2014年3月号(通巻493号):特集

《特集》
温故知新! 市民活動の歴史から未来を思考する
~『日本ボランティア・NPO・市民活動年表』からみえるもの




市民活動関係者待望の『日本ボランティア・NPO・市民活動年表』が刊行された。
見出し項目1万851にも上る「おそらくは日本初」(同書「概観」)の大著である。

この特集では、同書の分類の全14分野のうち7つの分野について、それぞれ一線で活躍中の6人の方に
年表を見ていただき、その分野の「歴史と未来」を寄稿いただいた。

歴史学者・網野善彦は「歴史学とは、過去を研究することで、現代人である自分を拘束している
見えない権力の働きから自由になるための確実な道を開いていくことである」と信じていた。
歴史が照らしだす道には、今、どのような視界が開けているのであろうか。

■寄稿

【社会福祉】地域に暮らす人々が自ら一歩を踏み出す時代へ
池田 昌弘
特定非営利活動法人全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)理事長 

【教育・健全育成】誰が主体?を問い続けながら
花井 紀子
特定非営利活動法人フォロ 代表理事

【人権擁護、男女共同参画、フェミニズム】当事者たちの闘いの歴史を引き継いでいこう
遠矢 家永子
特定非営利活動法人SEAN 副理事長・事務局長 

【国際協力・国際交流・多文化共生】国際協力・国際交流・多文化共生の未来へ
下澤 嶽 静岡文化芸術大学文化政策学部 教授

【環境・自然保護】社会のあり方と価値観・パラダイムの転換を
本 育生
認定NPO法人環境市民 代表
 
【企業の社会貢献】重要なのは「人権」求められる組織・分野超えた協動
長沢 恵美子
経団連事業サービス 総合企画室長 


■年表編著者対談

石田 易司
桃山学院大学社会学部教授・
大阪市ボランティア・市民活動センター所長

牧口 明
大阪ボランティア協会
ボランタリズム研究所運営委員
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2014年2月号(通巻492号):特集

《特集》
「どうせ分かってもらえない」になる前に
~当事者による広域避難支援が見つめるもの~




東日本大震災からもうすぐ3年。原発事故を機に全国に避難した人々は、27万人を超えている。専門家やNPO関係者などによる支援活動が続く中、避難者自身による支援活動も増えてきている。しかし、避難当事者からは活動を継続する難しさや疲弊し切った声が聞かれる。当事者による広域避難の支援の現場を見つめる。

編集委員 岡村こずえ
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2014年1月号(通巻491号):特集

《特集》
長年活動してきたボランティアが認知症に・・・・・・
~その実情と私たちへの課題~



「ずっと活動してきたボランティアが認知症になったようで、活動に支障がでてきた。しかし本人はやる気があるのでどのように対応したらいいか」
この1~2年、福祉施設や病院のボランティアコーディネーターから、そんな悩みが聞かれるようになった。
すでに日本の高齢化率は約24%。ある調査によると65歳以上の高齢者のうち認知症有病率は推計15%とされ、439万人にのぼるというから、こうしたケースが出てきてもおかしくはない。現在はまだ少数だろうが、おそらく今後、さまざまなボランティアの活動現場で同様の問題が生じてくるものと思われる。
今回の特集では、その実情や対応の状況について検討する。


編集委員 筒井 のり子
特別寄稿 大熊 由紀子(国際医療福祉大学大学院教授)
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2013年12月号(通巻490号):特集

《特集》
公益法人制度改革の現在
 非営利セクターの課題と展望



2013 年11月2日、大阪ボランティア協会「ボランタリズム研究所」の主催による「市民セクターの次の10年を考える研究会」~第3回「非営利セクターの課題と展望-公益の認定の経験から」が開かれた。研究会の冒頭、ボランタリズム研究所の運営委員長である岡本仁宏・関西学院大学教授が基礎レクチャーをし、続いて内閣府公益認定等委員会の委員を務めた出口正之さん(国立民族学博物館教授)が公益認定の経験を基にした非営利セクターの課題と展望について講演した。
今回の特集は、研究会当日の様子から、新たな局面を迎えようとする日本の非営利セクターの動向についてお届けする。


市民社会セクターと公益法人制度改革

ボランタリズム研究所運営委員長
関西学院大学法学部教授
岡本 仁宏

非営利セクターの課題と展望
公益の認定の経験から


国立民族学博物館教授
前内閣府公益認定等委員会委員
出口 正之
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2013年10・11月号(通巻489号):特集

《特集》
赤い羽根共同募金
 改革をリードする地域の底力


 毎年10~ 12月に展開される赤い羽根共同募金。
 どのまちでも目にする「赤い羽根」の認知度は高いが、募金額については1995年をピークに減少を続けている。中央共同募金会は07 年の答申を受け、都道府県共同募金会・市町村共同募金委員会をはじめとするさまざまな関係者を巻き込み、改革を進めた。
 共同募金運動を「じぶんのまちを良くするしくみ」と伝え、各地の改革を横ぐしにするキーワードは「当事者性」「社会課題性」「募金手法の開発」「共感と参加」。
 先駆的でユニークな各地の実践を伝え、共同募金の改革、新たな展開が地域社会の課題解決に向けて与える影響を、各地の実践を推進する担当者の熱き思いから、探ってみた。


1.共同募金の改革

中央共同募金会 
企画広報部 阿部 陽一郎

2.黒部市共同募金委員会「あったか雪募金」~雪と共に生きる募金

黒部市共同募金委員会 主査 小柴 徳明

3.福井県共同募金会「パートナーミーティング」~市民や幅広い関係者がつながる場づくり

福井県共同募金会 主任 鷹尾 大英

4.山口県共同募金会「募金百貨店プロジェクト」~寄付つき商品の開発から

山口県共同募金会 ディベロップメント・オフィサー 久津摩 和弘

5.参加の力が運動を変える

大阪ボランティア協会事務局次長、共同募金改革モデル事業パートナー 永井 美佳
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2013年9月号(通巻488号):特集

《特集》自民党『日本国憲法改正草案』を読む。

 2013年7月の参院選が終わり、衆参両院で政権与党が過半数を占めることになった。
 今後、自民党による政策実施が加速されていくなか、とりわけ憲法の自主制定を目指す同党の動きは大いに注目をしていく必要がある。結党以来の使命と位置づけられる自主憲法の制定にむけて、昨年4月に発表された「自由民主党・日本国憲法改正草案」をひもとくと、わたしたちの市民生活や市民活動の推進に大きな影響を及ぼしかねない内容となっている。
 そこで「改憲草案」から特に懸念点の目立つ条文をピックアップし、各分野で市民活動の推進にたずさわる若手・第一人者から、「改憲草案」が市民社会、また市民活動におよぼす影響などについてコメントをもらうことで、市民活動サイドから改憲草案を読みとき、憲法について考えてみたい。

■ 現行憲法との対比から、改憲草案の条文を市民活動の視点でチェック

 (1)改憲草案第9条(安全保障~平和主義、国防軍、領土の保全)

   鬼丸 昌也さん(NPO法人テラ・ルネッサンス)

 (2)改憲草案第11~13条(基本的人権)
   後藤 浩二さん(スープの会)

 (3)改憲草案第21条(表現の自由)
   上田 假奈代さん(NPO法人こえとことばとこころの部屋)

 (4)改憲草案第24条(家族、婚姻等に関する基本原則)
   駒崎 弘樹さん(認定NPO法人フローレンス)

 (5)改憲草案第89条(公の財産の支出及び利用の制限)
   仁平 典宏さん(法政大学社会学部准教授)

■ 寄稿・我々が、憲法をもつ意味を改めて考えたい

   龍谷大学 政策学部教授 奥野 恒久さん
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2013年7・8月号(通巻487号):特集

《特集》いま「活動をやめたい」と悩んでいるあなたへ
先輩たちが送る〈お悩み相談〉一問一答




ボランティア、NPOの現場には、一生懸命に活動を進めるがゆえに
日々生まれ出づる「悩みの種」は尽きません。
今回特集では、市民活動の先達から、「迷える悩みの種」(ストレイ・シーズ!)を
「次につながる活動の芽」に育てるような六つの
アドバイスを寄せてもらいました。
ひとつでも、日々の活動の「悩みの種」を解きほぐすような
回答がありましたら幸いです。
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2013年6月号(通巻486号):特集

《特集》記憶の場の創出へ~東北発文化・芸術系市民アクション



■特集
『記録されたものしか、記憶にとどめられない』 佐野眞一
東日本大震災から2年、甚大な被害から物心両面で立ち直ろうとしても、なかなか日の目を見ない厳しい現実が横たわる東北各県。それぞれの地域に根ざした暮らしを日々守りながら、文学、美術、演劇、音楽、映像などの芸術活動を通して震災の記憶の場を創出し、繋げ、鋭い問題提起を突きつけている人たちがいる。
古より独自の文化、芸術を育み、受け継いできたみちのくの地で発信を続ける、文化・芸術系市民活動にスポットを当てた。
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2013年5月号(通巻485号):特集

《特集》特別対談 岡本榮一(ボランタリズム研究所所長)×鷲田清一(大谷大学教授、せんだいメディアワーク館長)



■特集
「〝ひらがな〟でしゃべりますね。難しいこと、嫌いですから……」「身体をある場所に置くことで哲学をはじめる」臨床哲学の提唱者として、日夜積極的な発言を続けている鷲田清一さん、ボランタリズム研究所所長の岡本榮一さん。2人の対談は、鷲田さんのこんなひとことから始まった。
ボランタリズム、現代のボランティア像、そして身体論……穏やかな語り口で、解りやすい言葉で話をすすめ、問題提起を投げかける鷲田さんの姿に、「哲学のフィールドワーク」の実践をみたような気になった。
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2013年4月号(通巻484号):特集

《特集》「つなぐ」から「つむぐ」へ-3年目を迎えた東日本大震災 学生ボランティアの「今」




■特集
東日本大震災の被災地において、学生が主体となって行うさまざまな支援活動が紹介され、高く評価されてきた。彼らの次なる課題は、被災地から遠く離れた自分たちが暮らす地域で何をすべきかを考えること。これは被災地で得たさまざまな縁を現地で「つなぐ」ことから、それを拡げて地元の活動へと発展させていく、すなわち「つむぐ」ことへの移行を示す。
今、学生たちの思いはどこに向いているのか? 学生独自の着眼点や考え方、そして取り組みについて、関西や九州といった地元でのいくつかの活動を紹介しながら考える。

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