冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

ネットでお買い物

2020年01月31日 | 生活
アマゾンで買い物をした。
私はネットで買い物ということはほとんどしないのだが、このときは店に見に行くのも面倒くさいしな(雪とか降ったりもしたので)と思っていて、ネットでも見てみるか…と調べてみたら、よい価格で出ていたので買うことにしたのだ。
3つの商品を買ったのだが、早くお届けするために別々にお送りします、てなメールが来た。いいんだけど、受け取りが3回に分かれるのもめんどくさい気もするなぁと思った。
まず最初の商品が来たわけだが、配達の人はいつの間にか来てモノを玄関の扉脇においていってしまったらしい。サインが要らない場合、それもアリなんだろうけど、正直いつのまにか置かれていると気がつかずに放置してしまって、もしかしたら誰かに取られたりということもあるかもしれないので、なんとなくいい気はしない。配達の人も留守宅に持ってきたら持ち帰って再配達とか面倒だし~とか思うのかもしれない。この荷物が来たのはいったいいつなのか分からないのでなんともいえないが、もしかしたら私が犬の散歩中に来ちゃっていちおうドアベルは鳴らしたものの誰も出てこないから置いていったかもしれない。または在宅かどうかを確かめることもなく置いていったかもしれないし。
玄関を開けて郵便ポストをチェックしようとしたら荷物(小さい・軽い)が置かれているのに気がついた。
無事来たからいいんだけど、いったいいつ来たんだ?

次の商品はその次の日にやって来た。今度は配達業者が違ったようだ。この人はきちんとドアベルを鳴らし渡してくれた。(この人ももし不在の時に来てしまったら置いてっちゃったのだろうか??)私が今まで観察する限り、郵便局の人は荷物を置いていっちゃう人が多い。サインが必要なものであればさすがにそんなことはしないが。
日本の親がたまに荷物を送ってくれるのだが結構重いせいか、郵便局の人は配達してくれなくなってしまった。で、近所にある郵便物受取指定場所に留め置いて、郵便受けに「荷物が来てます。取りに行ってください。送り主からの希望で留め置きになってます」などと書いた紙が入っている。そんなこと送り主(私の両親)は頼んでないけどね・・とぶつぶついいつつ取りに行く。
さて、きちんと手渡ししてくれた2回目の荷物配達をしたのは郵便局ではないようだ。郵便局の人の制服ではなかったようだしね。

あと1つ来るはずなんだが、遅い。商品が出荷されるとメールが来る。この商品に関しても出荷されたというメールが来たのに、来てない。
1日半待ってみて、やっぱりおかしいと思い探し始めた。荷物を追跡調査してみるとすでに手渡しされたなどと書いてある。(ちなみに外に置かれたままだった1つ目の商品については配達されたと書かれていて、2つ目の商品には手渡しされたと書いてあった。かなり正確)手渡しって?!受け取ってないけど。これを配達した人はいったい誰に手渡しちゃったのだろう。

これは問い合わせ案件だなぁと思い、電話番号を探してみる。メールとか送ってると時間かかるから。すると、こちらの電話番号を入れるとコールセンターからかかってくるというので、入力して「いますぐ電話」ボタンをクリックすると、ほんとにすぐかかってきた。
で、説明すると「配達業者に確認しますのでちょっと待っててください」という。2分くらい保留にされた後「お待たせしてすみません。業者と確認するのに時間かかってしまいまして」といわれた。なんか丁寧だな。私のところに来るはずの商品はどこに行っちゃったのかは現時点では分からないものの、「ほかのところに配達されたか、紛失したと思われます」とのこと。

それもなんかわかる気がする。うちのタウンハウスは隣にも似たような名前で似たような外観で似たような番地を持つタウンハウスがあり、混乱しやすいのだ。郵便物も間違われることがたまにある。余談だけど、前に警察まで間違えてやってきたことがある。隣のタウンハウスのうちと同じ番地のほうから通報があったらしいのだが、暗いから外の標識も見づらいし、間違ってうちのほうに来たらしい。
住所のせいだけではなく、配達業者もちょっといい加減だと思うことがよくある。以前娘が洋服をオンラインで買ったらしい。それがいつまでも来ないので「問い合わせなよ」とせっついていたところ、見知らぬ人がうちにきて「ここにXX(娘の名)さんっている?彼女宛の荷物がうちに来ちゃったんだけど」という。わざわざ届けてくれたことに感謝しつつ、配達業者もしっかりしてほしいもんだと思った。間違って届けられた家は隣のタウンハウスではなくもう少し先のところらしい。しかも住所が似ているということもない。なんで、そういう間違いするの?!

