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エレベーター

2017年04月13日 | 社会派らぼ
ネットがだれでも手軽に利用できるようになったせいで、普通なら友人としゃべって「おかしいよねぇ!」くらいで終わる話が、議論が白熱するほどの取扱いになってしまうようです。なかなか世代や感覚の異なる人たちと話す事…というのは少ないですから、良い事のようにも思います。

デパートのエレベーターにベビーカーで乗ろうとした乗客が、満員だったので乗れず「ベビーカー優先エレベーターです。誰か降りて」と怒ったというもの。先に乗っている人に「降りて」という権利などなく横柄だという意見と、本当にベビーカーでエレベーターに乗るのは大変なのだからという擁護意見。過半数が擁護派だったようです。

確かにベビーカー連れでエレベーターを利用しようとして、乗れなかったことは何度もあります。女性の言う「ベビーカー優先」というのが、どのような状況なのかは分かりませんが、大抵貼り紙があります。「ベビーカーや車椅子のためのエレベーターなので、混雑時はそのような方にお譲りください」みたいな文面が書いてあるのを見かけます。

建物が2~3階程度の大型スーパーでは、エレベーターを利用するのはカートを押している人やベビーカーの人が殆どで、エスカレーターを利用する人が多いようですが、デパートなど高層ビルになると、エレベーターの方が速いので利用者が多くなります。

ネットの多くの意見にあるように「言い方」の問題も大きいのは確かで、「降りて!」ではなく「何回も見送っているのに乗れないので、少し譲ってもらうわけにはいきませんか?」的な物言いなら違って来たかも知れません。

別段、悪者探しをしようとしているわけではありませんが、もしかすると悪いのは「デパート」なのでは無いかと思えてきます。貼り紙一つで、弱者への配慮が完了したと思う事自体が間違っています。恐らく休日とか、昼時とかエレベーターが混む時間帯というのは見当がつくはずです。人を配置するくらいの配慮があったら良かったのかも知れません。

昔は「エレベーターガール」なる職業がありました。エレベーター内部に一人、外にも一人。この頃は無人で、客が行先階のボタンを押すことが当たり前。降りる人が降り終わるまでドアが閉まらないように、誰かが「開」ボタンを押しているなど、客同士で配慮し合う事が通常になりました。人員削減、係員一人分乗客が余分に乗れることを考えると、合理的なシステムなのですが、慢性不満がベビーカー客に溜まっていることを考えてみると、サービスを見直しても良いのかも知れません。人手を省いて、何でも機械に任せるのが「良い」とは限りません。

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ワード2016の保存の仕方が分かりません

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