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とにかく舞台に上がりたい小池百合子は知名度だけで都知事に立候補した

2016-07-07 15:21:44 | 時事問題 政治
昨日6日夕方、小池百合子は都知事に自民党の支援のないまま立候補を表明した。都知事の公約として、①都議会の解散、②自民党都連の改革、③舛添問題解明のための第三者員会の設置を挙げた。

都政を一新するための公約を示したわけだが、方策がビジョンよりも先行した姿で、いかにも政治家としてばかりか大人として粗末であることを見せてくれた。知名度があるということで、こんな方策を示されただけで、騙されてしまう有権者が多い。それが東京であるというのかもしれない。都知事が都議会を解散するのは、都知事が都議会で不信任になった時にのみできる。都議会で不信任にしてくれと言っていることになる。自民党都連の改革は必要であるが、小池が言うと私憤から出たことと解釈される。舛添問題に触れる前に、自分の資金面での潔癖性を見せるべきである。

小沢一郎にすり寄ったり、小泉にすり寄ったり、安倍にすり寄ったり、石破の応援に入ってみたり、その時々で上手に世渡りしてきたつもりが、ここ安倍政権では干されている。そこで、一念発起してバックを持たず一人で都知事に立候補するという勇気を皆さんに買ってもらっているが、有権者はそんな姿に騙されてはいけない。

確かに、青島幸男でも、できたというにはおこがましいが、都知事ができた。小池百合子は青島よりはましだろうとは予測される。組織を動かすことができないような、大人の政治ができないのを選ぶことはない。

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