冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

雪が降る~

2024年01月24日 | 生活
12月はわりと暖かくてこのまま雪がふらないままだといいなぁなんて思っていたけど、やっぱりそういうわけにはいかないのであった。1月11日、午後2時頃から降った雪は通勤ラッシュを直撃って感じで、けっこうあちこちで大変なことになっていた。降った量は少なくて1センチくらい?って程度だったんだけど。それから約1週間後の17日についに大雪が。あー、来ちゃったかぁという感じ。ただ今回は、前の晩から降り出したし、ニュースとかで盛んに注意が出ていたため、みんな心構えも多少はできていたようである。もう前の晩の時点でほとんどの学校(小中高および大学等)が「明日は休校」と決定していたし、会社通勤が困難な人は無理して来なくていいと通達する会社も多かった。娘なんか雪が降ったらとてもじゃないが運転していけそうにない道のりなので、「会社からは休んでいいと言われた」ということでしっかり休んでいた。息子の学校ももちろん休校。ただ授業はオンラインでやったそうである。コロナの頃にしっかり普及したオンライン授業の経験が生かされているようで、多くの大学等では素早くオンラインに移行したようだ。ただ、我が家のあたりは午後中停電になっちゃったそうで(送電線に雪の重みで倒れた木がかかっちゃったのかも?ありがち・・・)、先生から送られた課題を受け取れず、Wifiを求めてマックに行ったらしい。

こんな日にしっかりシフトが入っていた私(これもありがち・・)はスカイトレインの駅まで歩くことにした。この前のちょっとの雪で交通が大混乱した際に、バスに乗れなかったりしたため、今回はもう最初からバスは当てにしないことにしたのだ。余裕を持ってかなり早めに家を出た。午前10時頃だが道路にはほとんど車が走ってない。バスも走ってない・・・。バス通りはたいてい優先的に除雪が進むのだが、その横の歩道は除雪されてないことが多く、歩くのは大変だった。一軒家の持ち主は家の前の歩道の雪かきを義務付けられているのだが(それが公道であっても)、人によっては早いうちからやってくれるものの、そのタイミングはさまざま。今やってもまた積もるからなぁとなかなかやらない人も多い。雪かきは重労働で危険なこともあるので、しょっちゅうやりたくないのは分かるけどね。この日も前日夜から降った上に、午前中もどんどん降ってきていた。寒いからと厚着してきたが、歩いていると暑くなってきた。なにせ雪がかなり残っている道を歩いていくので普通に歩けない所も多い。ときおり雪に足が膝近くまで埋まったりする。なんかすごい運動になっている感じ。
30分かかって駅に到着。スカイトレインはほとんど遅れなく走っているようで安心する。今日は休みの人も多いのか空いていた。前日から「不要不急のお出かけは控えてください」とやたら言われていたからか、道路も空いていた。スムーズに着いて、ショッピングモールにはシフトが始まる30分前に到着。バスターミナルはいつもならバスがいっぱい出入りしていて人もたくさんいるのだけど、この日はバスも人も少ない。なんか夜のバスターミナルみたいな閑散とした感じ。モールもやっぱり空いていて、私が働く店もお客さんが少なかった。そりゃそうだよね。でもま、忙しくなくて助かった。いつもよりゆったりとした感じで働けたよ。
この日は5時間働いて夕方外に出てみると、雪はやんでいたし、道路の状況もまあマシになっていた感じ。運転したいとは思わないけど。バスもほぼ時間通りに動いていたようで安心する。そしてやっぱりバスも空いていた。いつもこのくらいの時間帯は通勤ラッシュで道路がすっごく混むのだが、この日は道もガラガラ。よる遅くのバスに乗っている気分。

翌日については午後から雪または冷たい雨が降るという予報で、むしろ帰りの時間帯が心配とニュースで言っていた。実際、朝のうちは「車でも行けそう」という感じになっていた。とはいえ、予報を受けてか学校は再び休校。
かなり状況は改善されてきていたので、ショッピングモールも人が結構来ていた。むしろ学校が休みで「モールにでも行く~?」的な人がいた感じ。夜は道路状況が悪くなるのではと心配していたけど、特に問題なかった。ちょっと安心。
ただ我が家のあたりはこの夜また停電になった。このあたりに電気を送る送電線は雪だの大風だので木が倒れて停電ってことがよく起きる。木をもう少し片付けては?と思うのだが・・・。夜中に切れたらしく、朝6時に起きたら電気がつかないー、停電かあ・・となった。ランタンをつけて支度をして、息子は学校に、娘とだんなは仕事に。私は途中まで乗せてもらって買い物に行った。

しかしこの日からは雨が続き、雪がどんどん溶けていったのは助かった。雪っていうのは、どこにも出かける必要がなくて家の中から外を眺めて、「銀世界、きれいねぇ」などと愛でていられるならばいいのだが、実際は面倒なことばかり。車の運転も私なんか怖くてできないし、歩くとなれば歩道は多少雪かきされていても滑りやすくて怖い。それに道路脇の雪はどんどん汚れて、それはそれは汚らしい様子になっていくのも興ざめなことこの上なし。楽しいのは雪遊びする子供くらいじゃないでしょうかね。

