冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

術後のあれこれ

2019年01月31日 | 生活
手術した後は、運動をしちゃいけないだとか、重いものを持たないようにとか、重労働っぽい家事やらはやらないように、と注意を受けていた。
もとより、運動はしないし、家事もやらなくていいなら~♪っていうような怠け者なので、それで困ることはない。
散歩はいいとのことなので、犬の散歩には出かけられる。さすがに術後3日目に散歩に出てみた時は、すごく疲れて「うん、まだ調子は良くないな」ってのを確認したけど、だんだんと大丈夫になってきた。
術後3日くらいは血が出てきてたけどそれもおさまってきた。術後1週間を過ぎてもたまに血が混じった痰のようなものが出てくるのはあったけど。

手術に備えて絶食していたせいか、術後もすぐにはモリモリと食べる気にはなれない。
手術後家に帰って、スープを飲んでみたのだがすぐに戻してしまったり、抗生物質とか飲んでいるせいなのか、なんのせいかは不明だけど、お腹の調子があまり良くなかったりしたというのも、食欲が一気に戻らない原因かも。
食べないということはさすがにないのだけど、食べる量が減り気味になった。
あんまり動き回らないようにしていたのもあって、すごくお腹が減るということもないのもあって、食欲が減ったのかもしれない。

食べる気があまり起きないような弱っている状態には、なんかとても日本のものが食べたくなる。
おかゆでもいいのだが・・作る気が起きない。あぁ、日本だったらコンビニがあって気軽にいろいろ買って来れるんだけどなぁ、そういうのがないからなぁ。無いと思うから余計欲しくなる・・という具合だ。

そんな状態の中、やたらと食べ物エッセイが読みたい!という欲望がムラムラと・・・
私は食べ物エッセイが大好きであるが、それほど多くの種類のものを読んできたわけではない。日本に行くと面白そうなのを選んで買ってくるという感じで、あんまり増えてないのだ。
中には読んでみたものの、いまひとつ・・・というのもあったりする。
なんというか、読んでいても、文章が気取っているような、やたら知的に食べ物の美味しさを伝えようとする技巧に走っているような感じがして食べ物の魅力が伝わってこないもの(あくまで私には・・・ということであります。多くの人にとってはとても面白い読み物かもしれないし)、ヘンにポエムな感じの受け付けられないタイプもある。そういう本は、次回日本に行ってブックオフで売っちゃったり、資源ごみとなる。そうでもしないと、どんどん本が増えて収納しきれなくなってくるので、私は読んでみて「もう一度読まないな」と思う本はどんどん処分する。

そんな中で、私がすきなのは、森茉莉と石井好子。食べ物エッセイに限らず他のエッセイでもとても興味深いこの2人、私のお気に入りの著者である。
術後、ベッドで横になりながら、こうした食べ物エッセイをがつがつと読んだ。(すでに以前より既読済みではありましたが)
「あああー、おいしそー」「どんな味なんだろう」(と、夢想)、「たべたーい」などなど、私の欲望をくすぐる食べ物たちの描写。で、実際のところはたいして食欲は無いので、それらの「おいしそう、たべたい!」食べ物は実際には食べなくてもいいのである。食べられたらもちろんいいのではあるが。

そのうちに私もだんだんといつも元気を取り戻し、食欲も戻ってくるだろう。
そうしたら、「あの食べなくても大丈夫だった日が懐かしい・・・」とうらめしくなるかも。年のせいか、すっかり太りやすくなっているのでね。

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そして1週間後

2019年01月28日 | 生活
手術を受けて1週間が過ぎた。
術後1週間後には、鼻のお医者さんのクリニックへ行く。手術の際に、鼻の中になにやら詰め物をいれてあるそうで、おかげで鼻の中からポリープを取り出しても相変わらず鼻詰まり状態だった。おまけになんか詰まっているため、鼻の奥が圧迫感のある苦しさ。耐えきれないほどではもちろんなくて、なんか気になる程度ではあったが。
それを取り出し、なかの血液だとか鼻水だとかを取り除く作業がおこなわれるのが、術後1週間後の治療だ。