さて私の頼んだ商品もこのような事態になって誰かのもとに届いてしまったのだろうか。それにしても手渡されたってことは間違った相手先でも受け取ってしまったってことだろうか。とするとその受け取った人も結構悪いぜー、と思わずにいられない。または手渡されたとは書いてあるものの、実際は留守宅の玄関先に置かれたままだったかもしれない。で、受け取った人も自分宛ではないけど、面倒くさいからそのままにしているとか、これうちでも使えるなぁとか思って自分のものにしちゃったとか、ネットで売っちゃおうとかになるとか・・・
いずれにせよ私の名前とか住所とかプリントされているわけだし、見知らぬ人に開示されるのも嫌なんだけどなぁ。などなどと考える。
アマゾンのコールセンターのひとは「こういう事態になってしまってすみません。改めてその商品は配送します。もちろん無料です」という。それならそうしてください~とお願いした。

そしてその商品が再配達されるという日にきちんと届いた。郵便局から配達されてたんだけど、やっぱり玄関の扉脇に置かれただけだった。私は在宅中のいずれかの時点でそっと置いていったようだ。郵便局員、ちょっといい加減すぎではないか(怒)
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雪 後日談

2020年01月27日 | 生活
大雪が降ったことは前に書いた。雪の影響があったのは1週間だけで短かったのは非常に助かった。雪が降り出したのが日曜日夜、そして約1週間後の土曜日からは雨で雪がどんどん溶けていったのだ。やっぱりことしは暖かい方なんだな、と思う。

この間、トロントに長く住んで今バンクーバーに移ってきているという人と話したら、この大雪におたおたしているバンクーバーの人たちにびっくりしたそうな。あれくらいはトロントでは普通で、たいしたものではないという。そっかー、確かに東部の方はもっと雪が多いのは知っている。知識として。冬にカナダ東部を訪れるということは何回かあった。だんなの故郷にクリスマス時期に行ったときも雪だらけだったし、モントリオールもそうだった。それで、東部の方には私は住めないわ・・・と思ったのだった。余談だけど、結婚前だんなの実家にクリスマス時期に訪れたことがあるが、その年はバンクーバーでは記録的な大雪だったそうで全国ニュースになっていた。「私は雪とかに慣れてないので、結婚後は暖かくて雪の少ないバンクーバーで暮らしたいんですよ」と話している私の目の前で、バンクーバ―は大変な大雪です!てなニュースが流れ、周りの人に「バンクーバーに住みたい?これでも?」などとからかわれた。

トロントから来た人がいうには、あちらではもっと雪が降るので人々も慣れている。が、バンクーバーの人たちは雪に慣れていないので(いちおう毎年降るんだけど、その量とか頻度が違う)車の運転も危なっかしいものになってしまうようだ。それで雪に慣れている東部人が前に行っていたことを思い出した。雪が降った時、車を運転するにあたって「自分は大丈夫なんだよ。ほかの人たちの運転が危なっかしくて怖いんだよね」と。このトロントから来た人も、自分も最初の頃は雪に慣れてなくて怖い目や危ない目にあったが、その経験があるからこそ安全に運転する方法を習得する、つまりそれが雪道になれるということなんだという。一方こちらのドライバーは慣れるというほどの雪に見舞われないため、怖い経験を積み重ねて学習ということができないと思う。で、雪であろうといつもと同じような運転で(しかもタイヤを付け替えてなかったりして)いつもと同じように乗り出していき、スリップしたり、雪にスタックしたり、坂道登れなかったり、止まれなかったりといった事態におちいるのかも。

それでもまぁ、雪は少ない方がやっぱり私はいいと思うのだ。
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雪が降る

2020年01月23日 | 生活
クリスマスごろに雪が降るという年もあるが、去年は降らないまま年越しとなった。とはいえ、このまままったく降らないってことはないだろうなぁとは思っていた。ただ、降っても少しだけってくらいならいいんだけどなぁ、とか。
日本の成人の日があった週、日曜日の夜に降り始めた雪は朝起きてみたらしっかり積もっていた。10センチ近いんじゃないだろうか。
ネットで確認してみると、学校は開いているということなのでなんとか車で連れていけるくらいなのだろう。ニュースによると、日曜日の夜はあちこちで車が道で立ち往生してしまったらしい。そういう事態に陥るのは大抵坂道だ。登れるかな?と進んでみると止まっちゃってそのあとはうんともすんとも、ってことになる。または降りて行った先に信号があり止まらなくちゃいけないけど止まれず、焦ってハンドル切って道を外れたところに突っ込んじゃうとか。私はそういう事態にはなったことはないが(雪のときに運転は控えているので)、車を停めたときに雪がたまっているところにちょっとつっこんじゃって、つぎに車を出そうとしたときに出せなくなっちゃったってことはあるし、駐車場に停めようとしたものの雪で進めなくなっちゃったことはある。

