したわけですが、



今回、乗員の中に「絵師」がいるということを突き止めました。
この「絵師」は砲雷の勤務だそうですが、これなどかなりのレベルです。
彼は「あたご」公認絵師として、こういったポスターのデザインを
一手に任されているようでした。



前に買ったことがある、自衛隊萌え絵シリーズの水。
なぜここに飾ってあったのかは謎です。



ながさ そこそこながいよ。はば すこしひろいよ。
おもさ とてもおもいよ。はやさ ひとなみにはやいよ。

人並みってなんだよ人並みって(笑)

くわしいことはふねのおにいさんやおじさんにきいてみてね。
おしえてくれなかったら、このふねの「かんちょうさん」にいいつけちゃおう!

そういえば前回『ひゅうが』でかんちょうさんではないけど、上にいいつけちゃったことがあったな。




おお?もしかしたら「あたご」さん超優秀?



整備部門も優秀と見た。
左上の、「RIMPACでファーストプレイス」って何だ!と思わず興奮したら、
バレーボール大会でした。



艦内の「夜」を体験できるコーナー。



医務室。
あとで甲板で目撃したところによると「あたご」の軍医殿はきれいめの女性自衛官だぞ!
船酔いを感じたら、すぐに医務室へ!



いきなりこんなところから人が出てきたので驚きました。



一旦艦橋に上がってみます。
この間舞鶴で同じところにいたのが不思議な感じです。



ウィングからの眺望は抜群。
岸壁に停泊しているのは、手前インドの「シャヤドリ」、向こうの小さな艦が
フランスの「ヴェンドミアール」(って読むのかどうか知らないけど)です。

佳太郎さん情報によると、これらは全て17日に一般公開されるようです。



チヌークさんが突堤のヘリ駐機場に到着。
空自の偉い人を乗せてきた模様。



SH-60Kはカモメよりたくさんいるんではないかという勢い。



さて、この後艦橋を降りて前甲板に出てみました。
すると、艦橋に明らかに接待されている国会議員らしい姿が・・・。



超望遠レンズをやおら付け替えて人物特定しようとするわたし。
この人、どうみても民主党の、あの安保法案審議の時に
議長に襲いかかっておいて、自分は何もされていないのに
「痛い痛いいたい~~!!」
とか叫んでた帰化国家議員でしょ?

航行中に自民党の防衛政務官がアナウンスをしていたので、この時にはまさか
文字通りの呉越同舟などないだろうと思い、他人の空似と判断したのですが、



驚くことに甲板から撮った艦橋の上の注意書きまで読めてしまう望遠レンズ。
別のショットで名札の字もなんとなく読めたので、この鷲鼻と合わせて確定です。

この見たくもない顔をしかも護衛艦上で見てしまうのは二回目なんですが、
そのときは練習艦隊の艦上レセプションでは自民の小野寺議員と「呉越同舟」していました。
国会議員って、案外議員同士顔を合わせたら「やあやあ先生」などと
お互いニコニコしているらしいですけどね。

それにしても、この人は前の観艦式の時には「くらま」に乗っていたけど、
よっぽど自衛隊に顔を売りたいんでしょうか。

「自衛隊の皆さんを民主党は決して戦争に行かせない!」ですか(けっ)

あなたはこんなところにいないで、岸壁の向こうの船にでも乗せてもらいなさい。



さて、そろそろ移動させられそうだなと思ったわたしはイス席に戻りました。



「荷物を全部持って移動してください!」
というアナウンスがあったので、
格納庫まで全員が退避。
この後も締め切り時間を過ぎて駆け込んでくる人たちが結構いました。

一人大遅刻のお年寄りが足元もおぼつかぬ様子でしかし悠々とラッタルを渡り、

格納庫の仲間に「よお」と近づくと、とたんにじいさまたちが

「よおじゃねえよ」「何遅れてきてんだよ」

と一斉にブーイングしたのには笑いました。


そうこうしているうちに0800になったので護衛艦旗掲揚。



我が「あたご」の眺めはこのようなものだったので、



となりの「むらさめ」の掲揚をせっせと撮ります。



格納庫の人々の前では海曹長が自衛艦旗掲揚や出航作業、ラッタルのかけ方や
はては「あたご」の動力に至るまでを説明してくれました。
こんなときにいちいち細かい質問をする人も(もちろんおじさん)おります。



全員が乗艦したらしく、ラッタルの片付けが始まり・・・・、って、
・・・・・え?