事前にこの治療はちょっと痛い・・・とのことは聞いていたので、憂鬱になりながらクリニックに向かう。
やだなー、でもやらないわけにはいかないものだし・・・(涙)
当然、今回は麻酔もないわけで(麻酔をするほどのことではないのだが!)
医者には、痛み止めの薬を飲んでおくといいかもね、と言われていた。さらに、治療後は迎えに来てもらえるといいかもね、とのこと。
まぁ、痛みとかに弱い私は、迎えに来てもらった方がいいかもなぁ・・。

治療そのものは30分程度で終了。でもまぁ、痛かったです・・・・。痛み、と、不快感 ってところ?
もちろん涙目になっちゃいました。まずは鼻の中に入っているものをずるりーんと取り出す。ま、それは気持ち悪いが痛くはない。でもその後、何やら入れて(なんか怖くて見てられなかった・・・臆病さ!)中のものをずるずる~と吸入して取り出している感じ。たくさんの量が出ているのかどうかはわからない。それほどでもない感じもするが、なにせ、痛いというか不快感で見てられない。
時々鼻の中をごりごりされる感じなのが痛い。
そして・・・涙目になる・・・と。

薬らしきものを入れられたり、なにやらかにやら作業があって終了。
時間は短いがどっと疲れを感じる。鼻の中をごちゃごちゃやられたので、当然鼻血もでてくる。それをティッシュで押さえつつ、医者の話を聞く。
これから家でやらなくてはならない鼻の洗浄について、とか、術後1週間なので、仕事にも戻れるし、日常の生活もだいたいいつも通りに行えること、などなど。ただし、重いものを持ったり、運動したり(ヨガとかピラティスでもダメなんだそうだ)、重労働な家事や庭仕事なんか、というのは術後3週間すぎるまでしないように言われた。
術後3日目に犬の散歩に出かけはじめたけど、もしやそれはあまりよくなかったのだろうか・・・とはいえ、別に困ったことになったわけではないので(多分)、あの程度だったら支障なしだろう。

当面は買い物とか掃除とか、うちの人間に頼むしかないかなぁ。こっちのものはサイズが大きいのが多いので、ちょっとした買い物でも重くなる。掃除機も重いかから、掃除は意外と重労働だし(掃除機を下の階から上の階に運ぶなんて絶対まずいだろうって感じ)。買い物はともかく掃除はやってくれそうにないかなぁ。・・・ということで、うちは当面、相当汚いままになりそうだ。

治療終了後も血が(少なくなりながらも)出ているので、だんなに迎えに来てもらった。助かる。こういうとき自営業は自由がきいて助かるなぁ・・・
治療後、待合室にふらふら~~と入って、「ちょっと座っていっていいかなー」とソファにへたり込む私を、順番待ちしていた他の患者さん(女性2人)が、同情をこめた眼で見て微笑んできた。ここの患者さんはきっと多かれ少なかれ、鼻の中になんかつっこまれて「いてて~」ってなことを経験しているだろうしね。
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手術後

2019年01月24日 | 生活
もうまさしく意識が途絶えたという感じ。
なんにも覚えてないし、もちろん夢を見るとかもなし。まったくの空白。
次に目が覚めたのは、ストレッチャーで運ばれているとき。がらがら音がしていて、誰かがストレッチャーを押して、手術後のリカバリールームに運んでいるらしい。でも目が開かない・・・ので、どんな所を通っているのかよく分らないし、どこに辿りついたかもその時はよく分らなかった。
それにしても、どのようにして手術台からストレッチャーに移ったんだろう??みんなで持ち上げてくれたのか???謎のままである。