雪の降り始めっていうのも滑りやすいが、更に怖いのはそのあとの気温が氷点下が続くと雪が氷状態になってしまうこと。よく車が通る道や、バス通りなんかは除雪されて塩がまかれたりするので、比較的安全なのだが、そういう道以外は雪が踏み固められ、寒さで凍ってつるつる~ってことになりかねない。そのような状態でありかつ坂道だったりしたら私は絶対に通りたくない。

車を運転しなくても危険はある。歩道は除雪してくれない所が多いが、やはり人が歩いて踏み固めていくので、これまたつるつる~ってことになる。これで転んじゃったという人は実に多い。気楽に散歩に行けないのだ。お店の前の通りなら店の人、アパートの前ならアパートの管理人、一軒家の前ならその家の人、それぞれ雪かきをするように求められる。うちはタウンハウスで管理費を払っているため、こういう事態になると雪かきをしに来てくれる人を雇ってやってもらうことになる。自分でやらなくていいっていうのは楽だ。雪かきって重労働だから。
雪かきが行われている部分はまあまあ安全なのだが、すべての歩道がそういうわけではないので、きれいになっているところと、つるつるのところが混在する。

雪であろうと犬の散歩には出なくちゃいけない。うちの犬は雪をそれほど気にしない。小学校があるあたりの林みたいになっているエリアがうちの犬のお気に入りの場所で、ほぼ毎日その辺りに行くのだが、こうしたところは当然雪もどっさりある。そんな中を雪をかき分けるように犬は進む。ちび犬なので足はほとんど埋まっちゃったりしているが。結構元気に走ったりするんだけど、今年は違った。しばらく進むと「足がつめたーい」とばかりに止まって足を持ち上げたりしている。1年前はあんなに元気に走り回っていたのに。シニア犬ともなるとたった1年でもこんなに違ってくるんだ…と衝撃。ひしひしと年を取ったんだねというのを感じる。なので、長い散歩はやめにして、時折だっこしながら、家の方へもどっていった。

日曜日に降って、また火曜日の夜にどかどかと降り、水曜日の朝そとを見たら、あらまぁ大変、てな具合になっていた。うちのあたりはおそらく20センチくらい積もったと思う。学校もついにお休みになった。大学とかカレッジも。バスとかスカイトレインは動いているものの、こういう状況なので遅れるだろうし。運航している会社のサイトには出かけなくてすむなら出かけない方がいいです、とか書いてあった。通勤する人はものすごく大変な思いをしたようである。
うちの犬なんかほぼ雪に埋まってしまうような状態になり、散歩はほぼ無理。雪が少ない部分を歩いたとしても足が冷たくて歩きたくない~って感じ。トイレだけ済ませて戻る。
元気なのは小さい子供たちだけか。学校がお休みになったが、うちの近くの学校のグラウンドはちょっとだけだが斜面があるのでソリで遊んだり、雪だるま作ったり。ちなみに雪でお休みになるのをSnow dayとかいうらしい。まさしくこの日はスノーデー。うちの16歳の息子は雪で遊ぶという年頃ではもはやなく、家にこもってだらだらと過ごしていた。

木曜日になったら事態はかなり改善。水曜日夜にまた降るかもといわれていたけどそれもほとんど降らなかったようだし。気温も少し上がったし、午後には晴れ間も出た。このあと雪交じりの雨とかになってそして雨に変わっていく。
うちの犬も気温が上がったのがちょっと楽に感じたのか、雪のなかもかなり元気に歩いてくれた。

そして土曜日には雨になり気温も氷点下からは抜け出したので、雪が溶けはじめていった。あれだけ降ったから一気になくなるということはないけど、道路なんかは大体きれいになって運転も怖くなくなった。(気をつけるのは駐車場くらい?結構残っているところがあるので)
ところで東の端っこ、ニューファウンドランド州では記録的大雪となったそうである。ニュースになってしまうほどの。非常事態となっているようだ。家の入口もふさがれちゃって、外に出るために雪のトンネルを作らなくちゃいけないとか。恐ろしすぎる。こちらの雪はそれに比べればずっとマシな方だろう。
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ついに下の子が運転を