ちょうどこの画面に写っている二人の幹部にはものすごく見覚えが・・・。
そう、まさにこのお二人に舞鶴で艦内を案内していただいたんでした。
後でご挨拶に行こうっと!



作業開始。
海曹長の説明によると、手すりを「切って」かけてあります。
画面右手にはずした鎖がきちんと絡まないように置かれているのに注目。



「あたご」に続くラッタルは「あたご」がかけて「あたご」が収納します。
みんなで「せーの!」と持ち上げて一気に運んで行きました。



海曹長の説明で知った知識。
赤と白の旗で出航作業の際のロープが絡まないようにスクリューを回していいかどうか知らせます。
いまは白なので 回してオッケーってこと?



「むらさめ」のロープ引きの様子を連続写真でお送りしましたが、
こちらのロープは船と船をつなぐ舫(もやい)なので、人数多し。



ロープが揚げられてからの時間がまた長かったです。
このロープは甲板の床にあるハッチに収納されました。



いよいよ「あたご」出航です。
12日は「むらさめ」に乗っていた横須賀音楽隊が軍艦を演奏してくれましたが、
今日は近所に音楽隊乗り組みの艦がないので、ラッパだけによる出港です。



岸壁の向こうにいた韓国海軍の船はずいぶん早く出て行きました。
先に海域に行かせておかないと、日本の観艦式のマニアックなミリミリスケジュールに
乗れないから?とか考えてしまった私は彼の国に先入観持ちすぎでしょうか。



「むらさめ」と「きりしま」が遠ざかっていきます。

で、この後、人々の前に張られたロープが外されることになったのですが、
いやー、凄かったですよ。
一気にロープを解くと皆走り出して危険なので、両端を持ったままじわじわと前進させたのですが、
その瞬間ロープを持ち上げて潜り、ダッシュする人多数。
これは危ない。
出港作業の時に人を退かせるのは当たり前としても、もう少しなんとかならないのでしょうか。

舷側と床の荷物だけは片付けさせて、椅子の上に限り置いといてもいいとすれば、
こんな混乱は起こらないわけで・・・というか、いつか将棋倒し事故が起こるかも。
椅子の上に荷物があっても、少なくとも人身事故だけは起こらないと思いますけどね。

この場をお借りして、「あたご」運営の方に一考をお願いする次第です。


甲板で人々が目の色を変えて椅子取りゲームをしている間にも、我が「あたご」は、
平成27年度自衛隊観艦式に向け、行動海面の駿河湾を目指して快調に進んでいました。


続く。


 



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11 Comments

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いや私も (鉄火お嬢)
2015-10-16 14:02:14
>彼の国に先入観
ええ、決して期待を裏切らないのでは。
観艦式本番の観閲真っ最中にドカンと爆音がして、すわ!と皆が身構えるとZ旗を掲げるのでは!
>Z旗ほんらいの意味:
「どうしよう動かれへんわ、誰が曳きフネ頼む~(T^T)」
楽しませて貰ってます! (お節介船屋)
2015-10-16 15:43:07
エリス中尉の行動力には感心します。
甲板の上は大変疲れるのに、連続で乗艦され、それに加えて、あちらこちらでの写真撮影本当にお疲れさま。
お陰で何時も楽しませて頂いております。

田舎に居りますので、本番はライブがあるとの事(ニコニコ動画、ユーストリーム等18日1045~)ですので、パソコンで楽しませて貰います。

エリス中尉のプログはライブ以上に楽しませて頂いておりますが。
決してプレッシャーを掛けてはおりません。
後でどっと疲れがでると思います(特に足に)がくれぐれも気を付けて下さい。
特に足をぶっつけてアザ等を貰われませんように。
あたご (雷蔵)
2015-10-16 16:23:34
先週の一般公開でお邪魔させて頂きましたが、広報に関する意気込みが群を抜いています。

女の子の絵も立派ですが、乗員さんのホスピタリティが違います。艦長の方針だと思いますが、艦内のムードもよさそうです。

夜間の状態をお見せするなんて、なかなか思い付きません。あたご、お勧めです!
韓国駆逐艦の索? (お節介船屋)
2015-10-16 19:50:44
オーストラリアの「スチュアート」、海自の各艦艇の岸壁への索取と比べて、韓国駆逐艦なにか変?

艦尾しか分かりませんが行き足止め、下がり止めの索がないのでは?
「横もやい」2本で後部を真横の岸壁ビットと止めているだけ?
小、中型艦でも「後ろもやい」(艦尾中央から岸壁後ろのビット)を取るはず。
「後部横もやい」2本での係留は?
「後部斜めもやい」として1本はもう少し前へ斜めでは?
艦首部分が分らないのでいちゃもんかもしれませんが?
船屋なので運用屋さんの見解をお聞きしたい。
係留装置の配置については船員さんから細かい要望で何時も悩んだのですが。
海軍の違い?