まだ、眠りと覚醒の間をさまよっているような感じだった。
それからはずっとぼんやり、ほとんど寝ているのだけど、たまに覚醒する。
鼻の奥が痛くて、「痛いよ~~」と考えながら。
それと仕切りの隣にいるらしいおじさんが、奥さんと思われる人とべらべらしゃべっていて、「元気だなぁ~、でもうるさい~~」とか考えたり。

目を少し開けたら、左の眼からつつーと涙が零れ落ちた。左の鼻を手術したので、もしかしたらなにかしらの刺激で涙がたまっていたのかもしれない。
いつのまにか点滴も外されていて、ガーゼが貼り付けてあった。痛かったなぁー、あれが一番痛かった。(手術そのものは寝てる間のことなんで分らないし)
それで思い出したのだが、4~5年くらい前に息子が子ども用救急病院で、点滴を受けたことがあった。手の甲の手首に近い辺りにやろうとしているのだが、まず左手、「あら、針が曲がっちゃった!」といい、やり直し、また失敗。「うーん、上手くできないなぁ」。そして右手に移りなんとか刺すことができた。3回もブスブスと刺されて息子は当然号泣。そりゃ痛いよね。私は今回それを身をもって知ったのだ・・・
でも息子は気を失いかけなかった。私よりずいぶんしっかりしていたなぁ、となんとなく感心してしまう。

手術はおそらく2時半くらいには終わっただろう(と思う)。5時過ぎにだんながやってきた。「あれ、早かったね・・6時くらいかと思ってたのに」というと「病院からもう迎えに来るように電話があった」とのこと。さっさと帰したいのね・・・
とはいえまだ、こっちはものすごくぼんやり状態。
で、そんなにすぐには出られない。
水をもらってちょっとずつ飲んだりするが、話もあんまり出来ない。隣のおじさんはもう帰ったようだ。静かになっていた。
そのうちに、看護師が来て、洋服などを持って来てくれた。カーテンを引いてゆっくりと着替える(さかさかとは出来ない!あわてるとひっくり返りそう)。それから、鼻の下に当ててあるガーゼを交換。やり方を教わる。っていってもガーゼを当ててテープで止めるだけですが。かなり変な見た目。

ぼんやりはしているが立って歩くこともできる。ゆっくりとゆっくりと。トイレに行って、車イスに乗る。
車イスは、出産後、分娩室から病室へ移る際に乗ったことがあったなぁ。赤ちゃんをだっこしながら車イスをおしてもらったっけ。いままた、車イスのお世話になっている・・・
病院の入り口に車を持って来てもらって、移動。結構車の中って揺れるもんで、元気な時は何とも感じないのに、具合が悪いとかなり響く。早く家についてほしい~~。
家に着いたらともかくベッドへ。なにはなくとも休みたい。と思ったが、頭痛がするので薬を飲もうと思い、そのためには少しでもお腹に入れておいた方がいいかもと考えた。もう20時間近く絶食してたし。スープを作っておいたので、それを少量摂った。が、しかし、気持ち悪くなってしまい(久々に食物を受け付けて胃がビックリしたのか?)、結局ほとんど戻してしまったが・・・・・あああ・・・
でも、薬は飲むことにした。安らかに眠るために。

結局、夜のあいだ、何度も起きてしまったのだが。鼻のガーゼが血がいっぱいになってきたので取り替えたり、喉が渇いて起きたり、トイレに行きたかったり、咳がでたり(風邪ひいてるので)。
おまけになんでかわからないが、大量の発汗!汗ばむなどという生易しいものではなくて、水をかけた?!って思うくらいの汗が出ていた。さすがにこのままでは良くないから、着替えしたり、汗を拭いたり。

