++Fuyuki's Diary++

ふゆきのなんやかんや日記

『RUSH ラッシュ/プライドと友情』

2014-02-07 | 日記
…という映画の初日(舞台挨拶付き)を観てきました。
数日前に書いた「今年の運を使い果たしたか?」というのはこれでした。
日本語吹替え版で主役2人の声を担当したKinKiの2人が舞台挨拶に登壇するというので、ダメ元でエントリーしたら当たってしまいまして…。
かなり奇跡なことだと思うんですけどね、これって。


ということで…
これがその『RUSH ラッシュ/プライドと友情』




F1で1970年代にライバル関係にあった(でも仲も良かったとか…)ニキ・ラウダ(左)とジェームズ・ハント(右)の実話を映画化した作品です。
私はF1はテレビで時々観るくらいであまり、というか殆ど詳しくないのですが、大事故のこともあってニキ・ラウダのことは知ってました。
でも1ヶ月強で復帰してたとは…。

表面的には罵り合ったりバカにしたりしながらも、お互いをリスペクトしているラウダとハントの関係が“男の世界”をより感じさせてくれます。
幾つか出てくる2人のエピソードの中でも、復帰直後の会見でラウダに悪意に満ちた質問をした記者をハントがボコるシーンが好きです。
他にも優勝や復帰を大勢の人たちに祝福される相手を見ている姿とか。
あ、ラウダのヒッチハイク?も(笑)


映画には、映画館で観るべきものと、DVDで観てもいいものとの2種類があるように思うんです。
あくまで私の考えですが、例えば恋愛映画は後者。
で、この『ラッシュ』は間違いなく前者ですね。
とにかく音がすごい!
あの轟音プラス映画館の大画面で、しかも時にドライバー目線で繰り広げられるレース・シーンは圧巻です。
F1をよく知らなくてもドラマとして見応えあるし、F1の臨場感も楽しめる…ぜひ映画館で観ていただきたいと思います。


さて、本来は主目的だったKinKiですが、作品自体に引き込まれる部分が多かったのであの2人が声を吹き替えてると意識しない時間が結構ありました。
これは…いいことですよね。
それはそれとして、光一はアニメの声優経験があるせいか違和感なくハント役のクリス・ヘムズワースと同化していたように思います。知らないで聴いてたら光一の声とはわからなかったかも…。
剛は声自体に特徴があるので“堂本剛”を意識させない声作りは残念ながらできなかったように思いますが、ラウダの淡々としたクール(そう)な喋り方にはなっていたのではないかと。


舞台挨拶は思っていたよりも長く…そして、私の座席ですが、映画を快適に観るにはスクリーンに近すぎる…1桁列で、つまりKinKiの2人を初めてじゃないかというくらい間近で観ることができて幸せでした(笑)
(そう、スクリーンが近いから余計にレース・シーンの迫力が尋常じゃなかったんですけどね)
2人共に自分が声を担当した役ともう片方の役、それぞれに共感を覚える部分があるということが興味深かったです。


そしてお土産…
入口でこれを貰い、



2人の入場時や撮影の時に振りました。
…周りの人たちは普通に左右に振ってましたけど、私は一応本当のチェッカーフラッグを意識して8の字に振ってみました(^▽^;)
そしてコンサート時よりは小型のバズーカから



ええ、なんせ前の方の列だったので銀テープもしっかりゲットしてきました。


昨年末のコンサート時に2人が吹き替えをやると初めて知ったわけですが、F1が舞台の話だし、ラウダの大クラッシュも出てくるしで、その時は公開されても観ないだろうなとか思っていたのですが、今は観て良かったと思っています。
“舞台挨拶”というきっかけがなかったら果たしてとは思いますが…。
ぴあに感謝ですね、そういう意味では。