2020年01月19日 | 子ども・家族
ついに息子が運転を始めるようになってしまった。
16歳になるとまずコンピューターでの知識テストを受けることができるようになる。ただし親が承諾していることが条件なので、書類を出すか親が一緒に行く必要がある。この試験に先立って勉強したいんですーと免許センターに言いにいくと、無料で冊子をくれる。この本を読んで勉強し、さらにオンラインで模擬試験もできるのでそれで練習して臨むっていうのが一般的。
ただ子供によっては本をぱらぱら―と読んで「もう大丈夫」とかいいやがるのもいる(うちの息子とか)。私の観察する限りそういうのはどうも男の子の方が多いような気がする。誕生日の当日に受けに行くって人もいるんだが、うちの息子は誕生日から2か月以上過ぎて「受けたいと思う」と言い出したので一緒に行ってきた。
「勉強してきたんだろうね?」という私の問いに「うん」と答えるが、そんな様子はほとんど見なかったのでかなり怪しい。ただ、模擬試験に関してはスマホを使ってできるだろうから知らないうちにやっていたという可能性もなきにしあらず。
なにごとにおいてもそうだが、うちの息子は根拠なき自信を標榜していて、この免許の試験でもそれは同じ。思っていた通り1回目の試験は失敗。センターの人に「あと2問正解してたらパスしてたけどねー」といわれた。これを「惜しい!」と思うかどうかは人によるかもしれん…。ちなみに問題は50問でてそのうち最低40問正解する必要がある。(つまり80%以上で合格)

失敗したら1週間待機期間がある。じゃ、次の日に!と受けなおしには行けないのだ。
再度トライしてやっと合格。ぎりぎりでしたが。
簡単な視力検査のあと写真を撮って暫定的な免許(ぺらぺらの紙1枚だが)をもらう。これで日本でいうところの仮免状態になったわけだ。仮免でも普通の免許証みたいなのが発行されて郵送されてくる。暫定的な免許をもらったその瞬間から車に乗ることが可能になる。日本のように教習所に通う必要はないので、いきなり普通の道路にでてきちゃうわけ。自分もやったけど、おそろしいことじゃ・・・
ただし、仮免のときには25歳以上で免許を持っているひとが横に乗る必要がある。その他にもう1人だけ人を乗せてもいいことになっている。また夜中の12時から朝5時までは運転できない。
そして1年間が練習期間となっており、取得後1年経ったら路上試験を受けることができるようになる。
仮免は2年間有効。もし有効期間内に路上試験をパスしなかったら失効となり、もう一度知識テストを受けなおすところからやり直しだ。
娘は路上試験を経てつぎのニュードライバー段階に入っている。この段階となるとひとりで運転できるし、5年間有効だし、5年後も失効になることはなく、普通に更新できる(つまりニュードライバーのままでいいと思うなら、ずっと保持も可)。だからこの段階になるとひと安心なのである。ニュードライバーは2年間の練習期間があるので、それが過ぎるとクラス5という普通免許を取るための路上試験を受けることができるようになる。
つまりBC州では、普通免許を取るまでにどんなに優秀であったとしても基本的に3年かかるというわけ(例外有り)。

息子は暫定免許を手にして、「じゃ、ドライブ行こう!」などとのたまう。な、なにをいうか~?!
私ではなくだんなを隣にして初めての運転に臨んでほしい。当然その日は私が運転して帰った。
そのうちに免許証が送られてきた。仮免のひとは「L」というサインを車の後ろにつけて運転しなくてはいけない。Lサインはオレンジ色なので、免許もオレンジ色の線が入っている。
私が横に乗って息子に運転させたのはこれまでにほんの数回だ。恐ろしくて隣に座りたくない。
こちらの場合、教習所に通うことは必須ではないため、親が隣に座って運転練習に付き合うことがとっても一般的。うちもそうだったが、路上試験に備えて何回かドライビングスクールの人についてもらって練習するって程度だ。ドライビングスクールのひとについてもらうメリットは、路上試験に受かるような運転を教えてくれること。だれでも運転を続けていくうちに変な癖がついちゃったり、やらなきゃいけないことをちょっと省いちゃったりっていうのはよくある。何年も前に免許を取得し普通に毎日運転している人でも、いま路上試験を受けたら落ちるんじゃない?って人は実に多いと思う。
なわけで、ドライビングインストラクターに教えてもらうのは試験対策となる。プランによっては路上試験の申し込みから試験場へ付き添いまでやってくれるのもあるので、これなんか大助かりだ。

