冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

仕事始めました

2023年09月22日 | 仕事
以前よりパート仕事を探していたのだが、ようやく某小売店での仕事が見つかった。
こちらではフルタイム勤務というのは週30時間以上働く人を指す。30時間未満ならパートタイムとみなされる。フルタイムであっても、給与は月額とは限らず時間給でもらうことも多い。フルでもパートでもお給料からは失業保険や年金や所得税が差し引かれる(日本のように扶養家族の範囲内で働くというのはないのです)。また、こちらはフルで月給制だとか年俸制で働いていても、会社が年末調整とかしてくれないので、毎年誰でも確定申告は自分でおこなう必要がある。

仕事探しに難航したことは以前書いた。それでやっと見つけたのが期間限定のパートで、しかも思っていたよりも店が忙しくならず、シフトも想定より少なめになってしまった。まぁまた探すしかないかぁと思っていたときに、2ヶ月も前に応募していたところからいきなり連絡が来て、面接に来てくださいという。応募していたことすら忘れてたよ。それで面接に行ったらそこからは早くて、すぐに採用のお知らせ、数日後にオリエンテーション、そのまた数日後にはシフトが入れられていた。
私は年寄りでさしたる経験もスキルもないから仕事探しも大変なんだよなぁと思っていたが、いまは若い人でも仕事探しが大変らしいと聞いた。娘も9月頃から仕事を始めたいと探していたのだが、なかなか面接にもつながらないなぁと言っていた。私だけじゃないのね、なんてひそかに安心していた(?)のだが。娘はその後、2社から面接の連絡が来てどちらからも採用の通知をもらった。しかも、その後もいくつかの会社から面接の連絡をもらったと言うではないか。ぜんぜん難航してないじゃん!娘は当然ながら私よりずっと若いし、事務や受付の仕事もそれなりの年数やってきており、私よりずっと雇う価値があるのだろう。
私もほんとは事務職とかで働きたいなぁと思っていたものの、なんとか見つかったのはしがない販売員という仕事。給料も最低賃金だ。娘は希望通り事務職・・やっぱり年齢や経験、スキルはモノをいうのね(とうぜんだ!)

小売店の販売員という仕事は若い子が多い。学生のバイトとか。自分の子供またはそれより下の年齢の子ばっかりの職場に、オバサン(というよりオバーサン)が混じっているのが、なんとも気恥ずかしい。私とほぼ同世代と思われる人もあと2人いるが、私世代はここの従業員全体の1割程度だ。こういう点や仕事内容など「はぁ~~」って思うことはあるが、仕事がなかなか見つからなかったので、ともかく雇ってもらっただけでもありがたい。
文句のつけどころがない完璧な仕事なんてないもんね。

いくつか違う時間帯のシフトを割り当てられてきたが、いちばん嫌いなのが閉店シフトである。この店、午後9時までやっており閉店シフトは9時半までとなっている。オバーサンは早寝早起きなので、9時半まで働いて家に帰ると10時、すでに「眠い・・」という状況になるのがツラい。なのにすぐ寝るわけにはもちろんいかず、残っている家事を片付けたりしなくちゃならない。
さらに閉店シフトには掃除当番がある。掃除が大嫌いなので、この当番になるとかなりかなりイヤ。好きなのは午前7時、または午前9時からのシフトだ。開店が10時なので、開店シフトの人は開店前の品出しをせっせとおこなう。ここの仕事って開店してからも、接客より品出しのほうが多いんだが、営業時間中はお客さんにいろいろ質問される(ほんとしょっちゅう質問される)一方、開店前は品出しに集中できるのが良い。
早起きはそれほど苦にならないが、これからの季節は午前7時でも真っ暗ってことになるから、暗いなか家を出て、職場についても暗いということになるのが、なんか物寂しいような気はする。午前6時台のバスに乗って出勤のときもあるが、このくらいの時間ならバスも空いてるでしょなどと思ったのに意外に混んでいた。もっとも日本だって東京近辺の県から東京へ出勤となれば、午前5時台のバスでも混んでたもんなぁと考えると、そう不思議ではないか(30年以上前の話だけどいまもそう変わらないのでは?)。混んではいるが座れないほどではない。車で行けば20分弱だが、バスだとその倍で40分近く乗っているので、途中で眠くなっちゃう。途中、高速道路の上にかかるオーバーパスを走っていく。高速道路はすでに車でいっぱいだ。みんな意外と早くから動き始めてるんだなぁと改めて思う。