夜中ぐっすりとは眠れず、翌日午前中はほぼ寝ていた。
午後から少し体調がよくなってきて、少し仕事した・・・(自分でも健気・・と思う。誰も言ってくれないので自分でいうが)
鼻から血は相変わらず出ている。喉の方にも回ってきちゃう。でもまぁ術後、3日くらいは血が出るって聞いてたし。
術後2日して、担当の医師が電話してきた。調子はどうですか?という感じで。「手術は全部上手くいきました。きれいに取れたし。抗生物質飲んで、鼻の洗浄して、ゆっくり休んでください」とのこと。考えてみると手術直前に医師にはあったが、術後は会ってなかったので(当然、麻酔から覚めるまでは医師は病院にいない。自分のクリニックに戻るか、他に手術があればそちらに向かう)、フォローアップの電話をしてきたようだ。なるほど・・こんな感じなのね、カナダでの手術って。
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手術

2019年01月21日 | 生活
いよいよ手術の当日。緊張する・・・
手術は、総合病院で行われる。だいたいどんな手術も総合病院のオペルームに、担当医がやってきて行うのである。

手術は午後1時半だという。その2時間前までには病院にいくこと、とのことなので、だんなが送ってくれた。特別付き添ってもらう必要はないので一人で病院に入る。(迎えには来てもらう必要があるけどね)
Admittingという受付に行ってなにやら受け付け業務が行われ、手にリストバンドを巻かれる。病院にはボランティアの案内係さんがいて、その人が、道案内してくれる。(っていっても一緒についていってくれるわけではなく、口頭で説明するだけだけど)

言われたとおりに行ってみたが、うっかり通り過ぎて戻る。エレベーターを降りてすぐのところにあったのだ。
手術前の準備をする部屋ってことらしい。ERみたいな部屋で椅子がずらーーと並んでいる。それぞれの椅子のあいだにはカーテンの仕切りのみ。担当する看護師さんがいろいろと質問してくる。何の手術を受けるかきちんと理解しているかとか、薬を飲んでるかとか、アレルギーはあるか、とか。なんか見渡すと結構たくさんの人がいる。大体は誰かしら付き添いが来ている。ふむ、これは言語的に助けが必要なひとなのか、精神的にサポートが要る人なのか。。。
マウスウォッシュみたいなのを渡され、トイレでうがいと口をすすぐ。なんでなのかな、聞くのを忘れてしまった。トイレも済ませておいてね、と言われた。

手術着(?)に着替えて、院内用靴下をはき、そのうえに不織綿みたいなスリッパを履く。つけていいのはパンツだけ、あとは全部取ってね、とのこと。洋服とかはビニール袋に入れて、ロッカーに保管されるのだそうだ。
頭にもボンネットを被らされすっかり手術への準備ができた感じ。

血圧を測ったり、脈拍数を測ったり、体温測ったりされて、次は点滴だ。
左の腕に刺されるのだが、なんかうまく血管を捉えられないようだ。「うーん、逃げるわねぇ、大丈夫、慌てる必要ないし、慎重にやるからね・・」などなど、言いながら、2、3回トライ。正直言って、すっごく痛っっっいんですけど!!!!
そのうちになんだか、目の前がかすんできた。景色が遠くなっていく・・・・・・
看護師さんが、「目を開けて!」という。「なんで?」と聞くと、「目を閉じるともっとくらくらするかもしれないからね」。なるほど、昔、酔っぱらった時に友達が「目をつぶると余計悪くなるよ」と教えてくれたっけ。それと同じことか?などと回想したりする。
でも、目の前はどんどん遠くなっていく。ちょっとまずい、と思ったのか、看護師さんは他の看護師を呼んで、椅子を倒し、血圧計や脈拍を測るものを取りつけた。その間に何とか、点滴をつけるのが完了。血圧がぐんぐんと下がってしまったらしい。まぁ、かるく気を失ってしまったということか。でも、頭をやや下のほうにしたら、血の巡りが戻ってきた感じ。あ・・見えるようになってきた。
血圧も戻ってきたらしくて、看護師さんもひと安心したらしい。で、「わたし休憩時間だから出るからね。この人のこと見ててね。もう大丈夫だと思うけど」と他の看護師さんに言いおいていなくなった(らしい。私は頭の位置のせいでよく見えなかった)。