息子はいまのところ、だんなが隣に座って運転練習を開始している。
うちのパーキングスポットにはバックで入れて駐車している。息子に「バックして入れたの?」と聞くと「そうだよ。簡単!ちょろい!」と自信満々。いやはや、だからとなりに乗るのは怖いんだってば。



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成人式

2020年01月15日 | 日本のこと
1月の第2月曜日は日本では成人式で祝日。ちなみにカナダには成人になったことを祝うという日はない。大体において、成人となる年齢も州によって18歳とか19歳とか違ってくるので国全体で祝いようもないのだ。
日本は記念日とか多いなぁと思う。私が住んでいた頃には聞いたことのなかった2分の1成人式とか。あと記念日を大切にする人も多いと思う。付き合い始めて1年とか…。

昔は成人の日は1月15日で固定されていた。そして式典もこの日に行われるというのがほとんどだったと思う。
ところでネットの記事を読んでいたら、成人式とは出るべきものという認識であるらしい記述を見た。え、そうなんだ!となぜか思ってしまう私。
30年ほど前、成人となった私だが、成人式には出席しなかった。で、成人式ってものは別に出ても出なくても別に関係ないもんかなと思っていた。
成人式というと、中学とか高校の同窓会的な感じになったりするかもしれない。そういう意味で出たほうがいいというのもあるのだろうか。私は同窓会というものにも興味があまりないため、そういう意味合いにおいても行きたいな~とは全く思わなかった。小学校にせよ、中学、高校にせよ、卒業時に悲しく思ったことは一度もなく、出た後もたいして懐かしくもなく。学校が嫌いだったわけでは全然なくて、ただ行くべきところだから行っていたのであり(もちろん楽しいこともいろいろあったけど)、それ以上でもそれ以下でもなかった。そんなだから、その頃の同級生に会いたいという気持ちもあまりない。会える機会があれば会うし、それはそれで楽しいとは思うのだけど、進んでそういう機会を作ろうとまではならない。

私が成人式に行かなかったのは、振袖を着なかったからだ。その代金を海外旅行に回してほしいと親に頼んで、イギリスに行ってきた。振袖も興味がなかったので着なかった。ただ、ああいうものを着るのはきっと一生に一度だという観点からすると、着て写真を撮っておくことくらいはしておいた方が良かったかもしれない。もっとも撮っておいたからどうだってこともないんだけど。
ちなみに娘は振袖着て写真撮りたいなとか言っている。彼女にはコスプレ感覚なのかもしれない。

成人といっても法的にお酒を飲めるようになるとかタバコを吸えるようになるとか、っていうだけで、まだまだ親と暮らしている人も多い年代。本当の意味での独立した大人になるっていうのは(精神的にも経済的にも)、ひとそれぞれ時期も違ってくるんだろうね。
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オリンピックイヤー

2020年01月11日 | 日本のこと
2010年代が終了、2020年代に突入となった。そして今年はなんといっても日本にとっては大イベントの東京オリンピックが開催される。
前回東京で開かれた時ってのは50年以上前のことで私も生まれてない。その頃、私の両親は千葉にいたわけだが、東京オリンピックの思い出とかほとんど聞いたことがないので、彼らにとってあまり関係のないものだったのかもしれない。それほど思い出深いものではなかったのかも。
今回のオリンピックもそれほど関心を持っている様子はない。テレビでちょっと観戦するか~程度のものみたいな。

2010年にバンクーバーで冬季オリンピックが開催された。自分が住むところでオリンピックが開催されるということは一生に一度あるかないか、一生のうちにそういった出来事が起きない人の方が多数だろうことを考えると、なんかすごいかも~とは思う。もちろん東京オリンピックは2度とも体験という人も多いだろう。1度も経験しない人もたくさんだが何回か経験する人もいるわけで。
ただ、冬季のオリンピックは夏のものに比べれば規模がうんと小さいので、同等には見れないかなとは思う。

バンクーバーでの開催の折には、私は競技を一つも観戦しなかった。テレビでちょっと観戦したりする程度。
ちょうどその頃は近所のスーパーの総菜部門でバイトをしていたので、店長が用意した赤いTシャツ(カナダの国旗は真ん中に赤いメープルリーフがあるので、国家のイメージカラーが赤らしい。胸のところにGo Canada!とか書いてあった)を期間中は着るように言われて、それを着て仕事をしていた記憶がある。
開催に先立ち聖火リレーがあちこちで行われ、私の子供たちが通う学校のすぐ横を通るというので見に行った。しかもその区間を走ったのが日本人だったので私始め日本人の友達とで声援を送って盛り上がった。自分の走る区間を終わるとその辺りでしばらく観客と写真を撮ったりといったことをしてくれたり、コカ・コーラなどスポンサーしている会社が製品を観客に配ったりしていた。