車も埋もれてます。

雪だらけ
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バス通勤

2024年01月14日 | 生活
新年も明けてすでに1月も半ば。ついこの前、明けましておめでとうございます~なんて言い合っていたのに、てな感じだ。年を取ると月日が経つのが早く感じるというし、それも確かなのだが、パート仕事を始めてからいっそう早く感じるようになった気もしている。
今までだらだらと過ごしてきたから仕事なんて始めると(いや、パートタイムで仕事は前からしてましたけどね、フリーランスでのんきにやってたんで)日々が忙しくなってきた。私は最低賃金の時給でパートタイムで働いているので、うちのなかで一番給料が少ないのである。息子はさらに少ないが彼はいちおうまだ学生なんで仕方ない。なわけで、「私も働いてるもん」とエバれる立場にない。しかし!家事はほぼ全般私が担っているので、働いてない日は家事・買い物などで忙しいのである。だんななど、帰ってくるとだらだらスマホチェックしてたりとリラックスしているが、私は仕事から帰ってきても家事が待っている。私はたいした仕事をしてないのは確かだが、なんとなく納得いかない。たとえ私がフルタイム勤務でバリバリ働いたとしても、やっぱり家事は私がほとんどやることになりそうだから、そのような事態を避けるためにもパートで働くしかないんだよねぇ(実際はフルタイム勤務での仕事は見つからないからでもあるんだけどね)。

愚痴から始まってしまったが本題。仕事の際はバスで通勤することも多い。乗換なしバス1本で行けるのはいいのだが、ぐるぐるあちこち回っていくため、車で行く場合の2倍の時間がかかるのが難点だ。帰りのバスだと最初にたくさん乗ってきた乗客が徐々に降りていき、がらがらになったなぁと思う頃にスカイトレインの駅に着いてそこでまたたくさん乗ってくるという具合。つまり私は長い時間乗っている数少ない乗客の一人というわけだ。

バスに乗るようになるといろんな人を見かけるようになった。
後ろに座った男女2人組、言葉からしておそらくインド人と思われるこの2人は最初からずっとベラベラベラベラおしゃべりしていて、声だけでなく笑い声もとにかく大きくて「うるさいー!!」って感じ。早く降りてくれないかなと思うが、こういう人ほどずっと乗っている(私もだが)。あるときは高校生くらいの女の子数人が乗ってきて、若い女の子特有の声と騒ぎ方でこれまたうるさい、うるさい。ティーンエイジャーが数人とかいると必ず中に1人か2人、やたら騒ぐ子がいるもんで、ちょっとしたことでも「えー!」「なにそれーー!」「信じられない~!」等々、いちいちうるさい。バスではそういううるさい人に会うことはよくある。娘に話したら、「ノイズキャンセリング機能のついたヘッドホンつけるといいと思う」と言われた。真剣に購入を検討している。

12月は暖かくて雪も降らず良かったのだが、1月になってついにやってきました、冬らしき気候。雪も降ったが気温がとにかく低くてつらい。日中でもマイナス10℃だって。恐ろしい・・・
私が思うに、雪は降り始めたときが一番危険。今回は午後2時頃から降り出し、そのせいで帰宅のラッシュ時が困難に見舞われた。降り始めって特に滑りやすいと思う。除雪も全然追いつかないし。バスがスリップする、動けなくなるって事態もおきたし、車もスリップして衝突事故があちこちでおきた。道路はかなり混雑したため、みんなスピード出さないせいか、事故も大きなものはあまりなかったようだけど。大きな道路で車の通りが多いところでも、スリップしたらしく路肩の横の溝に落ちちゃっている車も見た。うちの娘の通勤は普通なら30分ほどのドライブなのだが、途中坂を上ったり下ったりがいくつかある。上れるかなと思った坂でも滑って上れず、スリップしつつもと来た道を戻っていくというような怖い目にあったそうな。
この日降った雪の量はたいしたことはないのだけど、たくさん降ればもちろん大変だが、少なくたってやっぱり大変なのである。

私は出勤のため午後いえを出たが、バスは遅れた上に満員で乗せられませ~んとバス停を素通りしていってしまった。そんな!調べると次のバスも遅れていて30分後だという。慌てて周辺を通る他のバスを調べるが、どれも遅れていて25分後とかだ。あきらめてスカイトレインの駅まで歩くことにした。ずっと下り坂だからなんとかなったけど、25分から30分はかかる。駅についたときには、家を出てから1時間近く経っていた。歩く道すがら通る道路もすごく混んでいて、バスで行くのはやっぱり無理だなと再確認。
仕事先に遅れることを連絡して、スカイトレインに乗る。混んでたけどとりあえず遅れはほぼなかったのでまあとにかく着くなぁと安心。結局店についたのは私が家を出てから2時間近くあと。他のスタッフが「わー、これたね!」「大変だったねぇ」とねぎらってくれました。
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