カーソン・マッカラーズ、大好き
心の友人だった
時代も違うし、歳も違うけど(国籍も、か…)
でも、あの頃、唯一の心の光だった(火が付いたように探しまわった…
その感覚は一生忘れない)
孤独な狩人―カーソン・マッカラーズ伝 | |
virginia spencer Carr,浅井 明美 | |
国書刊行会 |
結婚式のメンバー (新潮文庫) | |
Carson McCullers,村上 春樹 | |
新潮社 |
針のない時計 (講談社文庫) | |
佐伯 彰一,田辺 五十鈴 | |
講談社 |
デビー(・レイノルズ)様の親友であり後の恋敵。。のエリザベス・テイラー様主演のこんな映画もありましたね・・・(原作はエドワード・オールビーの戯曲...)
バージニア・ウルフなんかこわくない [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
ワーナー・ホーム・ビデオ |
この映画の題名のインパクトから、「ヴァージニア・ウルフって、きっとゴリゴリのフェミニストで猛女キャラで怖いんだ。。。(名前もウルフだし...←強そう)」とか思い込んでいたのですが、かなり繊細でナーバスな、でもそれを何とか意思の力で乗り越えようとした人だった。。。 彼女の場合それが=文章を綴ること...(“意識”を文章に反映させる試みをし続けること)(Wikipediaも読んで少し〈だいぶ..〉泣いちゃった... カーソン・マッカラーズを知った時と同じく、魂から共感...)
ヴァージニア・ウルフの作品、近いうちに読んで、彼女の心に触れてみたいと思います.....
ガラス細工の一角獣に自分自身を投影しているヒロインのローラ・・・
この映画「ガラスの動物園」も、「ルーという女」を観た時期、津島佑子さんの「本の中の少女たち」を読んでカーソン・マッカラーズを知った頃あたりに、ヒロイン(名前はローラ、演じてるのはカレン・アレン 弟役はジョン・マルコビッチ)に深く感情移入してた。
そして、「本の中の少女たち」にも、テネシー・ウィリアムズが自分の姉を投影させながら、愛情をこめて、描いた、戯曲「ガラスの動物園」の中の、世間から隔離された、ガラス細工のように繊細な少女ローラが紹介されてました
ガラスの動物園 (新潮文庫) | |
テネシー ウィリアムズ | |
新潮社 |
DVDなかったので、原作だけ載せます(記憶の中の、“実家の本棚の残像”にはいまだにこの本が在ります。)
孤独な狩人―カーソン・マッカラーズ伝 | |
クリエーター情報なし | |
国書刊行会 |
昔、激しく共感の想いを抱いた本の中の少女・・・
“ミック”はマッカラーズ自身の“鏡”だと思う・・・
その世界観にのめり込む読者を含めた三重人格の構図...
中性的な女性(少女)というと、カーソン・マッカラーズの「心は孤独な狩人」のミックを想い出す・・・
横浜の有隣堂で、(火がついたように...)マッカラーズの著作品を探し回ったことも想い出す・・・
Heart Is a Lonely Hunter | |
クリエーター情報なし | |
Mariner Books |
私、ルルは、人生のなかで、たびたび、女性の生き方を描いた本に夢中になって来たのですが、その中の1つがこの本↓(画像無いね..)
本のなかの少女たち津島 佑子中央公論社このアイテムの詳細を見る |
作者の津島佑子氏は太宰治の娘さんです。
有名作家の作品の中に登場する少女たちの描かれ方、在り方を、津島さん自身の少女時代とも照らし合わせて分析しています。
津島さんの本の中で分析された少女たちは、トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』のホリー、テネシー・ウィリアムズ『ガラスの動物園』のローラ、谷崎潤一郎『春琴抄』の春琴、森鴎外『山椒大夫』の安寿、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』のキャシー、カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』のミック など
20代半ば頃の私は、特に、アメリカ南部出身の女流作家カーソン・マッカラーズの青春時代に自分の姿を重ねて見ていて、彼女が23歳の時に描いた“本のなかの少女”ミックに共感の想いを抱いたことを思い出します・・・。
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