他の看護師さんが1回だけ様子を見に来た。その頃には私も良くなってきていた。今後こんな機会があった時には、注射に弱いということを先に伝えるようにした方がいいかな、とか考えた。
しばらくしたら、また新しい看護師さんが来た。今度は私を手術室まで連れて行くための人のようだ。新しい看護師さんにも同じような一連の質問をされる。気は失っていないが、すでにぐったり気味になっている私。いちおうそれなりに受け答えは出来ているものの、ぼんやり~~~としている。ストレッチャーを持ってくるね、とのことで、待っていたら、また他の看護師さんがストレッチャーを押してやって来た。
いったん椅子から降りて、ストレッチャーに乗る。ちょっと支えられながらだけど自分で出来た。
ストレッチャーに乗るのは初めてだよ・・がらがらと押されながら、ぼんやり考える。

オペルームへ運ばれる間、看護師さんがいろいろ話しかけてくる。リラックスさせようとしてくれてるんだろうな。ここの病院来たことある?というので、「子供産んだときにね。ずいぶん前だけど」というと、「子ども何歳?」「18歳と15歳」「えーー、ずいぶん若い時に生んだに違いないね!君若く見えるもの。12歳くらいで子供産んじゃったの!?」とか冗談をいってくる。

ストレッチャーから手術台へもなんとか乗り移った。手術室には2人看護師さんがいたようだ。「ハーイ!」と気さくな感じ。1人はやっぱりいろいろと話しかけて来て、リラックスさせようとしてくれている。
随分と明るい雰囲気だよなぁ。すると、担当医の先生もやってきて、これから手術するからね!と挨拶。そして先生は看護師さんや麻酔医師に、これから手術を開始します・・云々といったことを話しているのが聞こえてきた。なんか・・テレビで見た手術の前って感じだわ~。

看護師さんが、モニターを肩とかわき腹とかに取りつける。そして私の足にフットマッサージの器具をつけた。「血の巡りをよくするために必要なんだ」という。「でも気持ちいいんだよ、大抵の患者さんが、気に入ってくれる」。
確かに疲れた足なんかにやったらいい感じかも。麻酔医師が酸素マスクを口の所へ持ってきた。「深呼吸して~~」。大きく呼吸しながら、看護師さんが麻酔医師に「こういうの家で使いたいよねー。仕事の後とかにつけてリラックスできるよね~~」などと話しているのをぼんやりと聞いていた。
そしてぱっと意識がそこで途絶える。
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手術かぁ・・・

2019年01月15日 | 生活
もうすぐ、鼻の手術を受ける。
手術そのものはたいしたことないものだろうが、全身麻酔というのが、やっぱり緊張する。
どんな感じなんだろう。まったく意識なくなるってことなんだろうけど、それって想像がつかない。

それよりも、術後のことを考えると面倒くさくてうんざりしてくる。
日帰り手術なので、夜には家に帰る。(手術の2時間前に病院に行き、術後5時間位すると病院を出られるようだ。たぶん)
日本だったら、大体入院だよなぁ。こちらは保険で全額賄ってくれるから、なるべく入院させないのだと思う。
まぁ、入院でなくてもいいのだけど。

家に帰ってからも、鼻の洗浄だとか自分でやるわけである。
お薬が処方されるらしいのでそれを飲むとか自分で管理してやるわけである。
最初の1週間は痛いとか、血が出るとか、鼻が詰まって苦しいとか(術後になんか詰められてるため)、まぁ気分の良くない日が続くらしいというのも憂うつ。
1週間後、クリニックに行って鼻の中のものを取ってもらうらしいが、これでまた血とか出るかもしれないしなぁ。
術後3週間は毎週クリニックに行き、チェックしてもらわなくてはならない。面倒くさいが仕方ない。
そこまでくらいは、なんやかやと具合がよくなかったりするみたいだ。

