冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

最近のブラックフライデー

2023年11月30日 | 生活
11月の第4木曜日はアメリカのサンクスギビングデー。で、翌日の金曜日がいわゆるブラックフライデーという大セールの日である。カナダはアメリカより1ヶ月以上早くサンクスギビングがあるが、ブラックフライデーはアメリカと同じ日にしている。このブラックフライデーからクリスマス商戦がスタートってことになっているのだが、昨今はハロウィンの頃からクリスマスのものを並べだす店も多いので(といってもちょっとだけ出してますって感じだが)、スタート時期は曖昧になってきている感じだけど。

ブラックフライデーというと朝6時からオープンするなんて店もあったり、いくつか目玉商品(テレビ50%オフ!みたいな)を用意してたりするところも多かった。目玉商品に限らず、セール品を確実にゲットするために店に一番乗りしたい人が店の前で朝早くから行列を作ったりする。これはクリスマス明け12月26日のボクシングデーにも見られる光景である。
最近はオンラインでセール品を買ったり、ブラックフライデー当日だけでなく数日間~1週間くらいセールしているところが多いので、多少は分散されてきてるのかなぁと思う。
お目当ての店で買いたい商品を確実に手にするため、ブラックフライデー当日の開店時間前から行列ができる店もあるが、そういう光景が減ってきているなと思う。
聞いたところによると、今でもアメリカのほうは買い物客の熱量もすごいらしい。なんでも割引率が大きいとかで。

この機会にほしかったものを買うとか、クリスマスギフトを買うとかという目的がある人も多いだろうけど、ウインドウショッピングも含めて、買い物に繰り出す行為そのものが楽しい人もいる。お祭りに行く感覚に近いような。
私は人いきれに弱く、たくさんの人がいるところにいるだけでどっと疲れてしまうので苦手である。

さて今年。ブラックフライデー翌日に見たニュースによると今までのような熱狂はなくなってきているという。私もそう感じたけどやっぱりそうなんだなぁ。
昨年はアウトレットモールにたくさん人が来ていた様子をニュースで報道していたのを見た。しかし今年はそれほどではなかったようだ。先に挙げたような、オンラインでの購入もさかんになっているのもあるが、物価高も影響しているらしい。余計なもの(生活必需品以外)に費やすお金がなくなってきているというところか。

さて私は某小売店でしがない販売員として働き始めたのだが、ブラックフライデーにもしっかりシフトが入っていた。忙しいときに働こうが暇なときだろうが時給は変わらないのだから、どうせなら暇なときに入りたいんだけど、忙しいときに入れられちゃう。そういうものなんです・・・。
いつもより2時間も開店時間が早められた(この店が入っているモールがそうしているのであり、準拠しないといけないので)。でも通常の週末くらいの忙しさで、思ったほどではなかったかも。私が働いた時間帯はそうであってそれ以降はもしかしたらもっと忙しくなったかもしれないけど。

ブラックフライデーのセールの特別感みたいなものが以前はあった気がするが、そういうのはもはや過去のものって感じ。ボクシングデーも営業時間を長くして対応するらしいが、同じような感じになるのかもなぁと思ったりする。
ただショッピングモール全体としてはやっぱり混んでいて、駐車場に入るために車の列ができて、周辺は大きな通りなのに渋滞していた。かなり広い駐車場なのに停めるところがない!みたいな事態になったり、駐車場から出る車も大混雑で、なかなか出られないということも。それを危惧してブラックフライデーは車でなくバスで通勤したのだが、正解だったと思う・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野生動物とのカンケイ

2023年11月19日 | 生活
私の家の周りは林みたいなのがあったり、道路を挟んだ隣がゴルフ場なので緑が多い。歩いて5分強ぐらいのところに森のような公園もある。そんなわけで野生動物も多い。いちばんよく見かけるのがリス。それからあまり遭遇はしないが、アライグマやスカンク。遭遇したくないコヨーテ。森の方には以前、クーガー(ピューマ)の目撃情報もあったけど今もいるのかはよくわからない。その森で散歩していたときに、猫っぽいものを見たことがある。クーガーよりは小さいし、模様もある(クーガーは模様がない)、普通の猫に比べたら大きい。小川にいて魚をくわえていた。あれなんだろうと凝視するのに忙しくてうっかりしていたが、写真を撮ればよかったと後悔した。家に帰ってからも「あれはなんだったのかな?」と思い、検索していくうち、おそらくボブキャットではないかと。私の住む市でも目撃情報が他にもあったから、おそらくそうなんじゃないかなぁと思う。息子も一緒に散歩していたのだが、「あれなんだろうね?」と私がしつこくその猫科動物を見ていたら、「もうやめなよ」という。以前ここらでフクロウに襲われた経験から、息子は野生動物とは距離をおきたいのである。

