光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

スペイン、集積フォトニクス向けに初の商用III-V半導体ファウンドリ立上げ

2022年10月10日 | 企業情報

スペインのVigo市に、SPARC (III-V Semiconductor Foundry and Advanced Photonics Research Center).、III-V半導体ベースフォトニクスの新しい最先端ファウンドリが開設される。
 この新会社は、ウエファ製造用の1.600 m2クリーンループ、研究センタで構成されている。研究センタは、顧客を支援し、完全認定済み製品を市場に出せるようにする。ファウンドリは、2023年後半の稼働を予定している。
 


 SPARCは、III-V半導体(GaAs、InP、GaN、‥)の可能性を十分に活かして、光、フォトニクス、高速エレクトロニクスに強く依存する、増え続ける市場やアプリケーションに適応することを目標にしてる。
III-V半導体は、UVから中赤外までの幅広い波長で、非常にコンパクトで効率的な光源、ディテクタの実現に使うことができる唯一の材料クラスである。したがって、SPARCは、光通信、ディスプレイ、照明、航空宇宙、自動車、バイオメディカル、センシング、量子技術を含む広範で多様な市場の大きな顧客基盤に対処する能力と容量を備えている。また、高速および/またハイパワーエレクトロニクスも同様にIII-V半導体技術が適したアプリケーションである。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
LFWJのニュース 

光技術や光産業の情報交流フォーラム
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世界最高速、1波長あたり毎秒2テラビット超の光伝送実験に成功 ~IOWN/6Gにおけるオールフォトニクス・ネットワークの大容量化・長距離化技術として期待~

2022年10月10日 | 新サービス

日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)は、世界最高速となる1波長あたり毎秒2テラビットを超えるデジタルコヒーレント光信号の光伝送実験(以下「本実験」)に成功しました。
 


 本実験では、NTTが独自に開発した超広帯域ベースバンド増幅器ICモジュールと、光送受信回路の歪みを超高精度に補償可能なデジタル信号処理技術との高度な融合により、世界で初めて、1波長あたり毎秒2テラビットを超えるデジタルコヒーレント光信号の送受信を実証し、毎秒2.02テラビット光信号の240km光増幅中継伝送実験に成功しました。
本成果は、従来の実用レベルの2倍以上となる波長当たりの大容量化と長距離化を両立可能なデジタルコヒーレント光伝送技術の更なるスケーラビリティの可能性を示したものであり、将来のIOWN(*)/6Gにおけるオールフォトニクス・ネットワークの実現につながるコア技術として期待されます。本技術の詳細は、9月18日からスイス、バーゼルで開催された国際会議ECOC2022(European Conference on Optical Communication)の最難関発表セッションであるポストデッドライン論文として発表されました。
(*)
IOWN:
NTTニュースリリース「NTT Technology Report for Smart World:What's IOWN?」の発表について   https://group.ntt/jp/newsrelease/2019/05/09/190509b.html


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