一応仕事は術後1週間過ぎたらできるらしい、けど、私は出来るだけ仕事を断って(どうしてもしなくちゃいけないのもあるけど)のんびりしたい・・・

そんなわけでして、ブログもしばらくはお休みするつもりです。
3週間くらいしたら、気持ちを持ちなおしているかもしれない・・ので、またその頃に。
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いろいろ壊れていく・・・

2019年01月12日 | 子ども・家族
うちのなかのいろんなものが壊れていく。
よく、家電のなんかが壊れると次々ほかの家電が壊れる、みたいなのを聞くが、あんな感じ。
前からぶっ壊れたままの天井はまだ直ってない。お金が出ることは決まったものの、だんなが知り合いの大工さんに修理をお願いすることに決定してしまった。悪い人じゃないんだが、この人は仕事が遅い。いつとりかかってくれるのかも不明だし、どれくらい修理にかかるかも不明。もう私にはどうこうできることじゃなくなってしまったため、諦め状態に入った。
天井のでっかい穴は困るものの、生活するのに困難をきたすというものではないのでね。(そうであれば1年以上も手つかずにしておくわけはないのだが)

年末に台所の流しの下で、ポチャン、ポチャンという水の音がするのに気がついた。なんだ!?と思ってみたら、水を蛇口まで送っているホースみたいな部分から水漏れしていることを発見。ちょうどその下あたりに、パイプづまり用に用意しているプランジャー(吸引カップ?)を、プラスチックの入れ物に入れておいてあった。その入れ物の中に水が溜まっていったというわけ。その水がいっぱいになって、そこに落ちる水音がポチャンポチャンいっていたのだ。もう一杯になっていたので、水が漏れ始めていて、流し下のキャビネットの底板にも水が・・・・
入れ物がなかったら、キャビネットはもっと大変なことになっていたかもしれない。が、入れ物があったから発見も遅れたともいえる。
わー、と慌てて、まずはいっぱいになっている入れ物から水を捨てる。そして板にこぼれている水をふき取り掃除。
そして再び、カラになった入れ物を水漏れしているあたりに設置。
私が見る限り、水漏れしているのは、蛇口につながっているホースみたいな部分。だから、水を出すたびに漏れるわけ。流しから下水道へと流れる水が通るパイプの方は大丈夫そうだ。

だんなに言ったら、そのうち直すよとのこと。いやいや、あなた水回りの修理なんてできないでしょ。と思ったが、もしや修理屋を頼むつもりかな、と思って少し待ってみた。
しかしその後、彼の頭の中からは水漏れのことが消え去って忘却の彼方に行ってしまったようだ。
私はちょこちょこと流しの下を確認して、入れ物にたまりつつある水を捨てる。
このままいくといつまでも直してもらう(または修理屋を呼んでもらう)のは無理そうだな、と思い、自分で探すことにした。ま、最初からそうしたらよかったんだけどね。
日本語でも受けつけてくれる水道修理屋さんがいるようなので、そこに連絡。でもメッセージを残しても折り返し連絡がない。しかたない、英語の方のラインにかけるか。英語で説明できる自信がなかったから日本語のサービスにしたんだけど。
大体、水漏れしていると思われるホースみたいな部分の呼び名も分らないので(日本語でもわからないが)、説明できるかな・・・

なんとかかんとか話が通じて(それは相手の人が忍耐強かったおかげ)、「おそらく、蛇口とホースを交換しないといけないと思うね。じゃ、今から見に行きますよ!」とフットワーク、軽い。
日本語で受け付けているのはこの人の奥さん(日本人)らしい。
結局、蛇口とその下のホースをまとめてお取替え。今まで使っていたものはおそらく15年以上前に取りつけたものだというと、それは悪くない、最近のものは10年もったらかなりいい方だからね!と言われた。で、新しいのも持って来ていて、「じゃ、取り替えちゃうね」。1時間弱で全部終了。他には漏れてないようだと言われてひと安心。
思ったより被害は少なかった・・・
対応も早く、親切だったので、良かった。他の人にもお勧めできるな!