仕事を始めるとお休みの日がほんとに貴重に思える。お休みの前日は「あー、明日休みだぁ」としみじみうれしくなるもんね。
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車を買う

2023年09月11日 | 生活
車を買うことになった。いまうちには3台の車がある。そのうちの1台が調子悪くなり、修理をするとなるとかなりお金がかかることが分かった。古い車だからここを修理してもその後は別の部分が悪くなり・・となることが考えられるので、新たに車を買ったほうがいいんじゃない?ということになったのだ。
予算の関係上、うちで買う車は常に中古(一度だけ新車を買ったことがあるけど)であり、今回も中古車を探す。

中古車を取り扱うディーラーもあるし、トヨタとかマツダとかのディーラーでも新車だけでなく中古車を多少扱っている。
クレイグスリストなどを通して、個人での売買という手もある。これまで何回か、個人で車を売る人から買ったことがあるのだが、ディーラーを通して買うより値段は安く済むものの、面倒なことも多い。見てみたいなと思った車があれば、売り主に連絡して、会う段取りをつける。テストドライブをさせてもらい、問題なければ買えばいいのだが、一応修理工のところでエンジンなどのチェックをしたいなと思えば、その段取りをつける必要がある。このチェックしたい旨を申し出ると「いいよ」と快諾してくれる人もいれば、嫌がる人もいる。こうした面倒なやりとりの後、無事に買うことになったら、車の保険を扱う店に双方そろって出向き、車の所有権を移す手続きなどなど。こうした面倒なことの多くをやってもらえるから、ディーラーを通して買うと値段も高くなってしまうのだろうね。

また、個人間の取引だとどんな人が相手かわからないところが怖くもある。単純に良い人なら(大抵はそうだが)いいけど、そうでもない人に出会うこともままあるわけで。私は以前、コンパクトカーを個人での売買で買ったんだけど、買った後いくつか問題が出てきて、「やられたーー!」ということがあった。これは自分の確認不足のことも多く、自らのワキの甘さのせいでもあり、相手だけを責められない。問題といっても小さいもので、車は普通に安全に運転できるのが不幸中の幸いってところ?
今回、車を買うことになり、クレイグスリストなども見てみて「いいかも?」と思う車を見に行ってみた。そしたら、上記の車の売り主と同じ人種の人だったので、会った時点で「これはないかな」と思ったものの(人種差別的で申し訳ないが)、一応テストドライブをしてみた。問題はなさそうだけど8年前の年式とそれなりに古いので、やはり修理工に見てもらいたいなと思って聞いてみたら、それまで終始ニコニコして、いかにこの車が素晴らしいかを力説していた彼の顔から一瞬にして笑顔が消え去り、「あ、それはできない」と言って、私に背中を向けてしまった。もうこの段階で「この車はナシだな」と決定的。

個人間のやりとりはめんどくさいなーと思い、ディーラーもチェックしてみることにした。で、日本の車メーカーの販売所で扱っている中古車を見に行くことに。
私だけでなく娘も使うことになるので(というより主に運転するのは娘)、2人で出向いてテストドライブをすることに。てっきりディーラーの人もついてくるのかと思ったら、「2人でその辺走ってきていいよ~」というので、娘に運転させて周辺を走ってきた。
問題ないようだし、まだこの先もあれこれ探すのも大変だし面倒くさいもんなぁと思って、この車を買うことにした。
ディーラーを通してとなると、すでにエンジン等のチェックは済んでいるなど安心な面も多い。一定期間保証もつけてくれる。もちろん有料オプションだけど。個人での売買のケースに比べれば、もともとの価格がやや高めのうえ、こうしたオプションなどつけて最終的には「思っていたより高くなった・・・」という事態になってしまった。