エリス中尉の写真で細かい部分も良く分かります。
むむむ… (佳太郎)
2015-10-16 22:17:10
やはりエリス中尉の写真と観察眼は素晴らしいです。脱帽です。
十七日、海外艦の公開は確定のようですね。
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/kankan/2015/fleetweek/index.html
オーストラリアが気になりましたね…これを機に韓国海軍の船も見てみたいですがw
残念ですが見に行けませんけどね…
しかし、民主党の議員が来ているとは…何を話をするなら何を言うんだか…
まあ政治的話はしていないと思いたいですね。
共食い駆逐艦 (ロビ)
2015-10-16 22:36:33
エリス中尉

連日の座乗お疲れ様です。

軍艦旗がでかすぎて品の無いと言われてる隣国艦ですが、李舜臣級(リシンシュン)駆逐艦のDDH-977大祚栄(ダイソエイ)のようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%A5%9A%E6%A0%84_%28%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6%29

李舜臣級自体はステルス性を向上させた、たかなみ型護衛艦と言った感じのようですが上構部分がアルミ合金製でフォークランド紛争の戦訓を活かしていないようですね。

しかも共食い整備で運用可能なのは同型6隻中1隻だけだとか・・・

中尉や鉄火お嬢さんの懸念が杞憂で済むといいのですが。

みょうこう神社は機関応急操舵室から艦尾へ向かう右舷側通路にあったので、あたご神社と同じ位置取りみたいですね。

あたごに飾られる愛宕さんは公式絵ですが、DD-102はるさめには贈呈品でこんなのが飾られています。
http://dic.pixiv.net/a/%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%95%E3%82%81
繋留索 (雷蔵)
2015-10-17 06:22:56
お節介船屋さん、さすがの視点です。横に二本しかもやいを取っていないように見えますが、今回参加する船の入港シーンを見ると、韓国は上り止め、下がり止めは取らず、横もやい二本を前部と後部、中部に一本の合計五本、取るようです。https://www.youtube.com/watch?v=z76nYX7cFY0

ちばみに、自衛隊だと、このようになります。http://www.vspg.net/jmsdf/ddg177.html

映画「タイタニック」で主役のお二人が立つ場所の下のフェアリーダーから一本。前部に下がり止めと上り止めをそれぞれ一本ずつ(計二本)。同じことを後部でもやるので、合計六本取ります。

自衛隊だと、岸壁から10mくらい離れたところで行き脚を止め、もやいを受け渡しし、その後、もやいで岸壁との間を詰め、最後に上り止めと下がり止めで前後の位置を調整しますが、韓国は直前まで曳船で船を押し、最後に岸壁まで数メートルのところでもやいを渡して繋留するようです。

この方法だと、繋留位置の前後の調整は出来ないので、風が弱い時はいいですが、強いと思った位置に付けにくいし、自衛隊のやり方に慣れていると上り止め、下がり止めがないのは、不安になります。
やはり! (お節介船屋)
2015-10-17 09:00:51
雷蔵さんありがとうございます。
「前もやい」「前部斜めもやい」「後部斜めもやい」「後ろもやい」と6本使用が通常と思います。
大型艦になれば「横もやい」を入れ8本使用が通常と思います。
やはり韓国海軍は普通は良いですが、急に風が強くなった時の対応が出来ていないのではと感じます。

エリス中尉の「スチュアート」の写真を見ても「後ろもやい」「斜めもやい」を使用しており、英海軍系統で伝統もありますが、海を良く知っている海軍だと思います。

感謝です。
いずもの係留索 (雷蔵)
2015-10-24 05:11:36
前部だけですが、間近で見たら、前もやい1本、横もやい1本、上り止め、下がり止め各2本で6本でした。後部と合計で12本くらい取っていそうです。
「いづも」係留索 (お節介船屋)
2015-10-26 15:27:14
雷蔵さんへ
ありがとうございます。
恐らくこれほど大きな風圧面積を持った艦、計算すると人間で扱えない太さのホーサになると思います。
ワイヤーを使えば係留索の数は少なくできると思います。
商船であれば甲板リール等も使用して、その場存置で良いでしょうが、軍艦では収める場所等もあり、人間の扱える太さと索に係る力を考えて、手間ですが本数を増やしていると思います。
良く分かりました。
感謝。

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