その人が帰る時に、キッチンのライトがちかちかしているのを見て、これは専用の電球をつけないとダメだよ、と教えてくれた。なるほど。ちょっと前からちかちかしていて困っていたんだが、例によって例のごとく、だんなが「そのうち直すよ(または直す人を探すよ)」と言っていてどうしたもんか、と思っていたのだ。

更にさらに、今日の朝は、コーヒーを入れようとしたら、コーヒーメーカーがうまく作動しなくなっていた・・・
なんで次々に壊れていくのだ?!
早速、電球とコーヒーメーカーを買いに行かねば。


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またまた時期がずれましたが、年末の話題

2019年01月09日 | 生活
とっくに新年明けてますが、年末の話題。
こちらのテレビジャパンという放送局では、いろんな日本の番組をやっている(とはいえ、NHKのが主)
30日に、映画「シン・ゴジラ」が放映された。
英語の字幕があるとうちのだんなとか、日本語はかなりわかるが難しい用語とかはお手上げな娘も理解できていいのだが・・・と思ったが、字幕はなし。
ということで、見ている私もとばっちりを受けるのである。
全部を訳せとはさすがに要求されないが、要所要所で説明をいれてあげないと、「え?なに?いま、なに?」とか聞いてくる。
こっちは映画に集中してるのに、英語のセンテンスを考えて説明するうちに、映画の方のセリフを逃したりする。
まぁ、字幕があったとしても、それだけでは理解できない部分に説明を求めてきたりするから、あんまり状況は変わらないのだが。

シン・ゴジラはゴジラの襲撃と人間の攻撃という単純な話ではなく、日本の政府の在り方、官僚の考え方とか行動、政治的戦略とかなどを描き出していて、そこがメインなんだな、ほんとは。(と、私は思う)
ゴジラがいかにして生まれたか、とかそういうことはここで別に問題にならない。どのようにして、日本(ていうか東京)が立ち向かうかなのだが、前代未聞のいままでに例のない事態に、政府の対応も乱れて初期対応が上手くいかない、さらに戻ってきたゴジラがパワーアップしていて、国連による多国籍軍が乗り出してきて、東京に原子爆弾を落とすしか手はないという結論を出す。そんなことされたら、東京は壊滅的な被害を受け立ち直れないだろう。すでに日本は過去、2度も原子爆弾を落とされている。3度目はもう勘弁・・・というわけである。現代の東京に落とされたら、その被害は想像を超えるだろう。
てわけで、主人公が率いるちょっと外れ者たち(?)が集まったチームが凝固剤を投入してゴジラを固めちゃう作戦を考え出す。結局その方法が採用され、なんとか作戦は成功。あとには固まったゴジラが彫像のように残された。あれはどうするんだろう・・?(映画ではその始末に関しては何も触れてない)と言ったら、だんなが「アミューズメントパーク(ゆうえんち)にしちゃえば?」。放射能汚染というおまけつきの遊園地ができちゃうぞ。

登場人物がとにかく多い。初出のときにその人の名まえと役職名が出るのだが、000xxx内閣総理大臣補佐官国家安全保障担当みたいな感じで、漢字がずらずらずら・・・。それをみて、娘が「名前が長い!」とやたら言っていた。
だれがだれだか分らなくなってくるほどの登場人物。あとで調べたら300人以上キャストがいたとか。すげー、お金かかってるな!

石原さとみさんが日英バイリンガルのアメリカ大統領特使を演じていたが、なぜこういうアメリカ育ちの日系アメリカ人っていうキャラはいつも、セクシーな服装で女女しているのだろうか。すごくステレオタイプ・・・
まぁさておき。彼女が英語でも話すところがいくつか出てくるのだが、娘が「何言ってるかわからない・・・・・」と呆然(娘は英語が母国語で日本語より当然もっと理解度が高い)。確かに彼女の英語は、「ペーラペラ~ノ、ペーラペーラ」としか聞こえないのだ。流暢に話している感じを出そうとしてるんだろうけど、もっとはっきりと話すようにしたほうがより完璧に聞こえるんじゃないだろうか、あのように格好つけて話すよりもね。
あれはちょっと恥ずかしいかなぁと、海外にいる日本人としては身内の気恥ずかしさみたいなのを感じてしまった・・・・
主演の長谷川さん、竹野内さんの英語の方がよっぽど分りやすかったのは、私が日本人だから日本人英語には慣れているからか?

ところで、この映画が公開された年の紅白歌合戦で、シンゴジラのパロディがあった。
娘が主演の長谷川さんを見て「うん?見たことある」・・・と考えて、「なんか歌のコンテストみたいな番組で、出なかったっけ?ゴジラも」と言い出した。
そうそう、紅白ね!よく覚えてたねー、2年前なのに。

シンゴジラが最初に東京湾から東京の河を伝って東京上陸した時にその姿の全貌が現れたが、この時の姿はすっごく気持ち悪かった。眼がぎょろりんとしているのも気持ち悪かったし、体から血なのか体液なのかよくわからないけど、どろどろと出しているのも気持ち悪かったし、体がブルブルなる様子も、かなり神経にゾクゾクくるようなビジュアル。私はつぶつぶ恐怖症なのだが、そういう恐怖症系の気持ち悪さであった。
いったん消えてまた現れた時は、進化を遂げておりゴジラっぽい見た目になっていたのでまだ良かったのだけど。進化前の姿は、いまでも思い出してもゾワゾワ・・・






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ちょっと時期がずれましたが

2019年01月06日 | 生活
クリスマスに関する話題で、ちょっと時期がずれてしまいましたが。
昔のお話で、たしか「賢者の贈り物」というものがあったと思う。
まずしい若い夫婦が互いに相手にクリスマスの贈り物をしたいと考えるという話。

発端は、プレゼントの話をしていて、だんなが小さい頃にお母さんの誕生日におもちゃの鉄砲みたいなのをあげたという。お母さんが「これは私は使わないかな・・・」と呆然としていると、だんなは「もしお母さんが使わないなら僕がもらってもいいよ」と言ったとか。
本人は冗談のつもりで、しかも結構面白い冗談だと思っているらしく、何度もこの話は聞いたことがある。
私は聞くたびに「なんて自己中なガキだ!」と思っていて、そのことも伝えているが、本人、なんとも思わないらしい。

その話がまたもや出た時に、賢者の贈り物のあらすじを話した。(だんなは聞いたことがないと言っていた。もしや日本ほど知られていない??)
妻は夫が大切にしてる懐中時計にあうような鎖をプレゼントしたいと思っていたが、お金がない。そこでとても美しい自慢の髪の毛をバッサリ切って売ってお金を手に入れ、鎖を買った。
夫は、妻の美しい髪の毛にあうような櫛を買いたかったが、お金がない。そこで、懐中時計を質に入れてお金を手にし、櫛を買った。
クリスマス当日、プレゼント交換をするが、お互いにもはや用のないものを手にしたことになる。

だんなは、「それは皮肉あふれる話だ。せっかく買ったのに、誰のためにもなっていない。ってそういう話?」
いやいや、確かに皮肉な結末ではあるけど、この話でポイントなのは自分の大切な人に、自己犠牲を払ってまでもなにかあげたいという気持ちっていうところだよ!と私。
しかし、だんなにはいまひとつ、響いてないようだ。
そして、「でもさ、髪の毛はまた伸びるよね」とひとこと。
そこで私もはっとする。いままで考えたこともなかったけど、確かに、髪の毛は伸びる。そのうちに櫛を使えるようになるではないか。一方、貧しい二人が懐中時計を再び手にするのはもっと難しい気がする。
だんなの結論「やっぱり、女のほうが賢いってことだね」。
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