バンクーバーとその周辺だけではなくて、カナダ全体を巻き込んでの抗議行動がおこなわれた。
29日土曜日、オタワの国会議事堂や首相官邸のあるあたりにデモの大群が押し寄せたということである。もともとは、カナダとアメリカの国境をまたいで物資の輸送をするトラックの運転手に対し、ワクチン2回接種が義務化されたことについての抗議であった。カナダのあちこちからトラック運転手がトラックを運転してオタワに集結、デモをおこなったというわけだ。このデモに関しては準備段階から話題になっていて、ネットのニュースでも見たし、ここのローカル新聞でも特集が組まれていた。週末は特集記事が多いんだが、開けたら見開きで「デモに参加するトラック運転手たち」とあって10人くらいのトラック運転手が写真付きで紹介されていた。なんか・・すごいな。
トラック運転手のほとんどはすでにワクチンを受けているらしいが、それは必要と思ったから受けているだけで、ワクチン接種を義務化するのは別の話であり、個人の自由を妨げるものとして反対という立場を取っているということらしい。そうしたことが発端であるようだが、実際におこなわれるまでの間に、コロナ対策のさまざまな規制に反対とか現在のカナダ首相の政権に物申すというようなものまで、さまざまな抗議内容も付加されてきた。
実際、トラック運転手だけでなく、他にもいくつかの団体がこのデモに加わっているらしい。デモに参加する理由もさまざまである。「デモに参加するのは、先住民の人たち、未来ある子供たちのため、ホームレスの人の待遇改善などを求めている」とかなんでもありな理由の人もいる。デモに参加するのが好きっていうだけで参加している人もそれなりの数いると思う。なんか大勢でわーわー叫びながら歩いているのが好きな人っているわけで(お祭りじゃないんだから・・と思うけど)。
トラックは隊列を組んでカナダのあちこちからオタワに集まってきたらしい。オタワの中心街ではデモ参加者による騒ぎを恐れて、店を閉めたところも多かったとか。マスクをしない大群が入ってくると困るので(動画で見た限りでも、多数のデモ参加者がマスク無しだった)、閉めてしまったショッピングモールも。
現カナダ政権に対する(というか首相に対する)抗議も多かったのだが、首相は「自分が抗議対象になっているということを恐れてはいない。ただ、デモが暴動につながることなどを心配している」みたいなコメントをしたそうだ。といいつつ、首相はデモの数日前から首相官邸から逃れ、別の場所に避難したということである。これは首相の子供の1人がコロナ陽性となったので濃厚接触者として、自己隔離をしただけだということだが。ちなみに濃厚接触者は自己隔離の必要はないことになっているけどね(BCだけかな?オンタリオの状況はしらないのですが)。もちろん、デモ参加者に押し寄せられては困るので、首相がどこに滞在しているかは公にされていない。
ちょっとした問題は起きたらしいが、概ね平和な感じでのデモだったようである。土曜日に続き翌日日曜日もデモはあったらしい。BCでもこれに合わせて各所でデモがおこなわれたそうである(多分土曜日だけ。日曜日はバンクーバーとか大雨だったからやらなかったでしょう)。
トラックの人たちもはるばるオンタリオまで行ったことだし、1日2日位で帰ってくるのもなんだろうから、数日は滞在するだろう。日曜日までで終わりにするという人もいれば、政府からのなんらかの回答やアクションがあるまではここで頑張るという人達もいるらしい。1ヶ月位いるつもりという人もいるとか。
長居されて困るのは、周辺で働く人や住んでいる人たちである。トラックが道をふさいでいたり、デモ参加者が道や人のうちの前庭にもゴミを散らかしたりということをするので、迷惑をこうむっているとのこと。
この大掛かりなデモがなにを生み出すのか、何を変えていくのか、はたまた何も変わらないまま、尻すぼみに終わっていくのか。どのようになるかな。
29日土曜日、オタワの国会議事堂や首相官邸のあるあたりにデモの大群が押し寄せたということである。もともとは、カナダとアメリカの国境をまたいで物資の輸送をするトラックの運転手に対し、ワクチン2回接種が義務化されたことについての抗議であった。カナダのあちこちからトラック運転手がトラックを運転してオタワに集結、デモをおこなったというわけだ。このデモに関しては準備段階から話題になっていて、ネットのニュースでも見たし、ここのローカル新聞でも特集が組まれていた。週末は特集記事が多いんだが、開けたら見開きで「デモに参加するトラック運転手たち」とあって10人くらいのトラック運転手が写真付きで紹介されていた。なんか・・すごいな。
トラック運転手のほとんどはすでにワクチンを受けているらしいが、それは必要と思ったから受けているだけで、ワクチン接種を義務化するのは別の話であり、個人の自由を妨げるものとして反対という立場を取っているということらしい。そうしたことが発端であるようだが、実際におこなわれるまでの間に、コロナ対策のさまざまな規制に反対とか現在のカナダ首相の政権に物申すというようなものまで、さまざまな抗議内容も付加されてきた。
実際、トラック運転手だけでなく、他にもいくつかの団体がこのデモに加わっているらしい。デモに参加する理由もさまざまである。「デモに参加するのは、先住民の人たち、未来ある子供たちのため、ホームレスの人の待遇改善などを求めている」とかなんでもありな理由の人もいる。デモに参加するのが好きっていうだけで参加している人もそれなりの数いると思う。なんか大勢でわーわー叫びながら歩いているのが好きな人っているわけで(お祭りじゃないんだから・・と思うけど)。
トラックは隊列を組んでカナダのあちこちからオタワに集まってきたらしい。オタワの中心街ではデモ参加者による騒ぎを恐れて、店を閉めたところも多かったとか。マスクをしない大群が入ってくると困るので(動画で見た限りでも、多数のデモ参加者がマスク無しだった)、閉めてしまったショッピングモールも。
現カナダ政権に対する(というか首相に対する)抗議も多かったのだが、首相は「自分が抗議対象になっているということを恐れてはいない。ただ、デモが暴動につながることなどを心配している」みたいなコメントをしたそうだ。といいつつ、首相はデモの数日前から首相官邸から逃れ、別の場所に避難したということである。これは首相の子供の1人がコロナ陽性となったので濃厚接触者として、自己隔離をしただけだということだが。ちなみに濃厚接触者は自己隔離の必要はないことになっているけどね(BCだけかな?オンタリオの状況はしらないのですが)。もちろん、デモ参加者に押し寄せられては困るので、首相がどこに滞在しているかは公にされていない。
ちょっとした問題は起きたらしいが、概ね平和な感じでのデモだったようである。土曜日に続き翌日日曜日もデモはあったらしい。BCでもこれに合わせて各所でデモがおこなわれたそうである(多分土曜日だけ。日曜日はバンクーバーとか大雨だったからやらなかったでしょう)。
トラックの人たちもはるばるオンタリオまで行ったことだし、1日2日位で帰ってくるのもなんだろうから、数日は滞在するだろう。日曜日までで終わりにするという人もいれば、政府からのなんらかの回答やアクションがあるまではここで頑張るという人達もいるらしい。1ヶ月位いるつもりという人もいるとか。
長居されて困るのは、周辺で働く人や住んでいる人たちである。トラックが道をふさいでいたり、デモ参加者が道や人のうちの前庭にもゴミを散らかしたりということをするので、迷惑をこうむっているとのこと。
この大掛かりなデモがなにを生み出すのか、何を変えていくのか、はたまた何も変わらないまま、尻すぼみに終わっていくのか。どのようになるかな。