ぱそらぼ (ぱぁと1)

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メルカリ

2017年09月05日 | 社会派らぼ
スマホを使って、衣類や雑貨を売り買いすることができる、フリマアプリの人気が上がっているそうです。中でも最近よく聞くのが「メルカリ」。人気が高く、流通額は月に100億円を超えると言われています。成約時に10%の販売手数料が徴収される以外、登録料も出品料も要らないので、誰でも手軽に利用することができるようです。商品写真と説明、希望金額を入力すれば出品が完了するという手軽さが大いに受けているようです。

結果、「メルカリ」には様々な商品が並びます。トイレットペーパーの芯が売られていたこともあるとか。確かに、幼稚園や小学校で、工作のためにトイレットペーパーの芯やラップの芯、牛乳パックなどを持って行かねばならない時がありますが、心がけておかなければ、瞬時に用意ができにくいものです。

まぁ、売り手があって買い手があれば、それで良いと言えば良いでしょう。メルカリ側では、出品してはいけないものをリストアップしていますが、30項目以上あるようです。公序良俗に問題があるもの、著作権など他人の権利を侵害するものは勿論なのですが、ほかにも医薬品とか商品券、現行紙幣…など、細かく定められています。

それでも、リストには上がっていない意表をつくようなものが、次々出品され、実際に買う人がいます。例えば「宿題」。8月30日や31日は、やり残した宿題をする日…だった記憶が蘇ってきます(笑)。今、メルカリには「読書感想文」や「手作り工作」などまで並んでいると言います。数百円から数千円だそうで、子どものお小遣いで手が届く金額設定です。少し前までは、ネットからダウンロードして済ませる場合があって、教師にコピペを見破る指導力が要求されていましたが、今では買ったものか書いたものかの見分けがつかないとダメという事になります。

更に、メルカリでコンピューターウィルスを入手する方法が売り買いされたと報じられました。しかも売ったのは中学1年生、買ったのも14歳から19歳までの少年4人と言います。ウィルスのダウンロードに関する情報を提供した少年は14歳未満で刑事処分の対象にならない事から、児童相談所に通告となるそうです。

メルカリだけでなく、インターネットには監視者がいません。刑事処分の対象にならない少年でも、簡単に売り買いできる仕組みになっているわけです。今更…ですが、ネットパトロールなどの仕組みがもっと検討されても良いのではないでしょうか。ネットに溢れる情報を、上質なものとそうではないものに分ける事も、今後の課題でしょうか。

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図形を選択しても書式タブに切り替わらなくなった

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