開催期間中のバンクーバーはあちこちでお祭り騒ぎ。関連するイベントがいろいろと開かれた。
私たちはメダルを見せてくれる造幣局に行列を作って入り、実際に金・銀・銅のメダルを見てきた。手袋をはめて実際に持たせてもくれる。結構重いんだなぁと思った。
その冬は暖冬で、雪山での競技もあるっていうのに肝心の雪が少なく、人工雪を降らせたりと大変だったらしい。私たちは街をそぞろ歩きオリンピックのイベントあれこれを楽しむのに寒くなくて助かったけど。
我が家の近くにあるスケート場は、日本人フィギュア選手の練習場所となっていたらしく、フィギュアスケートファンの知り合いが練習を見に行って高橋大輔選手のサインをもらった!と喜んでいた。いま、そのスケート場内でうちの息子がバイト中(蛇足ながら…)
バンクーバーの町中には仮装したひとやら、グリーンマン(緑の全身タイツを身につけてホッケーの試合なんかに現れる)がいたりとか、みんな浮かれていた。そんな中を歩いて回るのも楽しかったのを思い出す。
オリンピックが終わったら、マスコット関連の製品の大セールがあちこちで行われたのでいろんなものを買ったっけなぁ。

そんなわけでオリンピック開催時の楽しい雰囲気はいい思い出。東京オリンピックはどうなるのかな。日本の家族には「オリンピックの頃に日本に来たら大変だよ!混んでるし、あちこち警備がいたりして…」という。バンクーバーでの開催時は混雑などもそれほど大変とは思わなかったので、「そんなに大変な事態になるのかなぁ~」などと思っちゃうけど。それも冬季オリンピックだったから規模が小さく、訪れる外国人の数ももっと少なかったからかもしれない。夏季に比べれば冬季は種目も少なめ、全体に地味だもんね。
もし私が日本にいたとしても観戦はテレビで、となるだろう。だったらカナダにいても出来る、というわけにはいかない。カナダでは当然カナダの選手を優先的に写すので、日本人選手の活躍は意外と見ることができないのだ。それにテレビジャパン(北米で日本のテレビ番組を流している)だって、放映権の関係で日本で放映されるオリンピックの映像は流してくれないから、やっぱり見ることは出来ない。
なによりオリンピック開催中のお祭り気分っていうのは、その地にいなくちゃ感じることはできないのだ。

私および子供のスケジュールの関係もあって、オリンピック開催中は日本に行く予定ではないので、こちらカナダから見られる範囲で観戦、応援ということになるのだな。やっぱり盛り上がるといいよね。
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新年を迎える

2020年01月07日 | 生活
クリスマスが過ぎおまけのように新年がやってくる。お店もほとんどが開いているし、元旦はいまや普通の祝日みたいな感じだ。私がこちらに来た20年ほど前には、元旦はお休みの店が多かったと記憶しているのだが、いまはショッピングモールも開いている。日本も昔に比べれば元旦から開けている所が多くなったなぁ、と思ったのが、5年くらい前に年末年始に日本に滞在した時のこと。もっとも最近また、元旦くらいはお休みにしようというところもぼちぼちあるらしいことはネットのニュースで読んだりしているが。

こちらの場合、大晦日の過ごし方としては家族でというよりは友人などと集まってパーティーということが多い。カウントダウンをするためのパーティーなんてのがあちこちで開かれてそういうのに参加するとか、レストランやバーでカウントダウンするとか。ノースバンクーバーのスキー場があるような山では花火をしたりするとか、バンクーバーのビーチ辺りでは花火があるとか、といったことは聞いたことがある(行ったことはないので詳細は不明)。大晦日といったら花火、となっているので、こうした場所以外でもあちこちの市で花火が行われる。今年は30日の夜から雨が降り、大晦日も終日雨。日中はかなり大雨で、うちの犬も散歩に出てもあまり歩き回りたくないらしく、早々に帰ることになった。夜は花火を見合わせたところもあったかもしれない。