フクロウといえば、10月ごろのネットの新聞記事で、うちの息子がフクロウに襲撃された同じ森で、2歳の子供がフクロウに襲われた話が載っていた。目のすぐ上をひっかかれており、少しズレていたら目をやられていたかもと、その子の父親が記者に語っていた。うちの息子が襲撃されたのはもう1年以上前。とくに報告されたりしてないだけで、あのへんでフクロウにやられた人は意外と多いのではないかと思う。最近になって「フクロウに注意」みたいな看板が作られたとか。
それにしても繁殖期でもない時期にフクロウが攻撃的になるのは珍しいという。この子の父親は取材に対し、「自分は野生動物や自然の保護には強い関心を持っているが、ここのフクロウは危険だから駆除すべきだと思う」と話していた。いや、どうしてそうなるかな(汗)。

大学で海洋生物だとか野生動物、家畜などの動物福祉なんかの勉強をした娘は(はたして今後仕事に役立つ勉強でしたか?と私は思うが、それはさておき)、めっきり動物愛護精神が強くなっている。余談だけど、大学の授業の中で、日本のアニマルカフェ(猫とかフクロウとか、いろいろ)のことを問題視するリポートを発表したそうだ。その娘に「ここのフクロウは駆除すべき」発言のことを言ったら、「なにそれ!」と怒っていた。いや、怒るほどのものでもないかな、まだこの段階では(汗)。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメムシ大発生

2023年11月07日 | 生活
今年の春と夏はカメムシが大発生した。うちだけかと思っていたら、他の人からも結構似たような話を聞いたので、あちこちで起きていたもよう。ローカル新聞にもカメムシの話題が載っていたのを見たので、思ったより広い地域で起きていたようである。カメムシは英語でStink bugというらしい。「くさい虫」と、まんまな名前である。怖くて潰してみたことがないので匂いについてはいまだよくわからない。

このまえの冬、窓の外側にたくさん止まっていたのを発見してびっくり。外を見てみると隣の家との間にある壁にもたくさんいた。ゾワゾワ~としたがそのときは家の外なので、まぁ気にしなかったわけだ。それが春になったら家の中でもたくさん見かけるようになった。どっから入ってきてるんだ?!と思ったけど、ちょっとした隙間でも入ってこれるらしいし、古い我が家は隙間だらけなんだろうからなぁと、なんとなく納得。家の中で産卵、孵化したのではあるまいか?と恐れたが、その点は不明のままである。

日本の親と電話で話したときにそのことを言うと、潰して外に捨てなくちゃだめだよという。でも潰したくない・・というと、ビニール袋の中で潰してから捨てれば?という。えー、そのビニールはどうするのと聞くと、また次回使うんだよという。えーー、やだよ・・・ってことで実行せず。私はプラスチックの容器にカメムシを入れて(カメムシの眼の前に近づけて中に自分で入ってもらう)、それを外にポイっと捨てる方式を続けた。
ローカル新聞の記事によると、カメムシは外来生物なので殺してしまわないといけないのだそうだ。そうなると、潰してから捨てなさいとアドバイスした父の言葉も、あながち的外れではないわけだな。
それでも潰すのが嫌で(においもそうだけど、潰す感覚がイヤ)やっぱり容器におびき寄せては外にポイっと投げ捨てた。

秋になりすっかりこちらも寒くなってきたら、さすがにカメムシも見かけなくなったのでひと安心。また来年暖かくなったら発生するのかなぁなどと考えていた。それにしてもここに20年超住んでいるが、あの虫をあんなに見たのは今年が初めてだ。やっぱり何らかの原因があるのかなぁなどと徒然に考えていた。
11月の初め、ベッドに寝っ転がって本を読んでいたら、視界の端になにか黒いものが入った。ゴミかなぁと思って見たら、なんとカメムシではないか。思わず、ひゃーっと声が出てしまった。まだいるのか!しかし寒くなってきたせいか動きは鈍い。容器に入れて外にポイ捨てした。もうしばらく見たくないのだが、まだたまに出現したりするんだろうか・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする