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天皇陛下のお気持ちに応える有識者会議の名称に疑問

2016-10-18 16:24:26 | 時事問題 政治
昨夕、17日、天皇陛下の生前退位に関する首相安倍の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の初会合が、首相官邸で開かれた、と報道された。委員は6名で、座長に敬経団連名誉会長今井を選任したという。会議の名称を見て、この会議体の目的は、天皇の公務の負担軽減なのかと疑問を感じた。

8月の天皇陛下のお気持ちを語った内容では、公務が多いから少なくしてほしい、ということではなかった、と思っている。もう疲れたから何とかしてほしい、ということでもなかったはずだ。天皇陛下は、象徴天皇であることにずっと行ってきた、しかし、高齢になり、公務が出来なくなったり、落ち度があったリする場合を懸念して、相応の身の処し方をしたい、天皇の仕事は天皇の地位の人が行うべきで、摂政にするものではない、という言い様であった。

公務が多いから結果的に、あのお気持ちの言葉に表された、と首相安倍が考えたら、それは違うのではないか。有識者会議の名称は、まさか筆者のような非有識者が心配するようなことでなく、天皇陛下の仕事全体を考慮して、高齢時の対応、天皇陛下の譲位なりを検討するというようなことになると考えて名付けられたのかもしれないが、あからさまに公務負担軽減とうたうのはいかがなものかと思う。

公務として、書類関係や外国からの賓客が多くなってきている事実があるようで、それに天皇陛下の象徴としての国内外の訪問も多くなっていることを、問題視されている、という報道もある。

メディアでは、天皇が譲位したら何と呼ばれるのか、天皇を退いた後、どんな仕事をするのかなどという、決めなければいけないが、天皇のご意向の本質から外れたことも話題にされる。天皇が譲位したら上皇であり、譲位後は新しい天皇がしないことをすればよいことではないのか。さらに、一代限りの立法の制定か、時間のかかる皇室典範までの改正かなど立法や事務手続きで大変であることも話題になる。

天皇陛下は、ご自分一代だけのこと心配されているのでない、お気持ちの言葉の終わりのくだりに会ったように、次世代の方や皇室のあり方を時代に合うように見ていくべきであると言っておられると解釈している。有識者会議は、将来のことまで議論して、決めていくものと期待される。
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1 コメント

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Unknown (ハツクニシラス)
2016-10-18 17:04:50
天皇の陛下は、象徴天皇の公務の概念を曲解してその範囲を広げておきながら、高齢になって出来なくなったので、新しい天皇がやるべきだとおっしゃった訳だが、本当にやらなければならないのは、国民のために祈る事だけであり、憲法に定められた国事行為も摂政が行えば良いのであって、摂政ではいけないという陛下のお気持ちも、これまた曲解と言うほか無い。ゆえに、問題の本質は陛下が間違えて増やしてしまった地方や海外への行脚と行幸といった公務の負担軽減がテーマになるのは当然なのだよ。 

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