カウントダウンパーティーとかといったものはあちこちで開かれているらしいが、私はそういうものに行ったことがないためどんな感じか皆目わからない。お酒はほとんど飲めないため行ってもたいして楽しくないような気もするし、もし車で行くとなると私が運転手となるだろう可能性も高くなるのもなんか気にくわない(そのための要員かっ?て感じで)。大体こんな夜に運転するとなると通常の夜中に走るよりも緊張する。絶対に飲酒運転しやがる輩はいるだろうからね。
一方、タクシーは稼ぎ時だろう。そして話に聞くところによるとダウンタウンとかパーティーが多そうなエリアではタクシーはなかなかつかまらないらしい。はー、ストレスフルだなぁ。スカイトレインやバスは大晦日の夜は無料になるらしいけど、スカイトレインだって終夜運転するわけではないようだし、終夜運転するバスルートは限られているし、結局どこかの区間は歩くことになる。で、やっぱりタクシーにしようってことになるのでつかまらない・・ということになるのだなぁ。
そういえば昔、だんながずーーっと若いころ、こうしたパーティーに行って帰りにタクシーを拾い乗ろうとしたら、横入りしてきた女性がいたので「あー、これは自分がつかまえたので」といったところ、思いっきり顔面にパンチを食らった(そしてタクシーも取られた)という、本人曰く不名誉な出来事があったそうだ。だんなには気の毒なことだったが、聞いた時に私は大うけしてしまった、が、実際こうしたタクシーの取り合いとかでケンカっていうのは起きるらしく、深刻な事態になることもあるようなのでそうなると笑い話にならない。
やっぱり安全に楽しく新年を迎えたいものである。

2019年の大晦日は大雨だったのでいつもの犬の散歩も短めになった。代わりにテレビ三昧である。紅白は日本と同時間に放映されたがそれはこちらの真夜中、なので録画しておき、日中に見たというわけ。ちなみに大晦日の午後6時ごろから再放送されるので、大晦日気分で見ることも可能。ネットニュースのおかげでどっちが勝ったかの結果をすでに知ってからの観賞になるけど。4時間半も続けてみているわけにはいかないので途中で休み休み(合間に家事などしつつ)見た。毎年NHKならではの人海戦術と派手な演出を見て、やっぱり国営放送はカネがあるなぁとか、出ている人が毎年そんなに変わらないからつまんない気もするし。今年はなんといってもラグビーの日本代表選手が出ずっぱりだったのが印象的だった。来年はオリンピック選手とかどっさり出るんだろうなぁとか、鬼が笑っちゃうような予想をしたりして。すでにオリンピックに向けた演出も多く、盛り上げているなぁという印象もあった。まぁオリンピックはすごいイベントだからね、気合も入って当然。

大雨だった大晦日から一夜明けて、2020年1月1日は晴れ。気温も比較的マイルドで散歩も気持ちよくできた。新年の幕開けとしてはなかなか上々といえたかもしれない。
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ボクシングデーにお買い物

2020年01月03日 | 生活
2020年も幕開け。あけましておめでとうございます。

で、去年年末の話になっちゃうけど。
クリスマス翌日の26日はボクシングデー。この日は法定の祝日ではない、が、学校は冬休み中だし、役所とか郵便配達とかはお休みになっている。普通の企業も休みにしちゃうところも結構あるようだ。この日は大セールの日で店によっては朝6時からオープンするところも。大抵の店でドアクラッシャーという超目玉商品を用意している。ドアクラッシャーってのはお店のドアを突き破って入ってきたくなるような目玉商品だってことらしい。で、お目当てのものがあったり、お目当ての店がある人は、朝早くから店の前で列を作って待っているのだ。
そんなことしてまで…とか思うけど、結構お祭り気分で楽しんでいる人もいるのではないかと思う。

私はボクシングデーに買い物に行くってことはほぼなくて(買いたいものが特にないから)、10年ぶりくらいに今回ショッピングモールへ繰り出すことになった(動機はなんとなく・・・買い物に来ている人がどれだけいるかを見たかったというのもある)。メトロタウンのモールがいつもは9時まで開いているがこの日は10時までやっているという。8時ごろに行けば混雑も落ち着いているかもしれないしなぁと思い、娘と出かけてみた。娘は「いやー、まだ混んでると思うよ」といっていたが、果たして行ってみると、娘の言う通り混んでいた!なんでまだこんなに人がいるの?と思うくらい。それでも午前中や日中に比べたら空いたんではないかとおもうけど。駐車場は割に空いていたので、中に入ったら予想以上の人出だったのだ。