中古ではあるが、うちで持っている車の中では一番新しい年式だ(古いのばっかり持っているってことがよくわかりますな)。そして買った時点での走行距離数が少ないのが良い。私が運転する機会は多くはなさそうだけどね~
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動画を見る

2023年09月01日 | 生活
ネットで見る動画って実にいろいろなものが投稿されている。
なにかのやり方とか使い方とかを説明した動画もあって、意外と便利に使えることも多い。
この間、息子が「これ、けっこうおもしろい」と言って見せてくれたのは、アイスホッケーの試合中に起きる喧嘩や乱闘を集めたもの。
アイスホッケーはカナダの国技ということで(なんと法律でも国技と定められているようだ)、カナダ人はホッケーが大好き。それなのにアメリカとカナダで構成されるホッケーリーグのトーナメントでは、カナダのチームは参加している数もアメリカに比べて少ないし、いつもアメリカのチームばかりが優勝する。

さて、見た動画もほとんどがアメリカのチームであった。
ホッケーは氷上の格闘技とも称されるほど、スピード感あふれる、また身体のコンタクトも多い競技。スピードはほんと早くて、ぼんやりしている私なんてパックがどこにあるのか追いつけないことがほとんど。重たい防具をたくさんつけてスケート靴で走るように滑って動き回るので、体力消耗が激しく、選手交代が頻繁におこなわれる。こうした激しいゲーム展開が見る人をひきつけるんだろうなと思う。

そんなゲームをしている選手の気持ちも高ぶるのか、試合中に喧嘩や乱闘が起きることはしょっちゅうなのだ。で、観客の方もこのホッケーファイトを楽しんでいるところもあるので、もはやエンターテイメントのひとつにもなっている気がする。ファイトが始まると、観客が声援を送ったり、控えている選手たちもスティックを壁に打ち付けたりして盛り上げちゃうのだもん。

なんかしらの衝突が起きると、すぐさま手袋を脱ぎ(ここで手袋がぱーっと散らばるところがまたおもしろい)ファイトが始まる。手袋をしてるとうまく殴れないからね、ファイトに入るときには手袋をさっと脱ぐわけです。
すぐに殴り合いになるときもあれば、牽制しあってにらみ合う数秒間があるときもある。ファイティングポーズ取りながらにらみ合ってるんだから、その時点でレフリーも止めればいいのに、見守っているのもおもしろい。先にも書いたが、観客も結構楽しみにしているのでここで止めるとブーイングが出るかもしれないからかな。
1つの試合の間に何度もファイトになることもあるし、同じ相手同士で「またファイトだ!」という事態になることもある。
試合の実況中継のひとまで、ファイトの実況中継をしちゃうのもおかしくて仕方がない。「XXXと〇〇が、3回戦に突入!」とか言ったりして(つまりこの試合中で2人がぶつかりあうのが3度目・笑)。「アッパーカットが入った!」とか「両者睨み合い」みたいなことを言って、ホッケーの試合じゃなくてボクシングの試合になってません?って感じ。

レフリーもへたに仲介して巻き添えを食うのも嫌だろうから(あと、ファイトはエンタメなので、ちょっとは戦わせておきたい)、しばらく様子を見て頃合いを見計らって仲介に入る。このタイミングもなかなかのもので見ていて面白い。

ファイトに関わった選手は、ペナルティボックスという場所に一定時間入れられてしまうそう。ペナルティボックスに入っている選手が増えてきちゃって「プレーできる選手が減ってきてますね」なんて実況が入ったりして、ますます、これなんの試合でしたっけ?状態になってたのもあった。

ただファイトの様子を集めているだけでは、動画もきっとこんなに面白くならないだろう。どれを入れるかの選択とか編集の仕方とかの効果がきいていて、面白くなっているんだろうね。
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