お店によってはいっぺんに人が入ると混乱状態をきたすので、店の前に列を作らせて入店規制をする。さすがにこの時間になれば外で列を作って待っている人はほぼいなかった。例外だったのは、マイケルコース、コーチ、パンドラ。前者2つのブランドは私が観察する限り、中国系の人に人気がある。私が見たときに列を作っていた人もその割合がとても高かった。パンドラはどこの国がオリジナルか忘れちゃったけど、人気のあるジュエリーショップだ。クリスマスやバレンタインデーの前になるといつも以上に混む。そういえば、クリスマス直前にパンドラに行ったら(娘につきあって行く用事ができてしまった)、店員さんと話すため(商品を出してもらったり、購入したり)に順番待ちで名前を残しておくように言われた。レストランのようだなぁ。カップルで来ている人もいれば男の人ひとりで来ているパターンもあり、やっぱり女性へのギフトとしてはジュエリーは人気だねぇと思った。ラジオでも「クリスマスには彼女にパンドラのジュエリーを贈ろう!」といった宣伝が流れてたっけ。それにしてもボクシングデーの午後9時40分ごろでもコーチの前に行列ができていて、果たしてあの人たちは中に入って買い物ができたのだろうか?あと20分で閉店なんだけど、などと余計な心配をしてしまうのであった。

娘はここぞとばかりに張り切ってあっちの店、こっちの店へと入る。あわよくば私にいろいろと買ってもらおうというのが娘の魂胆である。
アリッツィアとかいう若い女性向けの結構値段が高い店がある。この値段、質を伴っているのだろうか??などとオバサンは考えるが、人気のある店だ。この日もそれはそれはたくさんの人が見ていた。私は自分が欲しいものが無いので座って待っていたい気分。しかし、同じような人が多くて座るところなどない。ではユニクロに行こうとなったがもちろんそこもたくさんの人。いま私は洋服を特に買いたいわけではないのでやっぱり気分が乗らない。その後もH&Mやら、化粧品の専門店、デパートやら見て回った。デパートのベイではみんなが見ているうちにハンガーからずり落ちた服がボロボロと床に落ちていて、戦い済んで日が暮れて・死屍累々といいたくなるような有様。他の洋服屋さんでは、店員さんが半ばやけくそ気味に商品を直している姿を見た。おつかれさまです・・・

モール内を歩いていたら、スーツケースを広げてなかに戦利品(購入した商品)を入れなおしている人を見た。スーツケースって!たくさん買う気で持ってきたのかな?車で来たんじゃないのかな?などと私は不思議でならない。なお、スーツケースを持ってボクシングデーに臨んでいるのは、この地でもっとも人口が多いだろうと思われるアジア系の人たちである。なにか文化的習慣的背景というものがあるのだろうか。
閉店間近までかなりたくさんの人がモール内にいたのだが、娘が「もしかして朝から今までずっといるって人もいるかもしれないね」という。なるほどモール内にはフードコートもあるし、モールの外にも別のモール(もっと小規模の)もあるし、道沿いにはずらっと店も並んでいる。周辺も含めてここで1日過ごすことも十分可能かもしれない。

結局娘に何点か服を買ったのだが、そのうちセールになっていたのは1点のみ。なんのためにボクシングデーにやってきたのか?!と思いたくなるのである。最後にルーツに寄る。ここも中国系の人に人気があり、その時も店には私も含めてアジア系の人ばかり。なんか掘り出し物があるといいなーと思い見ていたのだが、これというものはない。がつがつと服の山から選んでいる中国系の人の勢いに押されて引き気味な気分になってくる。
と、冬用ジャケットでデザイン、色、サイズともバッチリのものを見つけた。半額になっている。これだ!最後にセールで買い物した~!という気分になるものを見つけた満足感。
そして閉店10分前にモールを出て行ったのであった。

ところで息子は友達とトワッセンのモールまで行ったそうだ。ご苦労様である。車で行っても1時間近くかかるが、彼らは電車でサレーの方へ行き、そこからシャトルバスが出ているのでそれで向かったそうな。2時間かかるだろう。ここのモールは大きく駐車場も広いが、さすがにこの日は大混雑したらしい。新聞記事によるとそこに向かうためのハイウエイが渋滞したとか(いつもは混むということはあまりないところ)。また、バンクーバーの空港の近くにアウトレットモールがあるがそこも混雑したため、空港へ行く道が渋滞し、飛行機に乗る人が空港に辿りつくのに大変だったようだ。
息子によると朝6時ごろ出発してモールに8時に到着、8時開店だったがもちろんその前から行列ができていたそうだ。ナイキのアウトレットではレジ待ちの行列が長々とでき1時間くらい待ったとか言っていた(ホント!?)。それでも息子はお目当てのものをかなりお安く手にしたようで、行った甲斐があったというものである。
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